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2023年10月24日のブックマーク (7件)

  • 嘉戸一将『法の近代 権力と暴力をわかつもの』 何が法律の「正統さ」を保証するのか - もう本でも読むしかない

    法学の立場から国家の役割を問う新書 法の近代 権力と暴力をわかつもの (岩波新書) 作者:嘉戸 一将 岩波書店 Amazon 私たちはふだん法律に従って生活しているが、ではその法律、あるいは法律を執行する国家が「正統なもの」であると、どのように納得しているだろうか? いざこのように問われると、答えに詰まってしまう方も多いのではないだろうか。今回紹介する嘉戸一将『法の近代 権力と暴力をわかつもの』は、法学の立場からその問題の系譜を見ていくだ。 書では、先の問題は簡潔なフレーズに言い換えられる。いわく、「権力と暴力を区別するものは何か?」。あるいは、「何が国家と盗賊を区別するのか?」。 「法」の起源 主権とキリスト教 現在の社会において法律を作るのは立法機関だが、それに応じてこの問題を言い換えれば、「私たちは立法機関を通じて、意のままに法を創ることができるのか?」となる。議会制民主主義であ

    嘉戸一将『法の近代 権力と暴力をわかつもの』 何が法律の「正統さ」を保証するのか - もう本でも読むしかない
    sakstyle
    sakstyle 2023/10/24
    主権についてのシュミット説とケルゼン説
  • 太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない

    恒星から極めて近い距離を公転する「ホット・ジュピター」は多数の恒星に存在することが分かっていますが、太陽はホット・ジュピターを持たない例外的な恒星の1つです。なぜ存在しないのでしょうか? JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宮﨑翔太氏と大阪大学の増田賢人氏の研究チームは、太陽のような年齢の古い恒星にはホット・ジュピターが少ない傾向にあることを突き止めました。これは太陽系にホット・ジュピターが存在しない理由となるとともに、太陽と似た恒星の中では、太陽系がそれほど少数派ではない可能性を示唆しています。 【▲ 図1: 典型的なホット・ジュピターの想像図。発見時は常識外れに見られていたホット・ジュピターですが、現在では発見そのものは珍しくないほどの多数派となっています(Credit: NASA, JPL-Caltech, R. Hurt)】■ “常識外れ” から多数派となった「ホット・ジュピター」天

    太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない
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    sakstyle 2023/10/24
    太陽に似た惑星が時間経過とともにホット・ジュピターをもつ確率をベイズ推定。60億年経過すると減る。60億年は太陽程度の質量の惑星の寿命の半分
  • 【画像】月へ向かうロケットエンジン新バージョン、NASAが燃焼試験–3Dプリントなど活用

    #SLS#Artemis V 米航空宇宙局(NASA)は現地時間10月17日、「Space Launch System(SLS)」ロケットに搭載されるエンジンの高温燃焼試験を実施した。 NASAは月探査ミッション「Artemis」に取り組んでいる。次回ミッションの「Artemis II」ではSLSが使用される。Artemis IIでは、宇宙飛行士が月の周りを飛行してから地球へと帰還する予定だ。 ミシシッピ州にあるNASAのステニス宇宙センターで実施された高温燃焼試験では、SLSに搭載される「RS-25」エンジンの新バージョンが試験された。同バージョンは3Dプリンティング技術を活用し、製造にかかる期間とコストの削減が図られている。2020年代後半の実施を予定する「Artemis V」以降のSLSロケットに採用されることになる。 NASAは「この一連のテストでは、ノズル、油圧アクチュエータ、フ

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    sakstyle 2023/10/24
    「2020年代後半の実施を予定する「Artemis V」以降のSLSロケットに採用される」SLSのエンジンって途中で変えるのか
  • “ザ・クリエイター/創造者” - three million cheers.

    “The Creator” Director : Gareth Edwards US, 2023 AIとの戦争が続く近未来を舞台にした物語で、『ローグ・ワン』の監督ギャレス・エドワーズによるSF映画。 まず、冒頭で出てくる軌道要塞 USS NOMAD の造形と地上をスキャンする独特のムーブメントにやられた。 それから、スキャニングの光に先導されながら輸送機が侵攻するときに Radiohead の “Everything In Its Right Place” がかかるシーンも、あぁ、いまSF映画を見ているんだ…ということを強く実感させられる。なぜいまこの曲…?と思いつつ、センスなのか単なる好みなのか、とにかく意志をもって選曲しているというのが伝わって、気分が盛り上がる。航空機による小部隊の敵地侵入シーンにこの系統の曲って、意外な組み合わせだけどとても良い。 その後のロードムービー的展開では

    “ザ・クリエイター/創造者” - three million cheers.
    sakstyle
    sakstyle 2023/10/24
    「Simon Stålenhag とか Jakub Rozalsk のイラストみたいなテイストだったりして、とにかくSF的な絵が延々と続いていく贅沢な映画」「キーワードの扱い方がそれぞれ構成的に整理されてる」
  • 『ザ・クリエイター/創造者』はギャレス・エドワース監督の壮大な自主製作映画だった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

    ザ・クリエイター/創造者 (監督:ギャレス・エドワース 2023アメリカ映画) 人類とA.I.が戦いを繰り広げる未来世界を描いたSF映画『ザ・クリエイター/創造者』です。この作品、なんといっても『モンスターズ/地球外生命体』『GODZILLA ゴジラ』『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワースが監督を務めたSF映画だというのが注目のポイントでしょう。 主演を 『TENET テネット』のジョン・デビッド・ワシントン、共演として『インセプション』の渡辺謙、『エターナルズ』のジェンマ・チャン、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイ、そしてA.I.少女をマデリン・ユナ・ボイルズが演じています。 《物語》近未来、ロサンゼルスを核攻撃したA.I.と人類との戦いは激化していた。作戦行動中にを失った元特殊部隊員のジョシュアは失意の中新たな作戦に駆り出さ

    『ザ・クリエイター/創造者』はギャレス・エドワース監督の壮大な自主製作映画だった - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
    sakstyle
    sakstyle 2023/10/24
    「「絵作りはSFだけど物語にSF性は薄い」と思えてしまう」「美しい自然の風景に武骨な巨大人工物が建造されているという異様さがこの映画の作品世界を十二分に物語っている」
  • 科学とSFの相互発展の歴史を、小説、映画、ドラマなど多方面から描き出す──『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』 - 基本読書

    サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界 グラフィック社AmazonSF、サイエンス・フィクションとはサイエンスとついているように基的には科学をテーマ・取り扱ったフィクションのことを指す(科学を扱わなくてもSFに分類されるが、今回は細かいことはどうでもいい)が、科学を扱う以上その内容は現実の科学の発展に影響を受ける。たとえば、火星や月が明確に観測される以前は人々の空走の中ではそこに生命が満ちているフィクションがよく描かれていたが、鮮明な画像、観測結果が出回るにつれて火星や月に生物がいる物語は描かれなくなっていった。 一方で、SFは影響を受けるばかりではなく、現実の科学にも影響を与えてきた。多くのロボット学者は昔はアトム、今はドラえもんに影響を受けてその道を志し、琥珀の中の蚊が吸った血から恐竜の復元が試みられた物語『ジュラシック・パーク』の大ヒット後は、多くの学者

    科学とSFの相互発展の歴史を、小説、映画、ドラマなど多方面から描き出す──『サイエンス・フィクション大全 映画、文学、芸術で描かれたSFの世界』 - 基本読書
    sakstyle
    sakstyle 2023/10/24
    「もともとは2022年10月からロンドンの科学博物館で開催された『サイエンス・フィクション』展のガイドブック」「豊富なイラストや図版」
  • アフガン地震は“四つ子地震”、「ありえない」と科学者ら唖然

    アフガニスタンのヘラート州ジンダジャン地区のスィア・アーブ村で、地震前に自宅があった辺りを歩く男性。アフガニスタンでは10月に入ってから同じ規模の大地震が4回立て続けに発生しており、村はそのうちの1つの被害を受けた。(PHOTOGRAPH BY LYNSEY ADDARIO, NATIONAL GEOGRAPHIC) 現地時間10月7日午前11時11分(日時間15時41分)、アフガニスタンのヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生した。ヒンドゥークシュ山脈の西端の断層が破壊され、人口の多いヘラート市が大きな被害を受け、近隣の多くの農村が瓦礫と化した。それからわずか23分後、同じくマグニチュード6.3の2回目の地震が発生した。 4日後の10月11日には、人々が瓦礫の中から遺体を回収している最中に、同じ地域で3回目のマグニチュード6.3の地震が発生し、傷ついた住民をさらに打ちのめした。死

    アフガン地震は“四つ子地震”、「ありえない」と科学者ら唖然
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    sakstyle 2023/10/24
    もともと地震が少ない地域。同じM規模が4連続なのが、非常にまれ、と(ないわけではないのは本文中にも書いてある)。いずれにせよ、この規模4連続はかなりきついだろうなと想像に余りある……