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2023年6月9日のブックマーク (4件)

  • 「ケプラー」最期のデータから惑星を発見 ノイズの多いデータを分析

    NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙望遠鏡「ケプラー」は、太陽以外の天体の周りを公転する「太陽系外惑星」の研究において非常に重要な存在です。2009年に打ち上げられてから2018年に運用を終了するまでの9年間に約50万個の恒星を観測し、数千個の系外惑星の候補を見つけました。大量の観測データは現在でも分析中です。 【▲ 図1: 宇宙望遠鏡ケプラーと、K2ミッションの観測範囲を示すコンセプトアート(Credit: NASA Ames/JPL-Caltech/T Pyle)】ウィスコンシン大学マディソン校のElyse Incha氏などの研究チームは、ケプラーの延長ミッションである「K2ミッション」のデータから、新たに太陽系外惑星2個の確定的な発見と、1個の有力候補を発見したと報告しました。この報告で注目すべき点は、元となったデータがK2ミッションの最後の期間で収集されたものであり、質の悪いデータ

    「ケプラー」最期のデータから惑星を発見 ノイズの多いデータを分析
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/09
    「今回の研究で重要なのは、非常にノイズの多いデータでも分析を行えたこと」「ミッション終了から6年経ちますが、ケプラーのデータはこれからも目が離せない存在であると言えるかもしれません」
  • 重い中性子星は “柔らかい” 核を持つ?

    太陽よりもずっと重い恒星がその生涯を終える時、その中心核は収縮して「中性子星」と呼ばれるコンパクト星を残します。中性子星は全体が1つの原子核であるとも表現されるほどの、最も高密度な天体の1つです。 言ってみれば、中性子星は私たちがよく知る物体の極限状態の1つであり、具体的な物性を調べられるという点でも興味深い研究対象です。ただし、中性子星の内部は極めて高密度・高エネルギーな環境であるため、正確な性質はほとんど分かっていません。 【▲ 図: 中性子星の想像図(Credit: ESO/L. Calçada)】中国科学院のMing-Zhe Han氏らの研究チームは、いくつかの中性子星の観測データと理論計算を駆使し、中性子星の内部の様子を探りました。研究には中性子星同士の合体を捉えた重力波「GW170817」、正確な大きさが判明している中性子星「PSR J0030+0451」、最大級の重さを持つ中

    重い中性子星は “柔らかい” 核を持つ?
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/09
    「極端に重い中性子星のシミュレーションでは、最も硬くなる部分は中心部ではなく、その周辺部」「重い中性子星の中心部は原子核ではできておらず(...)「クォーク物質」の状態」それ硬いとか柔らかいとか言えるの?
  • Rocket Labの民間金星探査、2025年1月以降に延期へ

    #Rocket Lab#金星 民間ロケット打ち上げのRocket Labは、民間初となる金星探査ミッションを2025年1月以降に延期する模様だ。海外メディアのTechCrunchが広報担当の話として報じた。 Rocket Labは2020年8月に、金星探査ミッションを発表。同惑星の大気を調査し、生命の存在に必要な条件が存在しているかどうかを調査する予定だ。地球より太陽に近い金星は高温の惑星だが、その上空には微生物が存在する可能性がいくつか報告されている。 Rocket Labが予定している金星探査機は、サイズが15インチ(約38cm)で重量は45ポンド(約20kg)。同社の「Electron」ロケットで打ち上げられ、「Photon」宇宙船により5カ月かけて金星へと飛行する。そして金星の大気圏に落下しながら、数分間かけて同惑星の大気を観測する。 Rokcet Labの広報担当者は、「我々が今

    Rocket Labの民間金星探査、2025年1月以降に延期へ
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/09
    「Rocket Labは2020年8月に、金星探査ミッションを発表。」そうだったのか、知らなかった。「金星の大気圏に落下しながら、数分間かけて同惑星の大気を観測」
  • クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載

    新しい化石種「Eoarctos vorax」。約3200万年前、現在の米国ノースダコタ州の川辺に暮らしていた。アライグマに似たこの種は、哺乳類の進化における重要な時代を生きていた。(ILLUSTRATION BY MARK HALLETT) クマの最も古い仲間の一つは、グリズリー(ハイイログマ)というよりはアライグマに似た姿をしていて、カタツムリの殻をかみ砕くのが好きだったようだ。「Eoarctos vorax」と名付けられたこの化石哺乳類は、格的な哺乳類の時代に突入した約3200万年前、スカンクやアライグマ、クマ、さらにはアザラシを含むグループがどのように始まったかを解明する手がかりになるかもしれない。(参考記事:「太古の「百獣の王」、新種の絶滅哺乳類を発見」) 古生物学者たちは何十年も前から、Eoarctosの謎を解こうと試みてきた。米国ノースダコタ州のフィッテラー・ランチでは194

    クマの仲間の祖先“子ネコカワウソクマ”の化石、新種として記載
    sakstyle
    sakstyle 2023/06/09
    名前! なお、学名は「Eoarctos vorax」であり、“子ネコカワウソクマ”は研究者が使っていた便宜的な呼び名っぽい。カタツムリを食べていた。 3200万年前(漸新世)