業務のIT化やDX推進、また、サイバー犯罪の増加により、企業活動における情報システム(情シス)部門の重要性は年々高まっています。一方で、情シス人材は慢性的に不足しており、採用市場における競争率は高く、多くの企業が優秀な人材の確保に苦労している状況が見られます。特に中小規模の企業は、大企業に比べて大きな人件費をかけることが難しく、より深刻な課題となっていることが多いです。 人手が足りない、専門知識が不足している、しかし情シス領域を強化しなければならない。こうした場合、考えられる解決策の一つが、自社の業務を外部の専門業者に委託する「アウトソーシング」です。 ただし、アウトソーシングによってすべての課題が解決するわけではなく、メリット・デメリットが存在し、また業務の内容によっては外部に委託しにくいものもあります。この記事では、アウトソースしやすい業務とアウトソースしにくい業務を紹介します。
