ミャンマーで隣国へ避難したロヒンギャの人たちの村の跡に軍が拠点を作り、避難民の帰還を妨げているという批判が上がる中、ミャンマー政府は一部の外国の報道機関に現地の様子を公開し、幹線道路や治安施設などの建設を進め避難民を受け入れる準備を進めていると反論しました。 こうした中、ミャンマー政府は18日までの2日間、NHKを含む外国メディアに現地の様子を公開しました。現地では幹線道路や住宅を建設しているとする工事が行われていたほか、整地された土地に新しい建物が並び、警察官が出入りしている様子が確認できました。 州政府の高官はNHKなどの取材に対し「避難民が再定住できるよう土地を整備し、安全確保のための治安施設を建設している」と説明し、人権団体の批判は当たらないと反論しました。 ミャンマー政府は避難民の帰還を受け入れる環境は整っていると主張していますが、避難民の多くは身の危険を感じ帰還をためらっていて