ブックマーク / nakamorikzs.net (20)

  • 『かんなぎ』騒動で思ったこと - 空中の杜

    前回、アニメとテレビの関係に関して書いたら、現在話題になっている『かんなぎ』騒動についての話題が出てきたので、この機会にちょっと思ったことを書いておきます(このあたりのことってどうも斜めじゃなく直線視点になるので、きっかけがないと書きづらいってのもありますし)。 ■参考:美少女キャラ“非処女発覚”にファン暴走、人気漫画「かんなぎ」無期限休載に 私はアニメの『かんなぎ』を見ていないので、ネットで拾った情報のみとなります。ご了承ください。あと、個人的に作品内のキャラが非処女かどうかなんてことはどうでもいいので、これも殆ど触れません。 思想の自由と迷惑行為の境目 あれを見て思ったことのひとつめ。別に個人が作品を見てどう思うかは、それぞれの自由だと思います。それこそ面白いからつまらないまで。ですので、あのかんなぎの一件でどう思おうと、それは個人の自由でしょう。また、2chやブログなどで書き込むのも

    『かんなぎ』騒動で思ったこと - 空中の杜
  • テレビがアニメに対して優しくなる日は近いか - 空中の杜

    このようなニュースがありました。 ■キー局まで広がった“パチンコ広告依存”:NBonline(日経ビジネス オンライン) パチンコのCMだよりになるほど、テレビ局にCMが集まっていないというニュース。 さて、パチンコのCMが増えたのは、 TBSでは4〜9月期のスポットCM売り上げ実績で、「化粧品・トイレタリー」業種が前年同期比16.2%の大幅減。「品」や「自動車・輸送機器」などテレビCMを多く流す業種でも、軒並み2ケタ減となった。 とあるように、既存の大口スポンサーが縮小した枠に入ってきたからでしょう(これの細かい分析は専門の方のほうがはるかによさげなので割愛します)。 ここで思ったのは、数年前まではパチンコやローン関係のCMは規制されていたのかということ。もちろんテレビ局が倫理として規制していたということも言えます。ただ、もうひとつ考えられる理由があります。それは「テレビコマーシャル」

    テレビがアニメに対して優しくなる日は近いか - 空中の杜
  • 既存広告が減っているのは広告主が「0円の広告」を手に入れたからではないか - 空中の杜

    テレビCMがかなりの勢いで減っているようです。 ■asahi.com(朝日新聞社):日テレ・テレ東が三十数年ぶり赤字 CM落ち込む ※リンク切れ これによると、スポット収入は前年同期より49億円減の470億円、タイムCMも年間39億円の減少を見込むと書いてあります。さらに新聞や雑誌における広告費も激減して、部数低下とのダブルパンチで新聞社、出版社の経営を直撃しているという話もよく聞きます。 さて、これは不況だから3K(交際費、広告費、交通費)のうちの広告費を削減したための影響、というのが主因だと思われます。しかし、ここまでの激減は同じく不況だった1990年代中頃でもなかったのではないでしょうか。では、何故こうなったか。ここで考えられることでぱっと思いつくのがインターネットの存在。 ただ、インターネットの広告はたしかに伸びてはいるみたいですが、急激に、というほどではないでしょう。実際、そこま

    既存広告が減っているのは広告主が「0円の広告」を手に入れたからではないか - 空中の杜
  • ニュースサイトを作る際に必要そうなものを運営未経験者が考えてみる - 空中の杜

    私はいくつかブログを運営していますが、ニュースサイト、つまり個人運営の羅列型ニュースサイトというものを運営したことがありません(『ゲームミュージックなブログ』がある意味ニュースサイトと言えなくもないですが、羅列型ではないので)。でも正直、興味があるのは確か。ということで、自分が実際に作ってみることを想定して、いろいろやってみました。もちろんもうすでにニュースサイトを作られている人のこういったノウハウには及ぶべくもありませんが、ニュースサイト未経験者が考えているということで、差異も含めて何かのネタになるかと。なので、当にニュースサイトを作りたい人はあまりアテにしないで、実際に運営されている方のその手の書き込みを見たほうがよいでしょう。 どんなジャンルをやるか考えてみる 今、総合ニュースサイトをやったところで、先人がすでにその道を通っています。個人ニュースサイトは基趣味なのでそれでもかまわ

    ニュースサイトを作る際に必要そうなものを運営未経験者が考えてみる - 空中の杜
  • ブログに日記を書けない自分からすれば、芸能人の日記ブログはそれなりに見るべきところがあるかもしれないという話 - 空中の杜

    前回、芸能人ブログのことについて書きましたが(上地雄輔ブログのRSS購読数からわかること)、これらのブログはアクセス数に反してネット上ではあまり高い評価をされてはいないと思われます。なんというか、普段何をべたとかどういう行動をしたとかしか書いてなくて、文章自体が面白くないという感じで。しかし、よくよく考えてみると、もしかしてそれはすごいことかもしれないとも思うのです。 この「空気を読まない中杜カズサ」ですが、私の行動した記録を書き留めることはほとんどありません。たしかに読んだやらマンガを紹介することはありますし、考えたことを書くことはよくあります。しかしながら、「何を行動した」というのは、出だしの掴みに書く程度で、その行動自体を主体にすることはありません。何故か。それは簡単です。おもしろく書けないから。だって、どこにでもいるような人、しかも自宅作業でヒキコモリ気味な奴が、その日々の行動

    ブログに日記を書けない自分からすれば、芸能人の日記ブログはそれなりに見るべきところがあるかもしれないという話 - 空中の杜
  • 上地雄輔ブログのRSS購読数からわかること - 空中の杜

    ちょっと前に話題になりましたが、芸能人、上地雄輔のブログがギネス世界記録に認定されました。 ■上地雄輔オフィシャルブログ「神児遊助」 Powered by Ameba ■上地雄輔のブログがギネス世界記録に認定。上地雄輔が喜びを語る いろいろ言われるAmebaのアクセス数のカウント方法ですが、ギネス対象はアクセス数ではなくユニーク数だし、数字自体はテレビや芸能人といったように必然的に伸びる要素もあるので、インチキなどではないと思います(Googleランクも6だし)。総合的な人気とかを量るには、PVやUUの他に滞在時間とかも考慮に入れる必要はありますが、ここでは関係ないし。ちなみに芸能人を除くブログで一番多いアクセスを誇りそうなアキバBlogさんのUUは15万くらいみたいです。 ■参考:アキバBlogの読者分析 男女比9:1 20代〜30代が8割 - アキバBlog ただ、ちょっとばかしこのブ

    上地雄輔ブログのRSS購読数からわかること - 空中の杜
  • 国語を学ぶのは言語自体より「論理力」を学ぶためだと思う話 - 空中の杜

    ソースはアメーバニュースですが、こんな話題が。 ■なぜ、わざわざ学校で国語を学ばなくてはいけないか - Ameba News [アメーバニュース] これ、別に回答に悩む必要はないように思います。日語を学ぶのは「論理力を養うため」ではないかと。おそらく、質問している中学生は、国語を英語の授業と同じように考えているのでしょうが、そもそも国語の授業は外国語とは多くの部分で学び方が異なるのは、多くの方が実感してこられたでしょう。英語の授業では、単語や文章の読み方&リーディングを中心に行っているはずですが(少なくとも中高では)、国語(現代文)ではたしかに漢字の習得や文化史などはあるものの、正直それは中心とは言えません。殆どの場合はその文章を読んで、何かを導き出すのに使います。例えば論文なら筆者の述べたいことは何かとかそんなのがテストに出ていましたよね。つまり現代文の授業はその文章を読むことではなく

    国語を学ぶのは言語自体より「論理力」を学ぶためだと思う話 - 空中の杜
  • 料理マンガというのは総じて『バキ』的なものかもしれない - 空中の杜

    私は昔から『料理マンガ』というものを読んでいました。実は少年マガジンを買い始めるきっかけとなったのも、アニメの第1話を見て影響され、単行を買った『ミスター味っ子』からだったりします。しかし、当時から思っていたことですが、料理マンガにはたいてい何というか、「えっ?」と思わせるようなものが存在します。 よく言われているのが「その料理当においしいの?」というもの。よくその対象となるのが、『ミスター味っ子』『包丁人味兵』などの少年誌系、もしくは劇画系でもそういうものが出てくるのがあります。実際に読者がえないことをいいことに、かなり好き勝手やっている場合がありますよね。ちなみに昔、キャンプの際に、実際にカレーコーヒー入れていた人間がいましたが、カレーに押しつぶされて全然わかりませんでした(もっとチャレンジャーにどばっと入れればその真価がわかったかもしれませんが)。いや、それだけではなく、味

    料理マンガというのは総じて『バキ』的なものかもしれない - 空中の杜
  • ブログは開設するまでが楽しいか、それとも開設してからのほうが楽しいか - 空中の杜

    いきなりですが、ブログを持っている人は開設すること自体が楽しい人が多いでしょうか。それとも、開設してからのほうが楽しい人が多いでしょうか。これは前にとある人と話をしていて出てきた話題で、今、それを思い出したのでちょっと考えてみました。 私はけっこうブログを持っています。これは、あるブログがそれなりに軌道に乗ると、また新しいことをやりだしたくなって開設するというパターンが多いからです。それにこの、新しくブログを構築することって、けっこう楽しいのですよね。どんなデザインにしようとか、どんなパーツを組み込もうとか。言ってみれば、全く新しいシステムなりソフトなりを構築する時の感覚に似ているのかもしれません。 さて、そこで思い出したのはあるCM。確かウィスキーのCMで、「祭りで楽しいのは、一瞬で終わる祭りよりも、長い前準備だ」というもの。それはブログにも言えて、こうやって開設している時というのは、な

    ブログは開設するまでが楽しいか、それとも開設してからのほうが楽しいか - 空中の杜
  • ドラえもんが教えてくれたバトン・チェーンメール問題についての対処法 - 空中の杜

    ネットをやっていると、とある間隔を置いて盛り上がる話題というのが存在します。それはリンク禁止宣言における問題だったり、オンラインブクマ禁止宣言における議論だったり。そしてそのうちのひとつに「バトン問題」というのがあると思います。バトンというのは、ブログが普及する前からあったもので、とある質問事項に対して回答し、それを誰かに回してゆくというもの。私の記憶では、Leaf・Key系のファンページが盛り上がっている時代からありましたね。 ■参考:Leaf・Keyのゲームがインターネット上で盛り上がりを見せた奇跡的な時代 - 空気を読まない中杜カズサ しかしこれ、批判もあります。というのはこれが形を変えたチェーンメールのようなものであるということ。つまり、バトンを渡された人はそこで止めるのは忍びないので、次に回し、結果半永久的に拡散してしまうということ。そして、これに参加したくないからといって止めた

  • アクセス数が増えたことで失ったもの、そして得たもの - 空中の杜

    このようなエントリーが。 ■アクセス数50くらいの時期が一番楽しいんじゃないかな。 - おちもなにもないただのにっき。 これに対して、ふたつの思いが頭の中をよぎりました。「うん、その通りだ」という思いと「いや、それは単純に『昔は良かった』という心理と似たようなものではないか」というもの。 おかげさまで、このサイトもアクセス数がかなり増えました(上を見ればきりがなさすぎますが)。たしかに、最初のアクセス数が低い頃と何か変化がなかったかというと、そういうわけではないと思います。では、どんなところが変わったのかを考えてみました。 昔は比較的、今よりも自由に書いていました。おそらく1000人のうち1人しかウケないようなネタとかも。実際ここの前身の『空気を読まないブログ』は、そういったものを防備録がわりに書いておくためと、文章のトレーニング用に作った感じでした。しかしはてなに移転しヒット数が多くなっ

    アクセス数が増えたことで失ったもの、そして得たもの - 空中の杜
  • タスポは手続きが簡単でも普及しない運命にあったのではないかと思う話 - 空中の杜

    こんな記事が。 ■asahi.com:タスポ 煙たがられる? たばこ店閉店続々-マイタウン栃木 ■タスポの普及率、全国喫煙人口の「24.6%」:NBonline(日経ビジネス オンライン) 6月24日現在、タスポの発行枚数は約641万枚で、全国の喫煙人口に対する普及率は約24.6%だったそうですが、上のリンク先では9月末のデータで、栃木県内だけで約29.8%のこと。おそらく多めに見積もっても、喫喫煙者全体の1/3程度しか普及していないのではないでしょうか。 さて、タスポが普及しない理由としてよく言われているのは、手続きが面倒だからということ。つまり身分証明書を送付しないといけない作業がめんどくさく、それなら別にコンビニとかで買えばいいやと思っている人が多いと考えているらしいですね。私はタバコを吸わないのでよくわかりませんが、たしかに近くにコンビニがあるような人は、めんどくさい申請をいちいち

    タスポは手続きが簡単でも普及しない運命にあったのではないかと思う話 - 空中の杜
    saionman
    saionman 2008/10/11
    たしかにそうかも。
  • Leaf・Keyのゲームがインターネット上で盛り上がりを見せた奇跡的な時代 - 空中の杜

    私もパソ通をやっていた人たちから比べれば、インターネット歴は浅いと思っていましたが、いつのまにか始めてから10年以上が過ぎ、ネット歴が長い人間のほうに入ってしまったかもしれません。 私がネットを始めたのは1990年代後半、Windows95にインターネットへの対応がそれなりに備わったあたりです。まだ、ADSLなんてものは存在せず、接続は56Kのダイアルアップモデムを使って、11時からのテレホーダイを狙ってかける。だけど家庭内で分岐していないと電話がかかってきた瞬間に切断するので、ダウンロードが途中で終了してシオシオな気分になる。そしてISDNへのチェンジを検討するといった時代です。さて、この当時ネットを使い始めたのは、もちろんいろいろなホームページを見たり、メールをしたかったから(エロ見たいからじゃないって、いやマジで)。そしてそういうところを回っていると、だんだんと見るところの幅が広がっ

    Leaf・Keyのゲームがインターネット上で盛り上がりを見せた奇跡的な時代 - 空中の杜
  • 視聴者を騙すにはそれ相応のスキルがいると思う話 - 空中の杜

    このようなエントリーが。 ■DeepParanoiaブログ出張所: 今年は最悪の年だった「高校生クイズ」 『高校生クイズ』といえば、私の学生時代からあった一大イベントでした。個人的にはウルトラクイズの方が好きでしたが、それにも負けない楽しさが、テレビから溢れていたような気がします。それは、変な演出がなくても、司会者以外の芸能人がいなくても。一時期まではビデオ録画していたのですが、最近は全然見なくなりましたね。それはなんだか演出が過剰になってきて、クイズが飾りのようになったあたりからのような気がします。 さて、ここで書かれているように、五味一男氏が監修に入ったことが原因の一端のように書かれていることが多いです。まあテレビもひとりの力ではないので、氏にばかり責任を押しつけられないでしょうが、ただ、こう言われる原因は思い当たります。それは最近のテレビ制作陣のお偉方(特にバラエティ系)を信用してい

    視聴者を騙すにはそれ相応のスキルがいると思う話 - 空中の杜
  • 文章が面白くないと思っても、とりあえず「最後まで書く」ことが大切だと思う話 - 空中の杜

    『面白い文章が書けない』(ここで言う「面白い」は、笑えるとかではなく、興味深いなど広義のもの)ということをよく聞きます。というか、私も面白くない文章ばっかり書いているような気がします。確信を持って「これはいい」と思えるものはそんなに多くなく、「全然ダメかもなあ」と思って出すこともけっこうあります(先日の『最近マクドナルドに感じる味と値段以外の不満』だって、ひとことで言えばマクドナルドへの愚痴を理由つきで書いただけですし)。それでも読んで反応をしていただけると、嬉しいわけですが。逆に、自分でも「これはよく書けた」と思っていても、反応がいまいちだったいるすることはよくあります。その予想通りにいかないところが楽しかったりするわけですが。まあ、基狙って書けるほど器用ではないので(つか、趣味のブログなのに意に反したこと書いてストレス溜めたくないし)。 さて、これは自分の見た範囲なのかもしれませんが

    文章が面白くないと思っても、とりあえず「最後まで書く」ことが大切だと思う話 - 空中の杜
  • 現代の雇われ経営者は自社の見えない資産を食いつぶすか - 空中の杜

    私は企業の経営者でもなければ重役になったこともないのでよくわからないのですが、素朴に疑問に思ったことがあるので、ちょっと質問も兼ねてこのエントリーを書いてみたいと思います。 最近、大企業でもとある日に突然経済系ニュースサイトの「倒産情報」にいきなり載って、驚くことがあります。ここ10年くらいで一番驚かせたのは、山一證券の突然の自主廃業でしょう(もっとも銀行の融資を打ち切られたり、国に見捨てられたりと、実質は倒産ですが)。さて、あの事件の場合は前社長と会長が補えきれない簿外損失をやらかしたせいで廃業に追い込まれまして、その後前社長と会長は証券取引法違反や粉飾決算で有罪が確定します。 ■参考:山一證券 - Wikipedia さて、この場合は結果として、会社を危機に陥れた前の経営陣が逮捕されることとなりました。しかしそれは、粉飾決済という犯罪行為があったからです。まあ、犯罪行為が無くても、倒産

    現代の雇われ経営者は自社の見えない資産を食いつぶすか - 空中の杜
    saionman
    saionman 2008/08/23
    ここで書かれてる、経営者が短期的な業績をあげようとして(長期的には)害をなす、ってのはアメリカでよく問題になってるみたいです。株価が上がると経営者への報酬も増える仕組みになってたりするので。
  • 『冬のソナタ』が流行ったのは、そのベタさ故だと思う話 - 空中の杜

    数年前、『韓流ブーム』というものが流行ったと言われたことがあります。まあネット上ではマスコミの仕掛けだとかいろいろ言われていますが。私も別に周りでブームになったと思ったものはありませんでしたしね(実感したのは、せいぜい日暮里の焼肉屋でセールをしていたくらいかな)。ただ、マスコミの仕掛けであれ何であれ、実際に『冬のソナタ』はそれなりに流行っていたと思いますし、『猟奇的な彼女』は一部の映画ファンに好評だったようです。 さて、何故これらの人気が出たのかというので、マスコミではペ・ヨンジュンなどの韓流スターの魅力があったから、という宣伝をしていて、連日そういった特集がテレビで組まれました。*1しかし今思うと、たしかに一部の空港につめかけるような熱烈なファンにとってはそうでしょうが、多くの人にとっては、たとえドラマに興味があっても、韓流スターにあまり興味はなかったのではないでしょうか。それは、ペ・ヨ

    『冬のソナタ』が流行ったのは、そのベタさ故だと思う話 - 空中の杜
  • 考えてみれば、テレビの歴史ってまだ50年程度しかないんだよね - 空中の杜

    最近のニュースを見ていると、CM出稿量の減少とか、地上波デジタル放送への以降率が40%程度しかないとかいろいろテレビに関してピンチだということが言われています。それでいろいろ騒がれています。それの中には日人の生活が変わるとか、歴史が終わるように大げさに言われているものも多いですが、よくよく考えてみると、そこまで大げさなことでしょうか。だって、テレビが一般家庭に入ってきた歴史って、50年程度しか経っていないのですから。 テレビが街頭のものから一般家庭に普及し始めたのは、『三種の神器』と言われてもてはやされたのは、1950年代後半、今から50年前。ちなみに現在の民放キー局が続々放送を開始したのも1950年代前半(テレ朝のみちょっと遅れて1959年)。つまり、テレビにはとんでもなく長い歴史があるように見えますが、その歴史は戦前からある新聞や雑誌、ラジオ等に比べてかなり短いと言えます。実際、高齢

    考えてみれば、テレビの歴史ってまだ50年程度しかないんだよね - 空中の杜
  • 『スレイヤーズ』のリナ=インバースの胸が見た目別に小さくない理由 - 空中の杜

    『スレイヤーズ』というライトノベル小説があるのをご存じの方は、それなりにいらっしゃると思います。何せ、まだライトノベルというものが認知されて間もない時期の作品であるにもかかわらず、相当の人気が出て、且つ何度もテレビアニメ化&アニメ映画化されてますし。おそらく、ライトノベル歴史の中で一番売れたであり*1、『ロードス島戦記』*2と並んで、今でも大きな存在感を示しています。そして編が終わっても、外伝であるはずのシリーズが今でも続いており、最近、数年ぶりにまたアニメ化されたようです。 さて、この作品の主人公であるリナ=インバース。小説を読んでいた方、アニメを見ていた方ならご存じだと思いますが、胸がないのを気にしているという設定で、よくそれを言われては、言った男に何十倍ものしかえし(超呪文の竜破斬などで)をすると言うのがひとつのパターンになっていました。しかし、当時から言われていたことがひとつ

    『スレイヤーズ』のリナ=インバースの胸が見た目別に小さくない理由 - 空中の杜
  • 他の人が『知っているはず』という認識はあくまで主観であり不確実だということ - 空中の杜

    数日前に書いた『『ねるねるねるね』のお婆さんはまだ生きてるし『電脳コイル』にも出てるという話』が妙に広まっているので、ちょっと驚いています。というのもこれ、調べてみるとあちこちで言われているように、数年に一度は話題になるネタなのですよね。私も確証は持てなかったので今回調べ直したのですが、それまでも「死んだ」という噂と同時に「いや生きていて声優をしている」という話は何度か見たことがあります。で、実際まあそれなりに知っている人はいるけど、知らない人はいるかなあ程度のつもりで書いたのですね。だけど実際はかなり知らない人がいたと(アニメ系はあまり詳しくないのですが、もしかしたら『電脳コイル』の掲示板とかでは、話題になっていたのかも、とかも思いましたし)。 しかし、思って見れば、この件だけではなくて、前にも同じような思いをしたことがあったのですね。それは『奇歌『僕はロリコン』の謎に迫る』を書いた時の

    他の人が『知っているはず』という認識はあくまで主観であり不確実だということ - 空中の杜
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