近年大学ではIR (Institutional Research)と呼ばれる教育活動を含む調査分析が行われています。それもあって成績に寄与する要因は何かということがそれなりに大きな規模のデータとしても出てきています。そのうち誰もが一度は思う「入試方式」や「入試の成績」との相関性についてもデータはあり,私もツイートで言及したこともあるんですが,きちんとまとめていないので備忘録としてまとめておきます。 入試方式はGPAとほとんど関係ない 出典 東京理科大学教育開発センター (2014)「活動報告書」 東京理科大学の資料p.58から「GPAによる成績評価に影響を及ぼす要因について解析」と題した分析が行われている。GPAとはGrade Point Averageの略で成績に単位数をかけたものをGPと呼び,それを平均化したものである。東京理科大学のGPAは4点満点で,10種類の入試方式と卒業時のGP
中学3年の時、親にそんなことを言われてケンカしてから、どれほどの年月が経っただろうか。 そんな私は、某国立大の大学院を出て、参考書の編集者をしている。 幼い頃から、勉強だけは好きで、よくできた。けれども運動もコミュニケーションもへっぽこだったので、小中(公立)時代は同級生にいつもからかわれた。それ以上に辛かったのは、私が好きな勉強のことで、話が出来る相手がクラスにいなかったことだ。 「商業高校?とんでもない!君は普通科に行って、大学に入りなさい」 中学の時の担任は私に、世の中には進学校と呼ばれる、勉強が得意な人が集まって大学進学を目指す高校があることを教えてくれた。今振り返ればバカみたいな話だが、ネットが普及してない当時、塾に通わず、通信教育や家庭教師の類もやってなかった私には、そうした情報を得られる機会がほとんどなかったのだ。両親は共に非大卒で大学受験に詳しくないし、世帯所得も多くなく、
なぜ琉球大学工学部学部長の肩書で、あのチャンネル桜のキャスターをやってるんですか。大学はこれを容認しているんですかね。 必修単位「情報倫理」の名目で右派思想「モラロジー」の強化合宿 講義の到達目標は「明るい元気な日本人になるために」 !? 「県民にエサを与えないで」の恵隆之介を学生の強化合宿に モラロジー・日本会議の高橋史郎と共に ヘイト街宣団体「シーサー平和運動センター」の久我信太郎と共に 情報倫理、といいながらの歴史否定論 せっかく国立大学の工学部に入り、 念願の大学の必修講義の蓋を開けてみれば、 なんと中身は極右思想団体とヘイト団体に関わる教授のセミナーだとしたら、 どうだろう。 それがどうやら、 琉球大学工学部でおこっていることだ。 先に、講義内容を見てみよう。 必修単位「情報倫理」の名目で右派思想「モラロジー」の強化合宿 ここで問題にしたい和田知久氏担当の講義は、 「情報社会と情
2020年度から始まる「大学入学共通テスト」で導入される英語の民間検定試験について不安が高まっています。 文科相「裕福な家庭の子、ウオーミングアップできる」 萩生田光一文部科学相は「自分の身の丈に合わせて勝負してもらえれば」と発言して謝罪しました。萩生田氏は「裕福な家庭の子が回数を受けてウオーミングアップできるようなことはあるかもしれない」とも述べていました。 大学に提出できるのは高校3年の4~12月の間に受けた2回までの成績ですが、練習として1年生や2年生のうちから何回受けてもかまいません。 このため受験料を払って回数を多く受けられる生徒が有利になる可能性が以前から指摘されていました。萩生田氏の「ウオーミングアップできる」というのはこの意味です。だから「(裕福な家庭の子以外は)身の丈に合わせて」と発言したのです。 また、受験会場が近い都市部の生徒が有利になるのではないかという指摘もありま
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