パソコンやタブレット端末にインストールして使えるインドネシア語─日本語の電子辞書「尾崎辞書」の収録語数が48万語を超え、50万語に達する勢いだ。約50年にわたりインドネシアと付き合ってきた元駐在員の尾崎賢悟さん(68)は1990年に辞書編さんを開始。退職後もインドネシアに滞在し、1人で辞書作りに取り組んできたが、「インドネシア生活最後の年」となることしはラストスパートを掛ける。 90年に編さんを開始した尾崎辞書は現在バージョン10。接頭語や接尾辞を理解していなくても、そのまま単語を入れるだけで検索できる。ウィンドウズ対応のパソコンにインストールすると、ウェブ上の単語にカーソルを置くだけで意味を検索できる。 利便性や収録語数などが評判になり、インドネシア語を学ぶ多くの人に利用されてきた。使用者には翻訳を手がける人も多く、インドネシア語学の大家で東京外国語大学の佐々木重次名誉教授にも頻繁に引用
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