文書の扱いを効率化すべく電子文書化による管理手法が登場して久しい。しかし、電子文書は慣れ親しんだ「紙」とは異なり、ITリテラシーによって利用のしやすさに差が生じるため、必ずしも全員がメリットを享受できるわけではない。その中で富士ゼロックスは、「紙の持つ価値」を電子の世界で実現する挑戦を続けている。ドキュメントハンドリング・ソフトウエア「DocuWorks」は15年以上にわたって全国のユーザーから多くの支持を獲得し続けてきた。 電子化された情報は検索や再利用が簡単容易であり、物理的な保管場所を最小限にできるなど、紙に記録された情報と比べて多くのメリットがある。しかし、情報を整理したり、管理したりするためにはソフトウエアを利用しなければならず、取り扱いに慣れる必要がある。利用者によっては、電子化された情報の利用はストレスに感じる場合もある。一方、紙は、情報を伝えたり残したりするためのメディアと