私の父は板前、いわゆる和食の職人です。 小さい頃から父が調理場に立つのを見てきました。 同時に旅館の社長でもあったのですが、専ら調理ばかり。 早朝から魚市場に行き、仕込み、お客様の夕食まで。 365日休みなく働く父を見て、子供心に感謝はしつつも、 自分はこの仕事をしたくないと思っていました。 父は誠実で正直な人です。 私が車の仮免許を取った時、父が助手席に座り運転の練習に付き合ってくれたことがありました。 私がうっかり他人の家のブロック塀に、コツンと車を当ててしまったのです。 軽く当たっただけでしたので、車も、塀にも傷はつきませんでした。 そのまま帰ろうとしたら、父は車を降りて、ピンポンを鳴らしてその家の方にお詫びをしていました。 そんな父でした。 料理一本で来ていた父でしたので、経営という経営は出来ずにいました。 1990年代半ば以降、業績が悪化して、だんだん苦しくなっていきました。 私
わけもなく、身体も心も疲弊する。現代に生きる多くの人々がそんな経験をしていることだろう。うまく休めない、仕事とプライベートのオンオフがない、環境にストレスを感じるなどなど、きっと理由はそれぞれのはず。 今回ミュージシャンで、日頃からフリーランスの働き方に苦慮しているという入江陽に、大分県別府の鉄輪エリアを巡ってもらった。鉄輪は、別府でも最も温泉が湧き出る地域で、もともと長期間滞在して温泉療養を行う「湯治」の文化が色濃く残る場所。この地域で、仕事の合間に温泉でリフレッシュする「湯ワーキング」という新しい働き方に出会った入江は、自身の働き方や休み方、そして生き方をどう捉え直したのだろうか。 大きな悩みのひとつに、休みの取り方がわからないというのがあります。 ―今回、入江さんには別府の鉄輪エリアに行っていただきました。そもそも入江さんは地方出身ではないんですよね? 入江:そうですね。実家は新大久
毎月遠方から知人/友人が別府に遊びに来てくれる。深い仲だった人、飲み会で一度ご一緒した人、人ぞれぞれだが、別府を訪れる度にご連絡頂けて心の底から嬉しいです。今はお店の営業があったりするので中々ご案内することは出来ないですが、なんとか時間作りますのでお気軽にご連絡ください。 久々に別府を訪れた学生時代の友人を案内していて、「あのお店も無くなっちゃったんですね。」という話になった。ぼくらが青春時代を過ごした名店が、続々と閉店してしまっている。理由はそれぞれではあるが、大半の理由が「高齢化」。寂しい思いもあるけれど、ここまで頑張ってくれたお店の方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。 この流れは、ぼくが別府へ移住する1〜2年前くらいから顕著に現れているように思う。キッカケは、足繁く通う店の大将が言った「再来年で店を開けて50周年になる。それを機に店を畳もうと思う。」という発言だった。 「50年」という
株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下 MRI)では、社会課題の解決策を共創・実現するためのプラットフォーム「未来共創イノベーションネットワーク」(INCF)を運営しています。 昨年来、INCF活動の一環として、新しい働き方の形態「ワーケーション」に着目し、大都市圏で働く人材への成長機会提供と地域発イノベーション創出を組み合わせたプログラムの開発、事業化の可能性について検討を行ってきました。
温泉といえば、おんせん県の大分県。大分の温泉と言えば、「別府」! 温泉地の中の温泉地・別府に、ADDress新規拠点がオープンしました。 「今日は疲れたから、家に帰って露天温泉に入ろうか」 なんて粋なことが言えてしまう、大分初のADDress拠点です。 もちろん24時間入りたい放題。外出から遅く帰宅しても、朝早く起きてリフレッシュしたいときも、露天温泉が心身ともに癒してくれること間違いなし。 ADDress別府の温泉は、鉄輪温泉(かんなわおんせん)です。鉄輪温泉は別府八湯の一湯です。昔から湯出量の多い地域とのこと。 昔風情の民宿の中にあるADDress拠点温泉推しの別府なので、別府八湯のADDress拠点以外の温泉も、せっかくなので試してほしいです。「地獄」とよばれる7つの温泉噴出口を巡るのが、別府温泉観光の定番となっています。 ついつい温泉の話ばかりになってしまいましたが、ADDress
BEPPU PROJECTは「ソーシャルビジネス」である【連載】「ビジネス」としての地域×アート。BEPPU PROJECT解体新書(1) BEPPU PROJECTは、『混浴温泉世界』『国東半島芸術祭』『in BEPPU』などアートフェスティバルの企画・運営や地域産品のプロデュース、企業へのコンサルタント業務など、アートやクリエイティブを軸にさまざまな活動を展開しています。その発起人であり、代表理事の山出淳也が、アートと地域を接続する活動について語り、よりよい未来を考える連載。 第1回目は自己紹介を兼ねて、自身のこと、そしてBEPPU PROJECTの事業展開やビジョンをご紹介します。 構成:田島怜子(BEPPU PROJECT) 山出淳也 NPO法人 BEPPU PROJECT 代表理事 / アーティスト 国内外でのアーティストとしての活動を経て、2005年に地域や多様な団体との連携に
◇ 【6月17日 追記】おかげさまで第1目標の100%突破しました! ◇ 【6月17日 追記】 みなさまのおかげで第1目標の100万円を突破いたしました! 本当にありがとうございますm(_ _)m 明日よりリターンの発送を開始しますので、到着までもう少々お待ちくださいませ! そして、実はここからが大事なんです! 実はこっそりと目指していた最終目標は200%の200万円! 100%を超えましたが、「鷹来屋 STRIPE 限定生酒」や 「かくうち ご利用券」は何度もお申し込みいいただけます! さらに「かくうち ご利用券」は来年2020年の7月末までご利用可能です! 引き続き応援・ご支援をよろしくお願いします!!! ◇ ご挨拶 ◇ はじめまして!プロジェクトオーナーの丸田 晋也と申します。 大分県大分市に生まれ、中学・高校時代はダンスや演劇などエンターテインメントに関わる活動を行っていましたが、
CULTURE | 2018/04/24 アートへの想像力と行動力で別府という街を変えた男|山出淳也(BEPPU PROJECT)【後編】 前編では、大分県別府市でアートNPOをはじめたきっかけや、アートに目覚め、世界を舞台に転戦するアーティスト時代のことを語... 前編では、大分県別府市でアートNPOをはじめたきっかけや、アートに目覚め、世界を舞台に転戦するアーティスト時代のことを語ったBEPPU PROJECT代表の山出淳也氏。後編では、ソーシャルベンチャーとしてのアートNPOの取り組みや、アートを起点とする多角的な経営手法、マネタイズなどについて語ってもらった。 聞き手・文・米田智彦 構成・写真:神保勇揮 ソーシャルベンチャーとしてのアートNPO 「別府タワー地蔵」西野達 in 別府 (C)混浴温泉世界実行委員会 (C)Mixed Bathing World Committee ーー
CULTURE | 2018/04/23 アートへの想像力と行動力で別府という街を変えた男|山出淳也(BEPPU PROJECT)【前編】 日本有数の温泉地として知られる別府。その湯の街を活動拠点とするアートNPO、BEPPU PROJECTの代表である山出淳... 日本有数の温泉地として知られる別府。その湯の街を活動拠点とするアートNPO、BEPPU PROJECTの代表である山出淳也氏は、国際的なアーティストとして活動してきた経験を活かし、別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』(2009年、2012年、2015年)や『国東半島芸術祭』(2014年)など、さまざまなプロジェクトを世に送り続け、オノ・ヨーコをはじめとする世界的なアーティストたちの作品を展示してきた。また、BEPPU PROJECTは芸術祭を開催するだけでなく、「別府市中心市街地活性化協議会」の一員として別府の市街地の店
ネット保険創業者から大学学長へ。ライフネット生命の創業者出口治明氏が、2018年1月に立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任する。日本生命保険を退職し、11年前にインターネットを活用した生命保険会社をゼロから立ち上げた出口氏は国際色あふれる同大学をどうけん引するのか。出口学長の就任に関わったAPUの今村正治副学長とともに話を聞いた。 日本生命では海外畑や経営企画など幅広く担当し、その後、インターネットの時代に向き合ってライフネット生命を創業されました。大企業からベンチャーまで実業界を歩いて来られた出口さんが、次の活躍のフィールドに「大学」を選ばれたということで驚きました。どのような経緯で学長就任が決まったのでしょうか。 出口:9月頃だったかと思います。何名かの方から「出口さんを推挙しました」というお話を頂いたのです。当初は一体何の話かとキツネにつままれたような感じでした。お話を聞いて
温泉を浴びながら遊園地を楽しむというネット上の架空の話から始まった「湯(ゆ)~園地(えんち)」が29日、大分県別府市の遊園地「別府ラクテンチ」に開園した。大勢の客が訪れ、ボランティアが運営を支えた。うだるような暑さの中、目玉のジェットコースターは最大3時間待ちの大行列ができた。 開園の午前7時、メインゲート前には約100人の客が集まった。東京から一番乗りした夫妻は「感動した動画の世界を肌で感じようと、駆けつけた」。ぬれてもいいようにTシャツや水着に着替え、風呂あがりのように白いバスタオルを巻く客も目立った。 用意された12のアトラクションのうち、実際に八つに温冷泉が使われている。 ジェットコースター(24人乗り)は、座席に温泉水を入れると重量制限を超えるため、温泉成分を含む植物性オイルの泡を開発して注いだ。動き出すと、かんきつの香りがする泡を飛ばしながら、疾走していた。浴槽つきメリーゴーラ
このプロジェクトは、2017-02-09に募集を開始し、3,638人の支援により33,966,585円の資金を集め、2017-04-10に募集を終了しました “遊べる温泉都市構想”の第一弾として「湯〜園地」計画動画を発表した別府市。youtubeでの動画100万回再生時には「湯~園地を実現する!」と公約してしまった長野市長!!まさかの100万再生達成でやらざるを得なくなったこの計画‥皆さんの力でもっと面白くしたい!!! 湯~園地計画、最終日に3,000万円のストレッチゴール達成で終了いたしました!! ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます!! 2017年2月10日〜4月10日の2ヶ月間に集まった支援金は総額33,966,585円! 本日12日、別府市役所にて記者会見を行いました際の、別府市今後の発表と市長からのコメントをお届けいたします。 まずは・・ 別府市長 長野 恭紘(な
中心市街地の空洞化によって、日本の多くの商店街が抱えるようになったシャッター通り問題。しかし、地域ならではの知恵を絞ったユニークな取り組みで、元気を取り戻した街の話題もちらほらと聞こえてくる。今回取材に伺った別府駅北高架商店街も、自然と人が集ってくる素敵なにぎわいをもった商店街のひとつだ。 一軒のカフェからはじまった商店街のつながり 九州でも有数の温泉地として知られる別府。その駅前からちょっと離れた場所にある北高架商店街。もともとは、飲食街としてにぎわっていたそうだが、駅前にできた大型店や駐車場によって、駅からのつながりを分断されたこともあり、数年前まではその半数のシャッターが締まったままの商店街だった。 そこに、2011年4月オープンしたのが商店街入口に面した「CUE CAFÉ+(キューカフェ)」だ。この高架下は、周辺の住民にとって駅までの近道であるものの、当時はあまりの暗さに遠回りする
IROHA GRAND HOTEL 【いろはグランホテル松本駅前】コラボパートナーになってホテル... 詳細を見る
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