オブジェクト指向設計原則-(1)クラス設計に関する原則 前回はオブジェクト指向言語の3つの特徴について述べさせていただきました。 カプセル化(Encapsulation) 継承(Inheritance) 多態性(Polymorphism) 上記の特徴は一般的なオブジェクト指向言語の初学書においても触れられていることが多いのでご存じの方も多かったかもしれません。 そこで、今回以降3回にわたってもう一歩踏み込み、「オブジェクト指向設計原則」について触れさせていただきます。 今回はこのうち、「クラス設計に関する原則」を取り上げます。 11のオブジェクト指向設計原則 オブジェクト指向設計原則は、オブジェクト指向言語を用いた設計・開発を行う際に有用となる概念原則集であり、 Robert C. Martin氏、Bertrand Meyer氏、Barbara Liskov氏等を中心とする様々なコンピュ
オブジェクト指向設計―はじめに― オブジェクト指向、今さらながらのテーマですが、改めて再考してみたいと思います。 弊社はシステムベンダーでありますので、よりよいシステムをお客様にご提供できるよう日々研鑽を重ねています。 弊社は主にMicrosoft様の.NET Framework環境においてC#言語を中心としたシステム開発を行っておりますが、拡張性に富んだ柔軟性の高いシステムを製作するには、業務・技術の背景、基礎となる考え方をしっかりと習得したうえで臨まなければならないと考えております。 そして、システム開発技術の基礎・背景という観点からは「オブジェクト指向の考え方・設計原則」は避けて通れない、開発者全員が共通言語として理解している必要のある領域だと考えており、社内の新入社員研修等でも過去何度となく取り上げているテーマであります。 技術系コラムを開始するにあたり、まずは基本に立ち返り、これ
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