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  • 清原和博 独占手記|執行猶予が明けるのが怖かった──薬物依存症との1595日|文藝春秋digital

    逮捕から4年4カ月──6月15日、覚醒剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた元プロ野球選手・清原和博氏の執行猶予が明ける。清原氏は「この4年間で最も大きな出来事は、ふたりの息子と再会できたことです」と明かす。地獄を見た“天才打者”が、再生への軌跡を語った。/文・清原和博(元プロ野球選手)変わったという実感がない最近は人に会うたび「もうすぐ執行猶予が明けるね」と言われます。じつはそれが嫌で仕方ありません。 ぼくは2016年5月31日に覚せい剤取締法違反によって懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けました。 その刑の効力が消滅するのが6月15日の午前0時0分です。 逮捕されて以来、ずっと暗いトンネルの中にいるようだったこの4年間、その日がくれば何かが変わるのではないかと思ってきたのは事実です。でも今は正直、執行猶予が明けるのが怖いんです。 なぜなら自分が変わっ

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    saavedra
    saavedra 2020/06/12
  • 「感染症の日本史」~答えは歴史の中にある|磯田道史“誌上特別講義”|文藝春秋digital

    新しい感染症は人類を何度も襲ってきました。「歴史」を参照すれば、教訓が得られ、取るべき対策の知恵も出るかもしれません。 生前の速水融先生と「我々日社会を襲うリスクとは何か」という話をしたことがあります。「ウイルスのパンデミックが最も恐ろしい」というのが、先生の結論でした。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツも賢い。これに気づいて莫大な資産をこの対策に投じています。パンデミックに他人事はなく、アフリカの不幸が全人類の不幸になるのは、エイズ蔓延で経験済みです。 石弘之氏とも、3つの「危機」について雑談したことがあります。第1は「ウイルスのパンデミック」、第2は「火山の破局噴火」、第3は「津波」です。このうち、最も確実にやってきて、最も多くの死者を出すのは、「ウイルスのパンデミック」です。 「火山の破局噴火」は、1万年に1回ほどの頻度で日で起きていて、九州ひとつを焼く破壊力がある。100年生き

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  • 「MMTは卓論か愚論か」MMTは主流派経済学の最大の急所を突いた|文藝春秋digital

    1つのテーマで対論を読んで思考力を鍛えよう。このコラムのテーマは「MMTは卓論か愚論か」です。 ★対論を読む 文・中野剛志(評論家) 2019年、経済を巡る最大の論点は、間違いなくMMT(現代貨幣理論)であろう。もっとも、主流派経済学者や経済評論家のほとんどが、MMTを否定し、支持を表明した者は筆者を含め僅かに過ぎない。にもかかわらず大論争になったのは、MMTが主流派経済学の最大の急所を突いたからだ。というのも、MMTは、主流派経済学が前提とする「貨幣」の概念が間違っていることを暴露してしまったのだ。 「貨幣」を誤解している経済学が、正しい経済政策を導き出せるはずもない。事実、主流派経済学に基づく経済政策は、2008年の世界金融危機を看過し、その後の長期停滞に対しても無力であった。MMTに期待が集まったのは、主流派経済学の信用失墜の裏返しとも言える。 その主流派経済学の「貨幣」観というのは

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