© 2021. SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved. 自社のコアとなるITシステムのアップグレードを検討する企業にとって、懸案事項はいくつもある。新しいシステムの有用性やコストはもちろん、移行の方法やそれにかかる時間も大きな心配の種である。 2010年に発表されたインメモリーデータベースSAP HANAの評価が広まり、今年2月にSAP HANAに最適化されたSAP Business SuiteとしてSAP S/4HANAがリリースされた現在、その導入に関心を持つ多くの企業が体験談に基づいた情報を求めている。SAPPHIRE NOW + ASUG ANNUAL CONFERENCEでは、そうした要望に応えるためのセッションが大小いくつも開かれていた。 SAP S/4HANAへの移行に踏み切った理由とそのインパクト ス
前職で物流の立ち上げを経験し、煩雑で分かりにくい物流アウトソーシング事業に課題を見つけた伊藤氏。中小企業にとって使いやすく、分かりやすい料金体系を心がけることで、拡大の途をたどるEC市場の足回りを支えようとしている。 中小のEC(電子商取引)事業者を対象とした物流アウトソーシング事業を提供しています。 もともと、雑誌の定期購読サービスを展開する前職の富士山マガジンサービス(東京都渋谷区)で物流の立ち上げを経験したことが起業のきっかけでした。 物流会社から来る見積もりはとにかく複雑で、委託する側にとって不明瞭。最も知りたい料金がすぐに分からず、すべて要見積もりでした。しかも、申し込みをしてから実際にアウトソーシングが開始されるまで、1カ月くらいの時間を要します。物流業界にはこうした“要見積もり”の文化がいまだに根付いていました。 現在、ベイス(東京都渋谷区)が提供する「BASE」やブラケット
IBMがクラウド事業において新たなPaaS拡大戦略に乗り出した。キーワードは「APIエコノミー」。果たしてその狙いは何か。 PaaS上に設けた「APIエコノミー」とは何か 「これからはIBMのPaaS上で“APIエコノミー”をどんどん広げていきたい」 日本IBMでクラウド事業を統括する小池裕幸執行役員は、同社が先頃開いた同事業戦略の記者説明会でこう強調した。「APIエコノミー」とは何なのか。こういう新しい言葉を使い始めたときのIBMは、その言葉に重要な戦略展開の意図を込めている場合が多い。 小池氏はまず、IBMのPaaS型クラウドサービスである「Bluemix」の仕組みについて、オープンソースソフトウェア(OSS)であるPaaS構築用ソフト「Cloud Foundry」とIaaS構築用ソフト「OpenStack」、そしてIBMのIaaS型クラウドサービスである「SoftLayer」によって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く