こんばんは。ウェールズの歴史研究家たなかあきらです。 ウェールズの9世紀~11世紀にかけてウェールズ王家が分裂して戦いを繰り広げる様子を、様々な登場人物の人間模様の物語をシリーズで描いています。 今回はこれまでに登場することのなかったタイプのキャラが登場します。 それは、女性キャラです。 この女性キャラが、今後のストーリーのカギを握るかもしれません。 前話:意外な旗揚げで始まった復活への狼煙 ~たたかうカムリ戦士たち 第6話~ これまでのあらすじ <登場人物> ワルの道へ 最後に これまでのあらすじ ※分割していたウェールズ。緑の部分はイングランド。 中世のウェールズは、主にグウィネズ(Gwynedd)、デハイバース(Deheubarth)、ポゥイス(Powys)の三国に分かれた内乱や、アングロサクソン族のイングランド(ウェセックスとマーシア)、さらにヴァイキングに攻められた苦しい時代でし