11月1日、SAPは英国エネルギー市場におけるSAP AMIおよびHANAの活用状況に関する説明会を開催した。日本とは状況の異なる英国市場での状況ではあるが、一足先にスマートメーターの全戸配布を実現しそうな英国の状況は日本よりも進んでいる面もあり、参考になりそうだ。 英国での状況とHANAの関係 英国では、2020年を目標に全世帯にスマートメーターの配布を完了する計画で、現在はロードマップに沿って段階的に導入が進められているという。現時点ではおよそ1,000万世帯にスマートメーターが配布済みで、スマートメーターによる遠隔検針と従来型の人手による検針が併用されている状況だ。 説明を行なったSAP UK & Ireland Limitedのユティリティ業界プリンシパルのマイケル・ルイス氏は以前の英国のエネルギー企業の状況について、「法的に義務づけられた検針回数は年2回なので、各企業はこの検針に
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