車を売却することを考えた場合、買取専門店に持ち込むかディーラーに下取りに出すべきかで迷う人もいることでしょう。 一般的にはディーラーよりも買取店の方が高く売れると思われているようですが、必ずしもそうとは言えないようです。 たとえば、走行距離が15万kmを超えている15年落ちの車を、買取専門店に持ち込んでみてください。 よほどの人気車種でもない限り、査定額ゼロ円を提示されるに違いありません。 しかし、その同じ車をディーラーに持ち込むと、5万円の下取り額を提示してくれることがあります。 しかも、ほとんど車を見ることもなく(つまり査定をすることなく)下取り額を提示してきたりします。 ディーラーとしても、中古車としての価値がないことは承知の上で、あえて5万円という金額を提示してくるわけです。 それはいったいなぜでしょうか? 実は、ディーラーは本来であれば車を買い取ることで利益を出す必要はないわけで