このコラムについて 日本企業が大きなイノベーションを産み出せなくなって久しい。この20年間、企業は「イノベーションのジレンマ」を超えられず、泥沼に向かうスピードを加速させているようだ。そもそもイノベーションとは「意味が分からない」「今までなかった」「実現可能」という特徴をもった製品なりサービスを生み出すことだ。それは、ユーザーの究極の課題を発掘し、先入観を崩して、解決策を考案した結果出てくるもの。偶発的ではなく、公式化できるものだったのだ。どうやるのか。考え方、方法論についてケースを交えて提示していこう。同時に、イノベーションをけん引する人材・組織についても考えていく。 記事一覧