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*流し読みとカフェインに関するrytichのブックマーク (3)

  • カフェインを摂り過ぎないために──本場イタリアの栄養士が勧める、コーヒーの代わりになる飲み物

    毎日31億杯のコーヒーが消費されているという世界において、その代替品を探すことはいい考えかもしれない。イタリアでは10人に7人が毎日コーヒーを飲んでおり、多くは自宅での消費を好んでいるという。 このデータは、コーヒー産業の振興を目的とする団体Consorzio Promozione Caffèが最近発表したもので、同じ調査では好みの淹れ方(カフェポッドシステム、モカ、エスプレッソマシンの順)や、何よりもなぜイタリア人がこれほどコーヒーに情熱を傾けるのかについても取り上げられている。イタリア人にとってコーヒーを飲むことは、精神力と肉体的エネルギーの補充(42.2%)であり、個人的な儀式(35.6%)であり、いいムードの醸成や社交のきっかけ作り(33.7%)でもあるそうだ。しかしコーヒーを楽しむうえで大切なのは、もちろん摂取し過ぎないことである。 「チョコレートやお茶など、カフェインを多く含む

    カフェインを摂り過ぎないために──本場イタリアの栄養士が勧める、コーヒーの代わりになる飲み物
  • 第6回 カフェイン(2)人類とカフェインの歴史

    【連載】松俊彦「身近な薬物のはなし」(6) はじめに 歴史学者川北稔の著書『砂糖の世界史』1の第5章扉絵には、17世紀に書かれた1枚の絵が挿入されています。その絵には、コーヒーカップを手にしたアラビア人、茶のカップを手にした中国人、そして、チョコレートのカップを手にしたアステカ人という3人の姿が描かれています(図1)。当時にヨーロッパで広まった3種類の飲み物を、それぞれの産地の人間として象徴的に表現しているのでしょう。 図1 コーヒー・茶・チョコレートそれぞれの産地を示す3人 この3つの飲み物には2つの共通点があります。1つは、いずれもカフェインという精神作用物質を含有していること、そしてもう1つは、砂糖との相性が非常によく、それゆえにヨーロッパで人気を博することができた、ということです。 近代以降のヨーロッパ社会は、ヨーロッパ以外の地域から伝来した、これらのカフェイン含有飲料を抜きに語

    第6回 カフェイン(2)人類とカフェインの歴史
  • 第5回 カフェイン(1) 毒にして養生薬、そして媚薬

    【連載】松俊彦「身近な薬物のはなし」(5) はじめに カフェインは、薬理学的には覚醒剤やコカインと同じ中枢神経興奮薬であり、その薬理作用はかなり顕著です。おそらく誰もが、コーヒーや紅茶を飲んだら、意欲や注意力、集中力が増したり、眠気や疲労感が緩和されたりといった、「ドラッグ効果」を経験しているはずです。 人類がカフェインと出会ったのは、アルコールと比べると、ずいぶんと最近の出来事です。興味深いことに、当初、物(カロリー補給源)としての役割を期待されていた酒とは異なり、コーヒーや茶といったカフェイン含有飲料は、最初から物とは明確に区別されてきました。そのことは、それぞれの飲み物の事との関係性から理解できます。「パンとワイン」といった慣用句表現からもわかるように、アルコール中飲料として料理と一体化しています。一方、コーヒーは完全に「後」の飲み物です。フレンチやイタリアンのディナー

    第5回 カフェイン(1) 毒にして養生薬、そして媚薬
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