最近日本では、タブレットやコンピューターを使った学習サービス(eラーニング)の導入が急速に広がっている。例えば佐賀県では、今年の新入生から県立高校の全ての生徒に対して1台ずつ学習用コンピューターを導入すると同時に、デジタル教材の整備にも着手している。また、佐賀県武雄市では今年4月、市内11小学校の生徒全員にタブレット端末を無償で配布した。 以前、日経ビジネスオンラインの記事「『自分から勉強できる子』に育てることは可能か?」に書いたように、eラーニングは従来の学習方法と比べて以下の利点がある。 1つ目は、それぞれの生徒の理解度にあわせたレベルで学習指導ができるため、理解が遅れている生徒も気後れすることなく学習に取り組める。2つ目は、学習時間と学習場所に自由度があり、自宅からオンラインの教材に自由にアクセスして学習することができる。 3つ目は、個々の生徒の学習行動や成績のデータから、つまずいて
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