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2023年7月11日のブックマーク (3件)

  • 火星では“ごく最近”にも液体の水が流れた可能性 気候シミュレーションで判明

    「火星」の表面には無数の谷筋があり、その一部はごく最近流れた液体の痕跡であるようにも見えます。しかし、寒く乾燥した現在の火星では、地形に痕跡を残すほど大量の液体が流れたことを説明できそうにありません。しかし、カリフォルニア工科大学のJ. L. Dickson氏らの研究チームは、火星の自転軸が現在よりも傾いていれば、火星表面で液体の水が谷筋を作れるほど安定して存在できることを突き止めました。そのような現象は過去数百万年間で何度も起きたとみられており、直近では約63万年前に起きたと考えられています。 火星表面に刻まれた様々な地形は、液体の水が大量に存在した過去を物語っています。しかし、現在の火星は極度に乾燥しており、その表面には液体の水はもちろんのこと、極地を除いて固体の水さえ存在していません。 火星が現在のような低温と非常に薄い大気しかない環境になったのは、今から約30億年前だと考えられてい

    火星では“ごく最近”にも液体の水が流れた可能性 気候シミュレーションで判明
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/11
    現在の火星の自転軸の傾きは25度だが、これが30度まで傾くと平均気圧が1200Paになり、南半球の高緯度地域に水が流れる/約63万年前にその条件になった可能性/地軸って10度も変動するのか、で、傾くと気圧変わるのか
  • 約5000年前の権力者は女性だった、定説覆す発見、スペイン

    写真はペルーのパンパ・ラ・クルス遺跡で発見された600年前の生贄(いけにえ)の子どもの頭蓋骨。コンゴウインコの羽でできた頭飾りをかぶっている。今回の研究同様、プロテオミクスによってこの遺跡の主な生贄が男児だったことが突き止められた。プロテオミクスは考古学に革命を起こす技術と期待されている。(PHOTOGRAPH BY BECKY HALE, NATIONAL GEOGRAPHIC) スペインの古代の墳墓に埋葬されていた権力者の遺骨を分析したところ、この人物が女性だったことが明らかになり、初期のヨーロッパ社会における女性の役割についての定説を覆す重要な発見となった。論文は2023年7月6日付けで学術誌「Scientific Reports」に発表された。 この発見は、タンパク質を利用する考古学の新しい手法によって得られた革新的な成果の一例だ。 科学者たちは近年、分析可能なDNAが残っていない

    約5000年前の権力者は女性だった、定説覆す発見、スペイン
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/11
    歯や骨のタンパク質から遺伝情報を分析する「プロテオミクス」という手法がすごい、と(他の研究に使われた例も紹介されている)/DNAよりタンパク質の方が保存されやすいので
  • 極限まで遺伝子を削った人工細胞でも進化は可能なのか? - ナゾロジー

    「生物になるために最低限必要な遺伝子は何個あればいいのでしょうか?」 この質問に答えるため、科学者たちは数年にわたる試行錯誤を経て、493個の遺伝子だけで生きることができる人工細胞「JCVI‐syn3B」を作り出しました。 しかし、これには新たな疑問が生じました。 「これほど遺伝子を削ぎ落とされた生物は、進化が可能なのでしょうか?」 米国のインディアナ大学(IU)で行われた研究では、限界までブロックを抜かれたジェンガのような遺伝子を持つ人工細胞に自然淘汰圧が加えられ、進化が強いられました。 1つでも遺伝子が変異して機能を失えば死ぬ生物に、進化は可能だったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年7月5日に『Nature』にて掲載されました。

    極限まで遺伝子を削った人工細胞でも進化は可能なのか? - ナゾロジー
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/11
    M・ミコイデスから遺伝子を削り取り493個の遺伝子のみを持つ人工細胞「JCVI‐syn3B」(2016年の研究)→今回、栄養素が貧しい環境で2000世代培養したらちゃんと進化した、と。まあそうかも。