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ブックマーク / note.com/mizune (23)

  • 世界に小指を立て続けろ『ガールズバンドクライ』!|九条水音

    『ガールズバンドクライ』を見終わった。大傑作。 誰が何と言おうと関係ない。私にとって『ガールズバンドクライ』は文句なしの大傑作であり、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』や『ゾンビランドサガ』等と一緒に「墓まで持っていきたい」と思える作品だった。 以前にも書いたが『ガールズバンドクライ』は「ロック」を描いている。 作品名に「ガールズバンド」と含まれているのだが、自分が『間違ってない』と思った事を「間違ってない」と証明するために活動を続けるトゲナシトゲアリの在り方は「ロック」で、「ガールズバンド」という名前に似つかわしくないほど荒々しい。 五人が五人とも臆病で繊細で孤独と虚無感を抱えていて、でも絶対に「負けだと認めたくない」「間違ってない事を諦めたくない」と反抗精神を手放さない。 自分達が気に入らない事があったらすぐに小指を立てるその精神は紛れもなくロックだったし、五人がバンド内で殴

    世界に小指を立て続けろ『ガールズバンドクライ』!|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2024/07/08
    「私にとって『ガールズバンドクライ』は文句なしの大傑作であり、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』や『ゾンビランドサガ』等と一緒」評価高い!
  • 「秘密」で特別な関係による刺激的な面白さが『ひみつのアイプリ』にはある|九条水音

    『ひみつのアイプリ』が面白いのです。「今期は『ガールズバンドクライ』と『終末トレインどこへいく?』と『ひみつのアイプリ』があるから大体勝ち」と言えてしまうぐらいに。 「メインスタッフや制作会社を一新してのアニメ展開の再始動」と聞いた時には期待と不安が入り混じり、「何も分からない!」「とりあえず見て判断!」と考えていましたが、1クールの終わりを迎えつつある今の気持ちは「文句なしに面白い」。 過去作品で支持されていた要素を抽出して作ならではの「秘密」というワードを効かせてまとめた『ひみつのアイプリ』は、どこか少女小説のような趣きとこのシリーズらしい俗っぽさが素晴らしい。 おかげで毎週欠かさず見ているのですが、やっぱり「秘密」ってものが面白いんですよね。強いなと思います。 秘密は誰にでもある私が面白く感じているのは「秘密は誰にでもある」を前提とした物語が展開されていることですね。「秘密そのもの

    「秘密」で特別な関係による刺激的な面白さが『ひみつのアイプリ』にはある|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2024/06/17
    「副生徒会長は「会長が一番輝いているところを最前線で見たいので、アイプリをやってるし会長とデュオを組んでる」という恐ろしい存在」ひまりみつきつむぎ「尊厳破壊的な体験をした真実夜チィ」曲がいい
  • この先もきっと大丈夫。思い出は未来の中にあるから 『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』はそう思わせてくれた|九条水音

    この先もきっと大丈夫。思い出は未来の中にあるから 『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』はそう思わせてくれた 『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』を見させていただきました。 アイカツ!シリーズの10周年を締めくくるライブ公演ということで楽しみにしていたんですが、「公演時間:四時間超」という長時間のライブにも関わらずダレている瞬間が一瞬も存在しない素晴らしいライブだったと思います。 まさしく全力で駆け抜けたと言って良いライブだったんですが、同時に「また次を見たくなるライブ」でもあって、そういう部分も含めて最高でした。 総評:「きっと大丈夫」をくれる『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』の感動を言葉にすることはとても難しいです。だって何もかもが素晴らしく、どの時間も楽しかったから。 「四時間超」という公演時間の中で「この時間が永遠に続けばいいのに」と思わない瞬間はあり

    この先もきっと大丈夫。思い出は未来の中にあるから 『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』はそう思わせてくれた|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2023/02/28
    「個人的に良かったものは日笠陽子と大西沙織、あとは『アイカツプラネット!』組」「「MVP」みたいな話をしておきますと(...) 本当に皆良かったんですが(...)私は藤城リエ以外にいないと」
  • バーチャルライブ『Dream Collaboration Festival ドリコラFes.~アイカツ!シリーズ&プリティーシリーズ~』を見てきた|九条水音|note

    バーチャルライブ『Dream Collaboration Festival ドリコラFes.~アイカツ!シリーズ&プリティーシリーズ~』を見てきた 1月6日より「二週間限定」かつ「イオン系列の映画館のみ」で公開されている『Dream Collaboration Festival ドリコラFes.~アイカツ!シリーズ&プリティーシリーズ~』を見てきました。 アイカツ!シリーズとプリティーシリーズ。 バンダイナムコとタカラトミーアーツ。 「ライバルとしてしのぎを削り合い、仲間として女児向けコンテンツ界隈を盛り上げてきた二作品の合同ライブ。これが映画館で見られる機会が出来たのなら見るしか無い!」と言う理由で見てきたんですが、見終わった感想としては「これを葬式で流してほしいな」と……。 両シリーズのファンとしては当にそれに尽きる。人生の最後はこれがいいなと思ってしまうような夢のライブでした。 バ

    バーチャルライブ『Dream Collaboration Festival ドリコラFes.~アイカツ!シリーズ&プリティーシリーズ~』を見てきた|九条水音|note
    sakstyle
    sakstyle 2023/01/11
    “1月6日より「二週間限定」かつ「イオン系列の映画館のみ」で公開されている”ギリ見れそうで見れない……。
  • 声オタが長崎行男の『埋もれない声優になる!』で業界への理解を深めた話|九条水音

    我々声優オタクにとって「声優」とはスタァであり、「声優業界」とはその星が輝く夜空になりますが、その「声優業界」について我々はあまりにも詳しくありません。 当たり前のことです。我々は声優ではないのですから。 私は声優のことが好きで、応援しているだけのただの人間です。ただの人間に過ぎない私が知っている「声優業界」の話は伝聞が多い。全く詳しくないわけではないけど、 とはいえ、2020年から続く新型コロナウイルスの感染拡大が声優業界に与えた影響などは伝聞程度でも伝わってくる。 感染拡大によって収録が出来なくなって急遽再放送に切り替えた作品もあるし、収録方法も「大人数を同じ時間帯に集めて収録する」から「最大でも三人づつ集めて収録する」に切り替わっている事はもはや有名な話だ。 「この二年間で声優業界はどのように変わったのか」 「その変化によりどのような人間が求められるようになったのか」 そんな声優業界

    声オタが長崎行男の『埋もれない声優になる!』で業界への理解を深めた話|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2022/05/20
    本の後半で、長崎監督の対談集になっていて、ボイトレの人や振付師の人、あるいは緒方恵美や久保田未夢との対談が載っているらしい。
  • WEBアニメ『アイカツオンパレード!』悩みの答えを教えてくれたプレミアムスクールドレス|九条水音

    5月2日はアイカツ!の日!ということで、『アイカツオンパレード!』の配信に合わせて様々な物を調整して、リアルタイムで見ておりましたが、やっぱり『アイカツオンパレード!』は素晴らしい作品ですね。三話も最高でした。 というわけで、いつものメモ書きです。 「仲間だけどライバル」の難しさ三話で描かれていたのは「『仲間だけどライバル』『ライバルだけど仲間』に悩む音城ノエル」でした。 音城ノエルと風沢そらと姫里マリアは「ドリームアカデミーの代表として一緒にステージを立つ仲間」ですが、「決勝ステージへと出場できるのは一人」というルールの関係上「出場権利を巡って競い合うライバル」でもあります。 風沢そらと姫里マリアはアイドル経験も長いですし、二人とも既に自分達の答えを見つけているアイドルなので、特に思い悩むことはなく「ドリームアカデミーの代表として恥じないステージを!」と「選ばれるのは自分だ!」という意識

    WEBアニメ『アイカツオンパレード!』悩みの答えを教えてくれたプレミアムスクールドレス|九条水音
  • これはアイドル達からバトンを受け取った者の物語『アイカツオンパレード!』|九条水音

    『アイカツオンパレード!』が終わってから一週間が過ぎました。 この一週間は「君のEntrance」をバカみたいに聞きながらその余韻に浸っていたんですが、始まった当初はここまで私の胸に刺さる作品になるとは思ってませんでした。 ただ蓋を開けてみると想像以上に面白かった。自分の予想を超える方向で物語が展開されていき、毎回綺麗にまとめてくる。前半戦の段階で襟を正して見るようになっていまして、最終回は号泣しながらの視聴になってました。 で。 仕事の合間になぜここまで『アイカツオンパレード!』が面白かったのかについて考えていたんですが、やっぱり「クロスオーバー作品としての面白さ」「アフターエピソードとしての面白さ」「アイドル・姫石らきの物語の面白さ」の三つが揃っていたからだと思うんですよね。 クロスオーバー作品としての面白さ『アイカツオンパレード!』の最も分かりやすい面白さはここでしょう。 『アイカツ

    これはアイドル達からバトンを受け取った者の物語『アイカツオンパレード!』|九条水音
  • 『アイカツオンパレード!』完結と、全25話の中で私が死んだ理由一覧|九条水音

    「アイカツオンパレード!はアイカツ!ファンが最後の瞬間に見る走馬灯のような作品だから」。 そう言い続けてきた『アイカツオンパレード!』が3月28日に完結しました。 厳密にはWEBアニメとして、音城ノエルとドリームアカデミーを舞台にした物語が配信されているので「これで完全に終わり。秋まで休眠期間」というわけではないのですが、2019年10月から続いてきたアイカツ!シリーズのオールアイドル企画が完結した事を嬉しく思います。 最終回まで見届けて、久しぶりに会ったアイドル、初めて会ったアイドルから貰ったバトンを胸に、これからも自分のアイカツ!を頑張っていくしかないな!という気持ちになっているわけですが、同時に『アイカツオンパレード!』での私の死因を一覧にしておくと面白い気がしたのでリスト化しておきます。 1話の死因・ピュアパレットの「みんなみんな!」に成長の気配を感じて死 ・扉をくぐった先が四ツ星

    『アイカツオンパレード!』完結と、全25話の中で私が死んだ理由一覧|九条水音
  • 『かげきしょうじょ!!』のスピンオフが心を抉り取っていった|九条水音

    私にとっての『かげきしょうじょ!!』とは好みド直球の「何度でも読める十年に一級の傑作」であり、その面白さを語るにはもはや万の言葉でも足りないほどのものであることは短期間の間に二も記事を書いていることからも明らかだろう。 現在最新巻である七巻まで読み終わってその面白さに死にそうになりながら、「八巻が出るのが遅すぎる」と憤慨しているところなのだが、今回書きたいのは編の面白さではなく、スピンオフのヤバさについてだ。 『かげきしょうじょ!!』の単行には三巻以降にはほぼ毎巻「スピンオフ」と称して、編にも登場した紅花女子達を主役に据えた短編が収録されている。 三巻の「男役志望・星野薫の夏休み編」は祖母も母親も紅華歌劇団の娘役だった星野薫が紅華音楽学校に入る一年前の夏休みの様子を描いた物語で、「諦めてもいいんだよ」「違う道を歩んでもいいんだよ」という残酷すぎる他者の優しさに傷つきながらも、「自

    『かげきしょうじょ!!』のスピンオフが心を抉り取っていった|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/09/15
    スピンオフまじ面白い
  • 『かげきしょうじょ!!』を読み始め、私は終わらない円環に陥った|九条水音

    今朝、目を覚ましてまず最初にやったのは『かげきしょうじょ!!』をシーズンゼロから既に読み終わっている巻まで読むことだった。 緻密にして精密、穏やかであるようで荒々しさも持ち合わせるこの作品は読むたびに新たな発見をもたらし、何度読んでも同じ場所で息を呑まされる。そして読み終わるとベッドから出て日々の生活をこなす。作業の合間にはその時の気分に合わせて読み終わっている『かげきしょうじょ!!』の中から一巻だけ抜き出して読み、再び作業に戻る。 夜は夜で余力がある時は未着手の巻を手に取ってその面白さに圧倒され、ない時は既読の巻を読んでその美しさにため息を漏らし、眠りにつく。 そして朝になればまた『かげきしょうじょ!!』をシーズンゼロから読む。 まるで世界が一巡しているかのように。ここ数日はずっとそんな生活を続けている。もはやこの作品がなくては生活が成り立たなくないのではと感じずにはいられない。私は今、

    『かげきしょうじょ!!』を読み始め、私は終わらない円環に陥った|九条水音
  • 斉木久美子『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』が最高すぎた|九条水音

    先日発表されたアイカツ!シリーズのオールスタープロジェクト『アイカツオンパレード!』について取りまとめる作業も一段落して少し暇になったので「あらすじを読む限りどう考えても好きなんだよなぁ」と気になっていた斉木久美子の『かげきしょうじょ!!』……の前日談にあたる『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』に取り掛かったのだが、やだこれ傑作じゃないですか。 『かげきしょうじょ!!』は大正時代に創設され、女性だけで構成された「紅華歌劇団」。その紅華歌劇団の音楽学校「紅華音楽学校」に入学した、人間不信で男性恐怖症で平穏な生活を目指す元アイドル・奈良田愛と、「紅華歌劇団のトップだけが演じる事が許される『ベルサイユのばら』のオスカルになる!」と公言する天真爛漫な少女・渡辺さらさ、そして彼女たちと一緒に入学した第100期生達を描いた物語だ。 今作はその前日談に当たる物語ということで、さらさと知り合った愛が「波風

    斉木久美子『かげきしょうじょ!!シーズンゼロ』が最高すぎた|九条水音
  • 『ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~in SAGA』の佐賀尽くしに圧倒された|九条水音

    3月17日に開催された『ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~』は、『ゾンビランドサガ』に登場したものが全て詰まっていた総決算的なライブイベントでした。 オープニング曲となる「徒花ネクロマンシー」から始まって、最終話のエンディングを飾った「FLAGをはためかせろ」で締める。 発表順も含めて「アニメの物語を可能な限り再現しよう」とする試みには「劇場総集編」のような面白さがあったし、「Temptation from the Hell」の使い方や「DEAD or RAP!!!」への接続の仕方は当によく練られておりとても面白かったのだが、「次もやるよ」となってしまった時に「ここまでのことをやってしまった」という事実が厳しい壁となって立ちはだかってくる。 なぜなら同じことをやっても新鮮さがまったくないからです。 なので「7月にまたライブをやります!」ということが発表されてから

    『ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~in SAGA』の佐賀尽くしに圧倒された|九条水音
  • 「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~」を見てきた|九条水音

    2018年は面白いアニメが多い一年だった。 例えば南極を目指す女子高生たちの青春を描いた『宇宙よりも遠い場所』は青春ドラマの傑作であったし、『惑星のさみだれ』で知られる漫画家・水上悟志のネームを元に映像化した『プラネット・ウィズ』は先が読めない展開でワクワクさせつつも少年漫画の王道を征く物語で楽しませてくれた。 振り返ればいくつも「2018年の面白かったアニメ」は思い浮かぶわけだが、その中でも自分が特に気に入っていたのが『ゾンビランド・サガ』だ。 一話を最初に見た時は「なんだこの宮野真守と渡楓の二人芝居だけで30分持たせることに成功しただけの映像は」と思ったものだが、二話の強引だが全く間違っていないラップバトルへの持っていき方に完全に心を掴まれてしまい、最終話まで当に楽しい時間を過ごさせていただいた。あと、冷静に考えると『ゾンビランド・サガ』を構成するゾンビ!アイドル!佐賀!の三大要素

    「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~」を見てきた|九条水音
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』今作の良かった点について補足|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』については前回書いた記事で終わりのつもりであったが、BSでの最終話を見ていたら「そういえば12話全体で描かれていた法月仁についてはほぼノータッチで、シリーズ構成の美しさについて全く褒めていないのでは?」という事に気づいたので補足としてその二点について書いておく。 シリーズ構成が上手い『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』は1話が「今作は何をやるのか」という導入で、2話から9話が各プリズムスタァ達の物語、10話から12話が今作を終わらせるための物語という序破急の三幕構成になっている。 1クール12話の中でプリズムスタァ達だけで10人も存在していること、菱田正和監督がこれまで散りばめてきた伏線やエピソードを最終盤になって畳み掛けるように回収・昇華していく作風を得意としていることから考えると、こ

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』今作の良かった点について補足|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/07/10
    “しかし高田馬場ジョージと如月ルヰとの出会いが彼(法月仁)を大きく変える。”
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』女神に誓った七人と「私達」の12話|九条水音

    ついに『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』最終話「Shiny Seven Stars Forever!」が放送され、1クール12話に渡って描かれてきたプリズムスタァ達の物語は終わりを迎えた。 最終回としか言いようがないほど完璧な最終回だった。ぐうの音も出ないほど完璧だった。この作品の結末としておそらくこれ以外ないだろう。エーデルローズ生達七人の物語を締めくくるのであればこれ以上のものはないと断言できる。 最高にして至高。完璧にして完全。 これを見ることが出来たという事実だけで大満足だ。 そしてこの結末を『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』で新たにプリズムの煌めきを知った人達と共有できた事をとても嬉しく思う。最高の時間を過ごすことが出来た。ありがとう『KING OF PRISM』。 さて一話から続けてきたこの『KING OF

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』女神に誓った七人と「私達」の12話|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/07/10
    “犯した罪とは「見ている人の事を何も考えていない、独り善がりなプリズムショーを行ったこと」”“「あっ、やりやがった」と強く思ったのは「プリズムワールドからの接続が強制解除される」という展開”
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』愛の物語がはじまる10話|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』も残すところあと三話となった。 第一話で「PRISM1」の開催が発表され、第二話でユキノジョウの生き様を見せられ、第三話でエーデルローズに来てからのタイガの成長を見せられた。第四話ではカケルが目指す「愛」の姿を、第五話では愛が報われないものと成り果ててもステージに立つ高田馬場ジョージの意地を、第六話ではミナトが家族から受け取ってきた「愛」の底力を見せられた。 七話ではどんなにバカにされても自分の「愛」を貫くレオの覚悟を、第八話ではユウの誇りに思う「愛する仲間」を見せられ、九話ではアレクサンダーの「愛するスタァ」への敬愛が描かれた。 「愛」。 スピンオフ元『プリティーリズム・レインボーライブ』においても様々な事件を巻き起こし、そして登場する度にドラマチックな物語を紡いできた「愛」。 『KING OF PRISM -Shin

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』愛の物語がはじまる10話|九条水音
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』九話を見て大和アレクサンダーのピュアさに心を撃ち抜かれた|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』九話を見て大和アレクサンダーのピュアさに心を撃ち抜かれた 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』第三章を締める第九話は大和アレクサンダーの物語だ。 「プリズムショーの破壊者」という肩書と共に『KING OF PRISM by PrettyRhythm』に登場した彼は現在の「ストリートのカリスマ」である仁科カヅキに戦いを挑み、その熱く滾るプリズムジャンプの応酬で私達に「ストリート系同士の戦いは当に命がけの真剣勝負で、こんなにも熱い気持ちにさせてくれるものなのか!」ということを教えてくれた。 その続編となる『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』では、カヅキに「エーデルローズのストリート系」を託された香賀美タイガと死闘を繰り広げ、「会場そのものを作り変えてしまう」とい

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』九話を見て大和アレクサンダーのピュアさに心を撃ち抜かれた|九条水音
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』姉への憧れから自分だけの仲間を見つけられた涼野ユウの八話|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』姉への憧れから自分だけの仲間を見つけられた涼野ユウの八話 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』も折り返し地点を過ぎ、エーデルローズもシュワルツローズも残すプリズムスタァはあと二人となった。 第八話で舞台に上がるのはエーデルローズ最年少プリズムスタァの涼野ユウ。自分を「全知全能のゼウス」と呼ぶほどいつも自信に満ち溢れた少年だが、こう見えてもエーデルローズ生達の楽曲をすべて制作しており、自信に見合うほどの才能を持った正真正銘の天才である。 実は涼野ユウはスピンオフ元である『プリティーリズム・レインボーライブ』のメインキャラクターの一人である涼野いとを姉に持つため、「設定上は『KING OF PRISM』のメインキャラクターでは一番スピンオフ元との接点が強いキャラクター(ただし担当している声優

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』姉への憧れから自分だけの仲間を見つけられた涼野ユウの八話|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/06/20
    「涼野ユウが飛んだプリズムジャンプに思わず涙してしまうことだろう。」それ
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』二人で作る「本物のスタァ・高田馬場ジョージ」な五話|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』は氷室聖率いるエーデルローズと、法月仁率いるシュワルツローズの物語だ。 ここまで放送された四話は全てエーデルローズのプリズムスタァが主役の物語が紡がれてきたが、五話となる今回からは法月仁とシュワルツローズの物語も紡がれていく。 そんなシュワルツローズサイドの物語の先陣を切るのは高田馬場ジョージだ。 高田馬場ジョージは前作『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』から登場したプリズムスタァ。作中ではシュワルツローズの象徴的人物として描かれているが、その歌はジョージ人から発せられたものではなく、「池袋エィス」という少年が歌っている。 いわば高田馬場ジョージとは「二人で一人のプリズムスタァ」である。 それにも関わらず「俺の手柄」「俺が凄い」と誇示するジョージ。池袋エィスと、彼の人となりを知る者達からすれ

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』二人で作る「本物のスタァ・高田馬場ジョージ」な五話|九条水音
  • 『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』願いを込めて名付けた思いを胸に空を翔けるカケルの四話|九条水音

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』願いを込めて名付けた思いを胸に空を翔けるカケルの四話 令和最初の『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』は四話「十王院カケル、愛と共に翔ける」だった。 この四話はこれまで語られてこなかったカケルの「『十王院財閥の御曹司』という将来が約束された立場の人間でありながら、なぜ彼はプリズムスタァをやっているのか」「名は十王院一男(カズオ)でありながら、なぜ十王院カケルを名乗っているのか」について描いており、彼を見る目が良い方向へと大きく変わってしまうような素晴らしいエピソードになっている。 かくいう私もそんな「見る目が良い方向へと変わった一人」であり、今ではステージに立っている時の彼のことを「カケル」以外で呼べなくなっている。凄い。一エピソードでここまで印象が変わってくるなんて……。 そんな四話で

    『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』願いを込めて名付けた思いを胸に空を翔けるカケルの四話|九条水音
    sakstyle
    sakstyle 2019/05/26
    「「プリティーなリズムでサタデーモーニングフィーバー」というフレーズがある事を考えると『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』ネタと言ってもいいだろう。」w