株式会社YE DIGITALは1月25日より本社ショールームにおいて、九州工業大学が研究をすすめるトマト収穫ロボットを展示することを発表した。 九州工業大学 トマト収穫ロボットの取り組み 現在、国内の農業従事者の平均年齢は上昇、高齢化と人手不足が課題となっている。栽培されている野菜の種類はいろいろあるが、トマトの栽培は比較的、労働の負荷が高いと言われている。生産設備の整った菜園の場合広大な面積で栽培され、ハウスの中は高温・多湿。さらに実が傷つきやすく、熟れ過ぎるとすぐに破裂してしまうなど、他の野菜に比べて比較的に作業時間が長い上に、管理の手間がかかる。 九州工業大学はトマト収穫ロボットを用いた課題解決に2014年から取り組み、実証を繰り返しながらロボットアームや収穫ハンドの改良、トマト検出向上に向けたセンシングシステムの向上など、ハードウェアとソフトウエアの両面から、アプローチを続けている