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ブックマーク / melborne.github.io (15)

  • Procを制する者がRubyを制す(嘘)

    RubyのProcの説明は巷に溢れているから今更感があるけどここ数回Procを使ったネタを書いていたらProcがかわいくなっちゃってもっとみんなにもProcのこと知ってもらいたいという欲求が生まれてきたからProcについての基的なことを僕なりのやり方でここに書くよ。長いよ。 Rubyの関数(メソッド) Rubyにおいて関数(メソッド)はファーストクラス(オブジェクト)ではありません。つまり文字列や数字や配列などの他のオブジェクトとは異なって、Rubyではそれを直接変数に代入したり、他の関数に渡したりすることはできません。 def square(n) n * n end sq = square # squareメソッドを変数sqに代入してみる # ~> -:1:in `square': wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)

    Procを制する者がRubyを制す(嘘)
    saka39
    saka39 2014/04/29
  • Excelデータを最速でWebアプリ(Heroku)にする<del>10</del>9のステップ

    ローカルには映画の視聴記録とかべ歩きのお店評価とか投資履歴とかガラクタコレクションリストとかの自身の活動記録的なデータが溜まります。そしてどういうわけかそれらのデータは大概表計算ソフト「Excel」の上に置かれているのです。その結果、溜めたはいいが有効に活用されない、場合によっては見ることすらしないという事態に陥ります。それらのデータが来的に置かれる場所が「データベース」であり、その活用によりデータ価値が向上するということに誰も異論はないとしても、データはExcelに置かれるのです。 理由は一つ。そう、データベースは敷居が高いのです。 データベースの敷居が下がれば、みんながローカルのデータをもっともっと大量に公開して世の中はもっと便利になるに違いありません。 まあ、実際のところはよくわかりませんが。 そんなわけで… データベースの敷居を下げるべく、CSVデータを簡単にデータベース化する

  • Rubyにおけるスコープのおはなし

    今ここで「首相は誰?」と言ったら、答えは「安倍晋三」になります。ジュネーブの国際会議で「首相は誰?」と言ったら、答えは「不定」になります。しかし世界統一国家なるものが存在しうるなら、そこでの答えは「バラク・オバマ」になります。 つまり「首相」という語は環境依存です。 「首相」における環境依存性を排除する一つの方法は、それに名前空間、つまり対象限定子を付けることです。「日の首相は誰?」「世界統一国家の首相は誰?」と言えば、どんな環境にあろうとも「首相」という語が指す対象は一意です1。 Rubyの定数 Rubyにも名前空間の機能があるので、環境依存性を排除した首相を実装できます。 class Japan PrimeMinister = 'Shinzo Abe' end class UK PrimeMinister = 'David Camelon' end class Germany Pri

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    saka39 2013/09/27
  • 知って得する!55のRubyのトリビアな記法

    Rubyはたのしい言語です。Rubyを触っているとマニュアルにも書いていない「小さな発見」に遭遇することがよくあります。このような「発見」は、プログラムの質や効率の改善には直結しないかもしれません。いや、むしろチームプログラミングでは妨げになる可能性すらあります。しかしその一方で、言語自体が自分の知らない領域を持ち続けていることが、その対象に対する興味を失わせないための大きな要因である、というのもまた疑いのない事実なのです。つまり「発見」はたのしさに直結しているのです。 このブログにおいて「知って得するRubyのトリビアな記法」というタイトルで、今まで3回記事を書きました。 “知って得する21のRubyのトリビアな記法” “第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” “第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” これらのトリビアには、ネット検索で見つけたもの、Twitt

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    saka39 2013/03/05
  • Rubyのcaseを〇〇(言語名)のswitch文だと思っている人たちにぼくから一言ガツンと申し上げたい

    Rubyのcase」を一瞥し「あー要は〇〇(言語名)のswitchね」などと早合点し、その後もその真の価値を知ることなく一生を終えるプログラマが近年跡を絶たない。加えて、「今更条件分岐?RubyはOOPなんだからポリモフィズムじゃね?」とか「HashにProc突っ込んでcallするのがオレ流。」とかうそぶく人たちもまた増加の一途を辿っている。 そんな世の中にあって、ぼくは一言、できればガツンと一言申し上げたい。生まれも育ちもRubyなぼくから、是非ともそんな人たちに「Rubyのcase」について一言申し上げておきたい。 ─ 問題1 ─ 名前name、レベルlevel、ポイントpointの各属性を持った複数のCharacterオブジェクトcharlie, liz, benがある。 class Character < Struct.new(:name, :level, :point) def

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    saka39 2013/02/25
  • Ruby標準添付ライブラリcsvのCSV.tableメソッドが最強な件について

    ─ 問題1 ─ data.csvファイルには、5人のプレイヤー(Alice, Bob, Jimmy, Kent, Ross)が二種類のゲーム(gameA, gameB)をプレイした結果が次のような形で格納されている。各ゲームの平均点を求めよ。 data.csv player,gameA,gameB Alice,84.0,79.5 Bob,20.0,56.5 Jimmy,80.0,31.0 Kent,90.5,15.5 Ross,68.0,33.0 data = File.read('data.csv') headers, *scores = data.lines.map { |line| line.chomp.split(',') } scores # => [["Alice", "84.0", "79.5"], ["Bob", "20.0", "56.5"], ["Jimmy", "80

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    saka39 2013/01/25
  • Rubyを使って「なぜ関数プログラミングは重要か」を読み解く(改定)─ 前編 ─ 但し後編の予定なし

    2年ほど前に書いた記事を電子書籍化して「M’ELBORNE BOOKS」で販売するために全体的な見直しを行なって入稿する段になって、これにはベースとなっている他者の論文があって言ってみればこの記事はそのマッシュアップになっているんだけれども、その著者の許可もなくその表現が全く別物だとしてもその主張のあらすじが残っている限りにおいてこれを販売することが果たしていいことなのかという思考に遅ればせながら陥り、それが仮に法的に問題ないとしてもなんだか一表現者の行為としての妥当性を幾分欠いているという結論に至って販売を思い留まった。かと言って折角書き直したものをこのままお蔵にするのもなんだか寂しいなあという気分も一方であり、まあ原作者の意に反したものでもないだろうからブログの記事なら許してくれるよねもう2年前にも書いちゃってるしという勝手な解釈の下、ここにその記事を公開しましたのでお時間の許すRub

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    saka39 2013/01/21
  • Rubyで配列から要素を1つ取り出す良い方法はありませんか?

    ─ 問題 ─ 次のファイルリストからgemspecファイルだけを抜き出し、それをgemspec変数で、残りをfiles変数でアクセスできるようにする簡単な方法を示しなさい。但し、gemspecのファイル名はプロジェクトによって変わりうることを考慮しなさい。 files = ['Gemfile', 'LICENSE.txt', 'README.md', 'Rakefile', 'bin', 'lib', 'maliq.gemspec', 'pkg', 'spec'] files = ['Gemfile', 'LICENSE.txt', 'README.md', 'Rakefile', 'bin', 'lib', 'maliq.gemspec', 'pkg', 'spec'] gemspec = files.delete('maliq.gemspec') gemspec # => "maliq

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    saka39 2012/12/28
  • Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向(その2)

    Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向 」の続きです。 引き続きJavaScriptのオブジェクト指向における「継承」について学んだので、自分の理解を書いてみます。当然に、間違いが含まれています。ご指摘助かります。 前回のまとめ 前回の記事では、JavaScriptの「オブジェクトの生成」、「プロトタイプチェーン」、「オブジェクトコンストラクタ」、「new演算子」の各概念について順にみました。これらを通したJavaScriptのオブジェクト指向に対する僕の理解は概ね次のようなものです。 すべてのオブジェクトは__proto__プロパティ(非標準)を持っていて、プロパティ探索に関し、ここにセットされたオブジェクトを順次たどりこれを解決する(プロトタイプチェーン)。__proto__にはデフォルトで空オブジェクトがセットされている。 同種オブジェクト(属性値だけが異なるオ

  • Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向

    (追記:2012-12-15) 記事およびこれに続くその2,その3をまとめて電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 関連記事: 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版をGumroadか

  • エラーメッセージから学ぶRack - 最初の一歩

    (追記:2012-12-25) 記事およびこれに続くRackの記事(全4)をまとめて電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍「エラーメッセージから学ぶRack」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 詳細は以下を参照して下さい。 電子書籍「エラーメッセージから学ぶRack」EPUB版をGumroadから出版しました! 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m Rac

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    saka39 2012/08/04
  • 第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法

    (追記:2013-08-16) 記事のトリビアを含む55のトリビアを以下の記事にまとめました。 知って得する!55のRubyのトリビアな記法 なぜかトリビア人気が再燃しているよ。 知って得する21のRubyのトリビアな記法 第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法 これでみんながトリビア好きだということが分かったので、何とか絞り出して第3弾を書いたよ。ここでは第1弾、第2弾で使ったテクニックも使ってるから、知らないテクニックがあったら先に見てもらえるいいかもね。 1. Enumerable#each_with_object Enumerable#mapではブロックの代わりに&付きのシンボルを渡す技が知られているよ。 langs = ["ruby", "python", "lisp", "haskell"] langs.map(&:capitalize) # => ["Ruby"

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    saka39 2012/04/27
  • チルダがRubyのヒアドキュメントをもっと良くする

    Rubyのヒアドキュメントは便利です。複数行に渡る整形文章を出力するときに、これを使わない手はありません。 class ATool def self.help lines = <<EOS Instruction of `#{self}` `#{self}` is one of a great tool in the world. This helps you a lot on your daily work. Your life will be changed with `#{self}`!! Everyone knows about `#{self}`. So, You can ask them to learn `#{self}` Just Use `#{self}` from Today! EOS lines end end puts ATool.help # >> Instruct

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    saka39 2012/04/27
  • 知って得する21のRubyのトリビアな記法

    (追記:2013-08-16) 記事のトリビアを含む55のトリビアを以下の記事にまとめました。 知って得する!55のRubyのトリビアな記法 ちょっとトリビアだけど、知っていると意外と便利なRubyの記法を21個拾ってみたよ(Ruby1.9限定)。 君なら全部知ってるかもしれないけど.. 1. 動的継承 Rubyのクラス継承では < 記号の右辺にクラス定数だけでなくクラスを返す式が書けるよ。 class Male def laugh; 'Ha ha ha!' end end class Female def laugh; 'Fu fu fu..' end end class Me < [Male, Female][rand 2] end Me.superclass # => Female Me.new.laugh # => 'Fu fu fu..' def io(env=:develop

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    saka39 2012/04/23
  • これからRubyを始める人たちへ

    (追記:2012-12-03) 記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。詳細は文末に追記しましたので、購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 電子書籍「これからRubyを始める人たちへ」EPUB版 Rubyの特徴 Rubyは、まつもとゆきひろ氏(通称Matz)により設計されたオブジェクト指向プログラミング言語です。Rubyの特徴を一言で言うならば、それは「間口が広くて奥が深い言語」ということになります。 「間口が広い」というのは、インタフェースがシンプルで誰でもが簡単に使い始められることを意味します。「奥が深い」というのは、プロフェッショナルによる長期使用に耐えうる物の言語であるということを意味します。「間口が広い」ということと「奥が深い」ということは来競合する概念ではありませんが、その両方をバランスよく組み合わせるには、対象に対する

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    saka39 2012/04/11
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