2009年7月中旬に来日したグーグル創業者のラリー・ペイジ氏が、日本のメディア数社によるグループインタビューに応じた。このインタビューに参加した菊池隆裕日経コミュニケーション副編集長の質問に答え、ペイジ氏は企業使命(ミッション)の見直しを進めていることを明らかにした。(構成:菊池 隆裕=日経コミュニケーション) グーグルには、広く知られた企業使命(ミッション)がある。 「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスでき、使えるようにすること」──。 これまで、新しい技術やサービスを発表するたびに、多くのグーグル社員がこの言葉を口にしてきた。そこで、この目標がどこまで達成できたと考えているのか、ペイジ氏に尋ねてみた。 「世界中の情報を整理する」という目標に対して、我々の取り組みはまだ初期段階にある。人々が本当に望む情報を提示するには、世界中のすべてのことを把握し、人々の質問を正確に理解し、最
![グーグル 次の一手-「今、ミッションの更新を考えている」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)