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ブックマーク / blog.agektmr.com (8)

  • パスキーの基本とそれにまつわる誤解を解きほぐす

    2023 年は文句なく「パスキー元年」になりました。非常にたくさんのサービスがパスキーに対応し、2024 年はいよいよパスキー普及の年になりそうです。 記事では、パスキーの基を振り返ったうえで、パスキーでみなさんが勘違いしやすい点について解説します。 2023 年は当にたくさんのウェブサイトがパスキーに対応しました。例を挙げます: Adobe Amazon Apple eBay GitHub Google KDDI Mercari Mixi MoneyForward Nintendo NTT Docomo PayPal Shopify Toyota Uber Yahoo! JAPAN もちろんこのリストですべてではないですが、これらだけでも、世界人口のかなりをカバーできるはずで、まさに大躍進と言えます。もしまだパスキーを体験していないという方がいたら、ぜひこの機会にお試しください。

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    ryshinoz
    ryshinoz 2023/12/20
  • パスキーとは何か、そしてその課題

    パスキーはフィッシングに強く、テクノロジーに詳しくないユーザーでも使いやすい新しい認証方式で、いずれパスワードを置き換えると言われています。この記事では、パスキーの基と、これからのウェブにとってパスキーがどういう意味を持つのかについてまとめてみます。 パスキーとは何か # 2022 年 12 月 9 日に GoogleAndroidChrome でパスキーがサポートされたとのアナウンスが出ました。Apple もすでに最新版の macOS Ventura、iOS / iPadOS 16 で Safari がパスキーに対応しています。 パスキーは AppleGoogleMicrosoft が協調して使う FIDO クレデンシャルの名前です。エンドユーザーのみなさんがパスワードの代わりとして認識し、直感的にログインできるよう「パスキー」というブランドとアイコンが決まりました。ウ

    パスキーとは何か、そしてその課題
    ryshinoz
    ryshinoz 2023/02/19
  • Spectre の脅威とウェブサイトが設定すべきヘッダーについて

    長い記事なので先に結論を書きます。 Spectre の登場で、ウェブサイトに必要とされるセキュリティ要件は増えました。具体的に必要な対策は下記の通りです。 すべてのリソースは Cross-Origin-Resource-Policy ヘッダーを使って cross-origin なドキュメントへの読み込みを制御する。 HTML ドキュメントには X-Frame-Options ヘッダーもしくは Content-Security-Policy (CSP) ヘッダーの frame-ancestors ディレクティブを追加して、cross-origin なページへの iframe による埋め込みを制御する。 HTML ドキュメントには Cross-Origin-Opener-Policy ヘッダーを追加して popup ウィンドウとして開かれた場合の cross-origin なページとのコミュニ

    Spectre の脅威とウェブサイトが設定すべきヘッダーについて
    ryshinoz
    ryshinoz 2021/11/02
  • パスワードの不要な世界はいかにして実現されるのか - FIDO2 と WebAuthn の基本を知る

    不正送金やアカウントの乗っ取りなど、パスワードが原因の事件が後を絶ちません。高齢者など、IT リテラシの低い人でも簡単かつ安全に自分のオンラインアカウントを管理できる世界が理想ですが、まずはパスワードの不要な世界を実現するのが先決であることは、これまでのインターネットの歴史で証明されたと言えるでしょう。そして、ここに来てパスワード不要なログインを実現する技術として注目されているのが FIDO (= Fast IDentity Online, 「ファイド」) です。そしてその FIDO をブラウザから利用できるようにするのが WebAuthn (= Web Authentication、「ウェブオースン」)。報道内容などからこれらは指紋認証を実現するもの、と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはちょっと違います。 WebAuthn に関しては、すでに数多くの記事が出ていますので

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    ryshinoz 2019/03/15
  • ウェブでの新しいお金の払い方 - Web Payments と Payment Request API について

    前回の記事では、フォームを最適化することでウェブの決済フローを改善するアイディアについて書きましたが、今回は新しい標準 API を使ったアプローチについて書きます。 見た目にも違いが分かりやすいものですので、まずはこちらをご覧ください。 デモはこちらからお試し頂けます (実際に商品を購入することはできません。また、クレジットカードなどの情報がサーバーに渡されることはありません)。 これまで使われていたフォームの代わりに、支払い専用のユーザーインターフェースが使われていることにお気付きと思います。実はこの UI はウェブサイトが用意したものではなく、ブラウザが提供するもので、サイト管理者はこれを呼び出すことにより、従来のフォームよりも手軽に、正確な支払情報をユーザーから提供してもらうことが可能になります。今回ご紹介するのはこれを実現する Payment Request API についてです。

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    ryshinoz
    ryshinoz 2017/09/08
  • Web Payments はなぜ避けて通れないものになるのか - ウェブでの新しいお金の払い方

    前回の記事で解説したように、Payment Request API によってウェブでの支払いにおけるユーザーエクスペリエンスは大きく変わる可能性があります。しかし、これが当にメインストリームになるのか、将来的に自分のサイトを対応させる必要性は出てくるのか?そんな疑問を持つ方は少なくないと思います。 僕はかなり高い確率で、今後ウェブ上でのほとんどの支払いが Web Payments を経由したものに変わっていくと予想しています。この記事では、その理由を説明していきます。 クレジットカードセキュリティ問題 # あなたはクレジットカードを紛失して再発行した経験はありますか? クレジットカードは紛失や盗難で番号が漏れて他人に知られてしまった可能性がある場合、カード番号を変更しなければなりません。番号が変わるということは、設定してある自動引落などが全てやり直しになってしまいます。その手続きの大変

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    ryshinoz
    ryshinoz 2017/08/25
  • なぜ Web Components はウェブ開発に革命を起こすのか

    ウェブアプリケーションのフロントエンドに関わる方なら、もう Web Components という 言葉を全く聴いたことがない方は少ないのではないでしょか。 すでに関連記事も数多く出回っており、実際に触り始めている方も多いと思います。しか し、なぜこれが革命的技術なのか、周囲の人に簡潔に説明できる方はどれくらいいるで しょうか?この記事では、それを試みていきたいと思います。 デジタル部品の流通革命 # ソフトウェア部品の流通に今、大きな変化が起きてきています。 数年前のオープンソース環境を覚えているでしょうか?レポジトリは集中管理型の subversion、リリースは zip、テストは手動。Issue の登録もプロジェクトごとにことな るバグ管理システムが使われていたため、とっつきづらかったでしょうし、パッチを送る のも面倒でした。 そんなオープンソースを取り巻く環境が、git や GitH

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    ryshinoz
    ryshinoz 2014/05/20
  • WebSocket のバイナリメッセージを試したら、ウェブの未来が垣間見えた

    長い記事なので、先に結論だけ書いておきます。WebSocketのバイナリメッセージ機能は、これまでのインターネットのあり方をひっくり返します。「そんなの知ってるよ」という方もいるとは思います。僕も理屈では分かってたつもりだけど、実際にアプリを作ってみて、具体的にそれを感じることができたので、ちょっと長いですがどういうことなのか説明してみます。 WebSocketとは # WebSocketは、HTML5関連の中でも特に注目を集めている技術の一つです。通常のHTTP通信であればクライアントからのリクエストなしにサーバーは応答しませんが、WebSocketを使うことでクライアントとサーバーの間で双方向の通信が可能となります。これを利用することで、今後様々なリアルタイム性の高いサービスを構築することが可能になるでしょう。 そんなWebSocketですが、これまで波乱の道を歩んできました。数年前か

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    ryshinoz
    ryshinoz 2012/03/10
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