『ガールズバンドクライ』を見終わった。大傑作。 誰が何と言おうと関係ない。私にとって『ガールズバンドクライ』は文句なしの大傑作であり、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』や『ゾンビランドサガ』等と一緒に「墓まで持っていきたい」と思える作品だった。 以前にも書いたが『ガールズバンドクライ』は「ロック」を描いている。 作品名に「ガールズバンド」と含まれているのだが、自分が『間違ってない』と思った事を「間違ってない」と証明するために活動を続けるトゲナシトゲアリの在り方は「ロック」で、「ガールズバンド」という名前に似つかわしくないほど荒々しい。 五人が五人とも臆病で繊細で孤独と虚無感を抱えていて、でも絶対に「負けだと認めたくない」「間違ってない事を諦めたくない」と反抗精神を手放さない。 自分達が気に入らない事があったらすぐに小指を立てるその精神は紛れもなくロックだったし、五人がバンド内で殴
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