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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (8)

  • 「1Byteが8bitに決まったワケ」についての長い話 まずは「バベッジの階差機関」から

    いつものようにヘロヘロと仕事をしていると、突如担当編集の松尾氏からMessengerで「これに対するちゃんとした回答を書けるのは大原さんだなということで、また歴史物をお願いしたく」という依頼が飛び込んできた。 いやちゃんとした回答も何も、上のTreeで出題されたSEライダー氏が正解を出されているわけですが、歴史的経緯というか、ここに至るまでの話というのが長い訳で、その辺りを少し説明してみたいと思う。 ちなみに出題に少しだけ違和感がある(なぜ10bitがキリがいいと思うのか?)のは、筆者もこっち側の人間だからかもしれない。 回答の前に、その根底にある2進数採用の経緯 そもそも非コンピュータ業界の方からすれば、2進数がベースという辺りから違和感を覚えるのではないかと思う。実際、世界最初の計算機(≠電子計算機)とされる「バベッジの階差機関」(写真1)にしても、世界最初の電子計算機(※1)であるE

    「1Byteが8bitに決まったワケ」についての長い話 まずは「バベッジの階差機関」から
  • 進化を続けるマルウェア、ファイルレス攻撃とは何か

    従来型のウイルス対策製品では検出や削除が難しい「ファイルレス」の手口を使ってシステムに潜伏するマルウェアが増えているという。そうした高度な手口の横行は、進化を続けるマルウェアの現状を物語る。守る側の対策見直しの必要性も指摘されている。 ファイルレスマルウェアとは一般的に、HDDにファイルを書き込むことなく、メモリ内で悪質なコードを実行するマルウェアのこと。Windowsの正規ツールであるWindows Management Instrumentation(WMI)やPowerShellを悪用する手口のほか、BIOSのようなデバイスファームウェアやUSB機器などに悪質なコードを隠す手口も報告されている。 こうした手口が使われた場合、既知のマルウェアの特徴を記したウイルス定義ファイルに頼る従来型のマルウェア対策製品は、ほとんど通用しない。 セキュリティ企業のMalwarebyteは2019年1

    進化を続けるマルウェア、ファイルレス攻撃とは何か
  • 「大企業は時間を奪っている意識がない」 AIベンチャーが本音で激論、“丸投げ依頼”の次なる課題

    「大企業は時間を奪っている意識がない」 AIベンチャーが音で激論、“丸投げ依頼”の次なる課題:これからのAIの話をしよう(AIベンチャー対談編)(1/4 ページ) 2018年ごろから、人工知能AI)に対する過剰な期待と盛り上がりが徐々に落ち着いてきた印象です。 調査会社のガートナージャパンは、人工知能は流行期から幻滅期に差し掛かっているという見解を18年10月に発表しました。AI開発の現場で活躍している人の中にはそうした傾向を前向きに捉え、「ようやく落ち着いて話ができる環境になった」と胸をなで下ろしている人もいます。 そのうちの1人が、AIベンチャー Shannon Lab代表取締役の田中潤さんです。アメリカの大学で数学を研究していた田中さんは、現在人工知能の対話エンジンや音声認識エンジンを開発し、AIベンチャーの立場で企業のAI導入を支援しています。 田中さんは「2016~17年ごろ

    「大企業は時間を奪っている意識がない」 AIベンチャーが本音で激論、“丸投げ依頼”の次なる課題
  • 「え、ウチのCSIRTってレベル低すぎ……?」を確認する方法

    「え、ウチのCSIRTってレベル低すぎ……?」を確認する方法:ITmedia エンタープライズ セキュリティセミナーレポート(1/3 ページ) CSIRTのミッションは何か、どういった業務を行うのか、どんな役割の人間やスキルが必要になるのか――こういったCSIRTの基から、立ち上げたCSIRTの成熟度を評価する方法をANAシステムズの阿部氏が解説。読者の皆さんも試してみては? 国内外でセキュリティインシデントが増え続ける中、組織的なセキュリティ対策として、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を整備する機運が高まっている。しかし、CSIRTのミッションは何か、どういった業務を行うのか、どんな役割の人間やスキルが必要になるのか――こういった基的なポイントを改めて問われると、明確に答えられない人もいるのではないだろうか。 2018年1

    「え、ウチのCSIRTってレベル低すぎ……?」を確認する方法
  • 「AI開発ミステリー ~そして誰も作らなかった~」 とある大手製造業の怖いハナシ (1/5) - ITmedia NEWS

    AI開発ミステリー ~そして誰も作らなかった~」 とある大手製造業の怖いハナシ:マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!(1/5 ページ) ITmedia NEWS読者の皆さん、はじめまして。マスクド・アナライズと申します。自称“AI人工知能)ベンチャーで働きながら、情報発信するマスクマン”です。 日々、さまざまな企業から相談を受ける立場として、記事を通じてAI開発のリアルな現状をお伝えしたいと思います。AIやIoT、データ分析における華々しい成功事例やプレスリリースとは一線を画し、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する“シュートスタイル”を目指しております。 口火を切ったITmedia NEWSによる取材記事もご参照ください。 「開発の丸投げやめて」 疲弊するAIベンダーの静かな怒りと、依頼主に“最低限”望むこと 今回は「AI開発ミステリー ~そして誰も作らなかった~」と題し、AI

    「AI開発ミステリー ~そして誰も作らなかった~」 とある大手製造業の怖いハナシ (1/5) - ITmedia NEWS
  • 「サンクチュアリとしての初音ミク」 ミクと駆け抜けた5年、開発元・クリプトンに聞く

    歌詞とメロディーを与えると、女の子の声で歌ってくれるソフト。ヤマハの音声合成技術「VOCALOID 2」を活用し、なめらかな音声を再現した。パッケージには、「初音ミク」という女の子のキャラクターが微笑む。 アニメっぽい雰囲気で、硬派なミュージシャンには敬遠されたが、自由に使える歌声を求めていたアマチュアミュージシャンや、キャラクターと声に“萌えた”オタク層、音に先入観のない若者が歓迎し、新たな市場を開いた。年間1000売れれば大ヒットとされる音源ソフトの世界で、1週間で1000、半年で3万販売。これまで5年で7万6000出荷し、いまだ売れ続けている。 ミクを生んだのは、北海道・札幌の企業、クリプトン・フューチャー・メディア。育てたのは、無数の素人クリエイターたちだった。草の根ミュージシャンたちが自作曲にミクで歌を付け、「ニコニコ動画」などに投稿。身近で日常的な曲たちが、たくさんの共

    「サンクチュアリとしての初音ミク」 ミクと駆け抜けた5年、開発元・クリプトンに聞く
  • BackTrackを使ってセキュリティをテストする

    侵入テストの分野で、現在最高峰のLinuxディストリビューションであるBackTrack。セキュリティのプロであれば、おそらく心底ほれ込むだろう。 侵入テストの分野において、現在BackTrackは最高峰のLinuxディストリビューションである。セキュリティのプロによって設計・開発され、全世界で利用されるBackTrackは、かつてライバル関係にあった2つのディストリビューションWHAXとAuditor Security Collectionが融合して誕生した。最新のβ版が6月10日にリリースされたので、ここに紹介しよう。 BackTrack 3.0 beta(BT3)は、最近さまざまな場所に登場している。この2月には、毎年開催されるハッカーのコンベンションShmooConでプレゼンテーションが行われた。今年のNational Collegiate Cyber Defense Compet

    BackTrackを使ってセキュリティをテストする
  • 細かすぎて伝わりにくいTopCoderのコーディングスキル向上マジック

    細かすぎて伝わりにくいTopCoderのコーディングスキル向上マジック:最強最速アルゴリズマー養成講座(1/3 ページ) 競技プログラミングはレベルの高い人たちの集まり――そんな考えを持っている初心者の方、TopCoderはあなたのコーディングスキルを爆発的に高める魔法のような場です。今回は、初心者にこそお勧めしたいTopCoderの魅力について考えます。 教育的な観点から見るTopCoder 今回からTopCoderに関する実践的アルゴリズムを解説していく予定でしたが、序盤のうちに触れておきたいことがありましたので、今回の枕は“教育的視点から見るTopCoder”というテーマで少し書こうかと思います。 まず、最初に宣言しておきたいことは、この連載は初心者向きである、ということです。「どう考えても上級者向けだろう」という意見はたくさんの方から寄せられていますが、筆者は、まだプログラミングレ

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