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食べること。生命を維持するのに欠かせないだけでなく、日々の楽しみでもある。そんな「食」の背後にどんな歴史があり、どんな技術が注ぎ込まれているのか、私は格別に考えることもなくこの楽しみをただ味わってきた。本書『戦争がつくった現代の食卓』の翻訳に携わってはじめて、自分が日ごろ慣れ親しんでいるさまざまな食品を生み出した研究や開発の試みの数々を知り、その恩恵に感謝するとともに、食卓を彩るアイテムにひそむ問題にも気づかされた。 著者のアナスタシア・マークス・デ・サルセドは、自称「アメリカのフードライター界の悪女」。食品業界の欺瞞を暴く記事でネットを炎上させたこともある。幼いころから料理が好きで、結婚してからは家族のために腕を振るい、子どもが学校に通うようになればカフェテリアの昼食を嫌って弁当づくりに力を注いだ。しかしフードライターの仕事を始めて食品科学の知識が増えたサルセドは、自分が自信たっぷりにつ
グローバル化の深化に呼応するように、世界の不確実性が増している。大勢の予想に反してトランプ大統領が誕生し、未来永劫続いていくかと思われたシャープや東芝のような大企業までもが突如として存亡の危機に陥り、多くの人が憧れる花の都パリでも悲劇的なテロが発生した。当たり前のものと考えていた日常が、どれほど脆弱なものなのかを思い知らされる。ある日突然襲い掛かる不確実性に、わたしたちは無力なのだろうか。 この本は、そんな不確実な世界を生き抜くための知恵を与えてくれる。その知恵とは、より多くのデータを集め、最新のAIを駆使し、より正確に未来を予測することではない。リスク研究の専門家である著者タレブは前著『ブラック・スワン』でも、 「重大で希少な事象のリスクを計算したり、その発生を予測することはできない」と喝破している。1000年に1度の大地震のように稀にしか起こらず致命的に大きな影響を与えるイベントは、予
物質がいかに生物になるか、その精妙なプロセスを垣間見ることができるスゴ本。 ヒトの体には、60兆個の細胞があり、それぞれ80億個のタンパク質を持っているという。本書は、細胞というミクロコスモスで繰り広げられるタンパク質の、誕生から死までを追いかけると共に、品質管理や輸送のメカニズム、プリオン病やアルツハイマー病といった構造異変による病態を紹介する。今までバラバラだった知識がつながるとともに、既知で未知を理解することができて嬉しくなる。 いちばん大きな収穫は、DNAの遺伝情報から複雑なタンパク質ができあがる仕組みを知ることができたことだ。タンパク質を構成する要素は、アミノ酸だ。アミノ酸は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持った化合物で、わずか20種類でタンパク質を構成している。 では、どうやってアミノ酸を並べることで複雑な機能を持つタンパク質ができあがるか? 本書を読むま
結論: アマゾンの「バックオーダー発注」廃止は、流通改善に名目を借りた正味戦争の宣戦布告である。この戦争に敗北し、多くの出版社が個別直接取引(e託)に応じてアマゾンのみに特恵条件を与えることは、破壊的な状況をもたらす。 また、直接取引をしたところで流通が改善するという保証はない。アマゾン依存度が上がるほどに、苛烈な「ご提案」に逆らえない状態となる。 在庫ステータス管理の問題は、業界が抱えつづける課題ではあるが、このアマゾンの施策とはほぼ関係ない。 長くなってしまったので、結論を先に書いた。これに納得できた人は、この先は読まなくてもいい。そうでない人、「僕と契約してe託出版社になってよ」と囁く声に揺れている人に向けてこれを書く。 その提案書には、いくつもの重要な点が省かれているからだ。 取引正味の現状 現在、出版業界の正味標準は以下のようになっている。 出版社から取次への引渡
TOPICS Business/Essay 発行年月日 2017年05月 PRINT LENGTH 288 ISBN 978-4-87311-802-4 原書 Elastic Leadership FORMAT PDF 複雑で変化の激しい問題に取り組みながら成果を出すチームとは、学習するチームであり、自己組織化されたチームです。そうした状態へとチームを導くには、どのようなリーダーシップが求められるのでしょうか。本書は「エラスティックリーダーシップ」というリーダーシップモデルをもとに、チームを学習する力のある自己組織化された状態へと育てる方法を解説します。 リーダーシップのスタイルをどのように使い分けるべきか。チームに学習することを学ばせるための時間の使い方とは。メンバーが真のコミットメントを示すための言葉遣いとは――。チームをより良くする実践的なヒントが詰まっており、チームリーダーやマネー
アイデア大全 単行本(ソフトカバー)336ページ 判型:A5変形 寸法: 21 x 14.8 x 2.5 cm 出版社: フォレスト出版 ISBN-10: 4894517450 ISBN-13: 978-4894517455 発売日: 2017/1/21 書き下ろしです。 タイトルどおり、アイデアのつくり方、発想法の本です。 このトピックに関する限り、知ってることは全部書いたので、ブログでおなじみのトピックも、一度も書いてないことも、すべて盛り込みました。アイデア、発想法関連の集大成になってます。 無名の新人ですので、情報拡散や感想、書評などでご支援いただけると幸いです。 読者予定者の方へ 表紙も背表紙も小口もページもみんな黄色です。 リアル書店での捜索にご利用ください。 この本を読んで欲しい人 想定読者は、いままでの考え方を変えたい人やアイデアを必要としている人ですが、実は、発想法なんて
茂木健一郎 @kenichiromogi ぼくは、高校の時、推定30冊くらい英語の原書読みました。最初はむちゃぶりでした。ふり返って、必要だったと思います。今、いろいろな高校に行っても、原書一冊でも読んでいるやつ、一学年に一人くらいしかいません。日本の英語教育は、ナンセンス。いつまでも教習所ぐるぐる回っている。 茂木健一郎 @kenichiromogi 昨日、千葉大の学生200名くらいに、「原書1冊でも読んだことある人?」って聞いたら、10人くらいだった。そのうち一人だけが、10冊くらい読んだことがあると答えた。ここに日本の英語教育の根本問題がある。 茂木健一郎 @kenichiromogi にま(5)早稲田の国際教養で授業を始めた一年目。講義中に、英語の本を紹介したら、次の週までに全部読んできた学生がいた。大いに驚いて、君、どこの高校、と聞いたら、スイスの寄宿舎学校だという。それで、日本
以前、機械学習や統計に関する情報収集についてまとめました。今日はその続きというか補足で、データ分析に役立つ無料で読める Python E-book をまとめました。 ここにある PDF を取り敢えず手持ちのタブレットか PC に突っ込んでいつでも必要なときに参照すると良いでしょう。毎回 Google 検索しても良いですが、確実に理解しておきたい基礎となる知見はやはり書籍で持っていたほうが安心です。 プログラミング言語 まずは Python 3 本体です。 Free Python Books http://www.onlineprogrammingbooks.com/python/ 上記からさまざまな Python の書籍を無料で閲覧することができます。中には少し古い Python 2 の書籍も混じっていますので、どのバージョンの Python を対象にしているか気を付けたほうが良いでしょう
いま Ruby をやってるひとなら、オブジェクト指向設計を学ぶ・復習するのに最適な本だと思う。まさに実践ガイド。一度身につけておくと、言語問わずに使える知識。すぐに仕事に活かせてとても役に立ったと感じた。 こんなひとにおすすめ 自分がそうでしたという意味で。 オブジェクト指向設計はなんとなく知ってるけど実践のイメージが湧いてない オブジェクト指向設計というと継承の親子関係のイメージしか浮かばない 実装をしながら「いいと思って書いてるけど、これは本当にいいのかな…」と迷うことが多い とくに Rails を使っていて設計や実装に迷うことが多い 「Rails における良い設計」の表面的な部分に振り回されている気がする オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方 作者: Sandi Metz,?山泰基出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 20
我々の時間についての遠近感は、時としてとんでもなく歪むが、それに気付く機会があまりない。 だから、何か一つの事項について年表をつくると、背筋が伸びるかのように、縮んでいた時間感覚を修正できる。 自分の経験だと、自分が生まれる前の、近現代あたりが、かなりアバウトにいっしょくたにされていることが多い。サルトルの『嘔吐』がベストセラーになるのはもっとずっと後のように思っていたが、実際は1946年である。 これは周りに質問してみるといい。世代によっては「70年代あたり」に「サルトルがブームだった」となってたりするので、自分と違う世代の人と質問し合うとおもしろい。 ベストセラーの悪口をいうにしても、ファクトを整理しといた方がいいと思って作った私物くさいリストであるが、いろいろツッコミどころや「発見」のしどころがあると思うので公開してみる。 現在に近づくほど、これまた私見だが、ベストセラーとして並ぶ本
人間の本性は、私たちを暴力へと促す動機――たとえば捕食、支配、復讐――をもちあわせているが、適切な環境さえ整っていれば、私たちを平和へと促す動機――たとえば哀れみ、公正感、自制、理性――ももちあわせている。 ーースティーヴン・ピンカー『暴力の人類史』 本書は、Everett Carl Dolman, can science end war? (first published in 2016 by Polity Press) の全訳である。著者エヴァレット・カール・ドルマンのプロフィールについては、本書の「はじめに」でご本人が紹介しているとおりだが、それによると冷戦時代に成長したことがキャリアのスタートに大きく影響したのが察せられる。人類を核戦争の破滅から救う道として若い日に科学に希望を見出した著者だが、軍隊に籍を置き、他分野の見識を身につけた今日、「科学は戦争をなくせない」と断言する。なぜ
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