これまでに12人が月の上を歩いているが、「月面を歩いた最初の人物」になれたのは1人だけだ。8月25日(米国時間)に亡くなったニール・アームストロングは、1969年に月面に着陸。同僚の宇宙飛行士バズ・オルドリンとともに歴史に残る偉業を達成し、着陸地点の詳細な写真を撮影した。 このパノラマ作品は、アポロ11号の着陸地点に連れて行ってくれるだけでなく、アームストロング船長がそこで目にしたものを見せてくれる。同氏自身が撮影した写真をつなぎ合わせた完全な360度の眺めには、月着陸船が着陸した平らで火山のような月面が写っている。風景の好きな部分でカメラを左右に動かしたり、ズームしたりしてコントロールできる。後ろではオルドリン飛行士が、地震計測機などのパッケージ(EASEP)の機材を降ろしている。 フルスクリーンモードで観ると最高なこのパノラマ画像は、デンマークの写真家ハンス・ニーベリが作成したものだ。