はじめに Windows10でLinuxを実行することができるWSL(Windows Subsystem for Linux)を使ってみたので、簡単にまとめます。 WSLとは? WSLはWindows10のOS上でLinuxの実行環境を実現するサブシステムです。単純にいうとアプリケーションとしてLinuxを実行できます。またWindows OSのAPIを使用した仕組みを提供しているので、Linux側からWindowsOSに対するファイルアクセスも可能です。本記事執筆時点では、Ubuntuの他、OpenSUSE、SLES(SUSE Linux Enterprise Server)などのディストリビューションがMicrosoft Storeからインストールできます。 (※)WSLを使用する場合は、Windows 10 バージョン1709(Windows 10 Fall Creators Upd