近年、手軽に飲めるペットボトル入りの緑茶やウーロン茶などの出現で、麦茶の「身近な飲み物」としてのポジションが、相対的に落ちてきている感じは否めない。 コンビニの売り場を見てみても麦茶はかなり肩身の狭い状態だ。 しかし、麦茶ってそんなに出来ない子だったかなぁ。 いや、もっと出来る子のはずだ。 麦茶のポテンシャルを最大限に引き出してやりたいと思う。 (西村まさゆき) ところで、麦茶ってなんだろう 麦茶の潜在性を引き出すにあたり、まず麦茶について考えてみた。 ウィキペディアによると、麦茶は茶葉を使用しないので厳密に言えば「お茶」ではないらしい。さらに麦茶は、カフェインを含まないため、妊婦や幼児の飲み物として最適なのだという。 自らを「お茶」と偽る欺瞞の裏には、妊婦や幼児への優しさが隠されいたのだ。たぶんこの原稿を書くのが1ヶ月ぐらい早ければ伊達直人に例えてたはずだ。 欺瞞に満ちた優しい飲み物・麦