タグ

2023年7月10日のブックマーク (4件)

  • 微惑星の形成は微粒子の衝突合体成長だけでは困難 JAMSTECなどが確認

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京工業大学(東工大)、東北大学、国立天文台(NAOJ)の4者は7月6日、NAOJが運用する総コア数2160で構成された「計算サーバ」を用い、惑星の材料物質である原始惑星系円盤内の固体微粒子の塊について、さまざまな大きさでの衝突挙動の数値シミュレーションを実施した結果、塊が大きい場合に2つの塊が衝突合体する確率が低下することを明らかにし、固体微粒子が衝突合体を繰り返すのみで微惑星のようなサイズにまで成長するのは難しいことを確認したと共同で発表した。 微粒子の塊同士が衝突し、跳ね返るシミュレーションのスナップショット。(c)S. Arakawa et al.(出所:NAOJ CfCAプレスリリースPDF) 同成果は、JAMSTEC 付加価値情報創生部門 数理科学・先端技術研究開発センター 計算科学・工学グループの荒川創太Young Research Fel

    微惑星の形成は微粒子の衝突合体成長だけでは困難 JAMSTECなどが確認
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/10
    シミュレーション研究。従来のシミュレーションと室内実験結果との乖離も説明「原始惑星系円盤内において微粒子の塊が局所的に濃集するなど別のプロセスの助けが必要」
  • 謎の人類ホモ・ナレディが死者を埋葬した証拠、最古を10万年更新

    ライジング・スター洞窟に仲間の遺体を運び入れるホモ・ナレディの復元図。彼らが意図的に埋葬を行っていた可能性を示唆する新たな証拠は、人類の進化にまつわる現在の考え方に一石を投じるものだ。(ILLUSTRATION BY JON FOSTER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 数十万年前に生きていて現在は絶滅した人類が、南アフリカの洞窟の奥深くに死者を意図的に埋葬し、意味のある図形を壁に彫り込んでいた可能性がある。そうした高度な行動は、一般にネアンデルタール人や現代のホモ・サピエンスに特有のものだと考えられている。もし埋葬の事実が確認されれば、知られている限りで最古の埋葬が行われた時期が少なくとも10万年早まることになる。 この主張は、査読前の論文を投稿するサーバー「bioRxiv」に2023年6月5日付けで公開された2の論文で発表されている。また、米ストーニーブルック大

    謎の人類ホモ・ナレディが死者を埋葬した証拠、最古を10万年更新
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/10
    プレプリント論文/人為的に掘られたものだ、と。また、洞窟の壁に彫刻らしきものがあるという論文と、脳の大きさと複雑な認知能力は関連しないのではという論文も(ホモ・ナレディは脳が小さい)
  • 途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠

    2つのブラックホールがお互いの周りを回りながら近づく様子を描いた図。このときに重力波を発する。(ILLUSTRATION BY MARK GARLICK, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 時間と空間が織りなす巨大な重力波が検出されたことを示す証拠が得られた。その波長は、なんと数光年から数十光年だという。新たに発表された研究によると、このような波長の重力波の存在を示す証拠が見つかったのは初めてで、最大で太陽の100億倍という質量をもつ超巨大ブラックホールどうしの合体によるものではないかと考えられている。今回の発見の詳細は、2023年6月29日付けで学術誌「Astrophysical Journal Letters」に掲載された一連の論文にまとめられている。 この波を観測したのは、「北米ナノヘルツ重力波観測所」(NANOGrav)の研究者グループだ。68個のパルサーと呼ばれる回転

    途方もない重力波を検出、波長は数光年から数十光年、初の証拠
    sakstyle
    sakstyle 2023/07/10
    「高速に回転するパルサーを銀河規模の検出器として使うことで、超巨大ブラックホール連星から発せられると思われる、数光年の波長を持つ重力波を観測するのです。まるでSFですね」
  • AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書

    ゴースト・ワーク 作者:メアリー・L・グレイ,シッダールタ・スリ晶文社Amazon『ゴースト・ワーク』とまるでホラー小説のような書名だが、ノンフィクションである。「ゴースト・ワーク」とは書の造語で、人工知能やウェブサイトの動作を支えている、見えづらい(あるいは、意図的に隠されている)裏側の人間の労働のことを指している。わかりやすい例でいえば、人工知能のモデルに学習をさせるために、の画像にのラベルを貼りつける、あるいはフェイスブックやインスタグラムやツイッターのようなSNSで、暴力的なコンテンツとAIが自動で判定したコンテンツが、当にまずいものなのか、誤判定されたものなのかをチェックする仕事である。 GPT-3〜4の登場もあってAIの発展著しい昨今、AIは多くの人間の仕事が奪われると恐怖と共に語られることが多いが、まだまだ完全に人間の仕事を置き換えることは難しい。それは逆にいえば、「

    AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書