この度、日本デザインコミッティーでは、第687回デザインギャラリー1953企画展といたしまして、「みつばち先生 鈴木輝隆展」を開催いたします。 日本各地(ローカル)には、さまざまな産業があり、それに関わるさまざまの人々がいます。しかし、デザインが 今ひとつだったり、情報発信力に乏しかったりすることで、その産業や産物が世の中から見逃されてしまうケースも多々あります。 今回開催する展覧会は、そうした見逃されてしまいそうな地域(ローカル)に “咲いている花” を素早く見つけ出し、それらを優れたデザイナーやアーティストといった “才能” と的確に出会わせ、双方に稔りのある結果をもた らすことを仕事とする、鈴木輝隆氏をクローズアップします。 ミツバチは花々の間を飛び回り、受粉することで、稔りをその植物にもたらしますが、鈴木氏の役割は正に、このミツバチのごときものです。鈴木氏が1980年代から携わり、