欧米で報告されているミツバチの群れがいなくなる「蜂群崩壊症候群(CCD)」に似た現象が神奈川県の三浦半島で相次いでいる。 CCDの原因は農薬やウイルス、ストレスなどが考えられるが、特定されていない。葉山町の養蜂家らは2月7日、町福祉会館でミツバチ失踪の原因を探る映画「みつばちの大地」の上映を計画、問題に一石を投じる。 県畜産課によると、セイヨウミツバチの働き蜂が大量にいなくなる現象は、県内では三浦半島に限られ、2013年7月に三浦市1か所で巣箱の群れ13群中4群が、8~9月には横須賀市と葉山町計6か所で133群中98群が姿を消した。昨年8~9月にも、横須賀市と葉山町計3か所で45群中44群のハチがほとんどいなくなる被害が確認された。県養蜂組合のまとめでは、昨年の県内被害額は約400万円にのぼる。 三浦半島では約10年前から被害が出ているといい、一つの群れに4万~5万匹いるはずの働き蜂が姿を
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