米ディズニーは12月2日、フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド内のアトラクションの「スプラッシュ・マウンテン」を2023年1月23日に閉鎖すると発表した。同社は、今から約2年半前に、この乗り物の人種に関する描写が差別的であるとの批判を受けて、閉鎖を発表していた。 カリフォルニア州のディズニーランドは、まだ閉鎖時期を発表しておらず、「後日、追加情報を共有する」と2日に述べた。 ディズニーが最初にスプラッシュ・マウンテンを閉鎖すると発表したのは2020年6月のことだった。当時は、その前月に発生したジョージ・フロイド殺害事件を受けて人種差別に反対する抗議運動が拡大し、この乗り物が黒人の歴史に誤解を生むとの指摘があがる映画「南部の唄」をモデルに建設されたことが批判を浴びていた。 ディズニーは、アトラクションのテーマを映画「プリンセスとカエル」に変更し、ティアナ姫と相棒のルイがマルディグラの祭