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2019年9月15日のブックマーク (2件)

  • 我々は宇宙へと飛び出すべきなのか──『銀河帝国は必要か? ロボットと人類の未来』 - 基本読書

    銀河帝国は必要か? (ちくまプリマー新書) 作者: 稲葉振一郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/09/06メディア: 新書この商品を含むブログを見るアシモフの〈ファウンデーション〉シリーズを中心としたSF作品をとっかかりに、ロボットや人工知能が不可避的に人類社会の中で欠かせないものになっていく、これからの倫理について考える一冊である。著者は『宇宙倫理学入門』の稲葉振一郎。中心的な問いかけは書名にもなっている「銀河帝国は必要か?」だが、それに対する答えを追求するというより(答えを出すと、基いらんよな……という話になってしまう)、それを問うことで様々な倫理課題をあぶり出すことにその旨味がある。 書では第一章「なぜロボットが問題になるのか?」で現代的なロボットの在り方について語った後、アシモフの諸作について語っていき、次第に書の主題となっている銀河帝国が存在するアシモフの〈フ

    我々は宇宙へと飛び出すべきなのか──『銀河帝国は必要か? ロボットと人類の未来』 - 基本読書
  • 『かげきしょうじょ!!』のスピンオフが心を抉り取っていった|九条水音

    私にとっての『かげきしょうじょ!!』とは好みド直球の「何度でも読める十年に一級の傑作」であり、その面白さを語るにはもはや万の言葉でも足りないほどのものであることは短期間の間に二も記事を書いていることからも明らかだろう。 現在最新巻である七巻まで読み終わってその面白さに死にそうになりながら、「八巻が出るのが遅すぎる」と憤慨しているところなのだが、今回書きたいのは編の面白さではなく、スピンオフのヤバさについてだ。 『かげきしょうじょ!!』の単行には三巻以降にはほぼ毎巻「スピンオフ」と称して、編にも登場した紅花女子達を主役に据えた短編が収録されている。 三巻の「男役志望・星野薫の夏休み編」は祖母も母親も紅華歌劇団の娘役だった星野薫が紅華音楽学校に入る一年前の夏休みの様子を描いた物語で、「諦めてもいいんだよ」「違う道を歩んでもいいんだよ」という残酷すぎる他者の優しさに傷つきながらも、「自

    『かげきしょうじょ!!』のスピンオフが心を抉り取っていった|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/09/15
    スピンオフまじ面白い