Flashのサポート終了までいよいよ24時間を切りました。 でも本当のところ、作り手でもない自分としては正直それほど感慨深いものはなかったりします。 盛り上がっていたあの頃をFlash黄金時代とタグ付けられることもあります。 しかしそれは視聴者側の立場からの視点であり、作り手にとってどこがピークなのかは人それぞれであり、終わったあとに振り返ってみてはじめて解るものではないかと思うんですよね。 とは言いつつも当時のムーブメントを語る貴重な機会を頂いたので、座談会の中でお話しました。
![【雑談】或る元Flashニュースサイト管理人の独り言 - II-Access(イイ・アクセス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92ade05aab663edbab5cde9a97a9edfed75f9743/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fiiaccess.net%2Fapp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F12%2FAdobe-FlashPlayer.png)
Flashのサポート終了までいよいよ24時間を切りました。 でも本当のところ、作り手でもない自分としては正直それほど感慨深いものはなかったりします。 盛り上がっていたあの頃をFlash黄金時代とタグ付けられることもあります。 しかしそれは視聴者側の立場からの視点であり、作り手にとってどこがピークなのかは人それぞれであり、終わったあとに振り返ってみてはじめて解るものではないかと思うんですよね。 とは言いつつも当時のムーブメントを語る貴重な機会を頂いたので、座談会の中でお話しました。
2020/05/30 • no comments 【CloseUp Flash Reloaded最終回】総括 ~再編集後記~ 講談社MouRaにて2006年6月から3年3ヶ月に渡り連載されていたCloseUp Flash。 ネットから飛び出し様々な場へ活躍を広げていった当時のFlash界隈の動静がまとめられた内容でしたが、サイトの消滅とともに失われてたコンテンツとなってました。 サイトの消滅といえば、再掲載にあたりWeb上から消えてしまった作品も多く、実際に再掲載できたのは当時の連載の半分にも至りません。その理由は、やはりSNSの隆盛によって無料ホームページサービスが相次いで終了したことが影響しています。 特に最後にして最大の砦であったジオシティーズ (GeoCities)が陥落してしまったことにより、2000年代に個人のWebサイトで掲載されていたFlashコンテンツの多くが失われたこと
『佐倉葉ウェブ文化研究室』トップページ ■ウェブ文化史: |阪神・淡路大震災とインターネット |登録型ウェブ日記リンク集の動乱 |個人ニュースサイト史 |テキストサイトの歴史 |Flash動画史 |ウェブ文化から見たラグナロクオンラインの歴史 |アイマスMAD動画の黎明期| ■表: |個人サイトが多めなインターネットの歴史年表 |「東日本大震災発生に伴うインターネット上の出来事と話題」日表| ■企画もの: |自己顕示欲充足システムに飲み込まれる登山者と事故の危険性 ~インターネットの普及による山行への影響について『ヤマレコ』を事例にして~ |私のウェブ文化史の書き方 ~「個人ニュースサイト史」を例にとって~ |倉庫| ▼目次 ■1.序文 ■2.アイマスMAD動画の黎明期 ◆~2007年2月 アイマスMAD動画の登場 ・THE iDOLM@STER 稼動、アイマスMAD動画の登場、Xbox3
この2つの記事が同時に現れる昨日のTLを見ると、ニコニコは本来誰を大事にすべきだったのかというのを考えてしまいます。 biim兄貴はニコニコ動画はもちろん多方面に影響を与えた先駆者で、このインタビュー記事はとても資料として価値のあるものだと思いますが、唯一惜しいところは「日本独自のインターネット文化」について十分に触れていないことです。 真面目な話、2010年代の文化史を辿っていくと絶対どこかでホモビデオにたどり着く件についてはちゃんと向き合うべきだと思います。このままでは「無かったこと」にされて歴史から消される可能性が高いです。10年前・20年前についてどれだけのことが語られなくなったか、分かる人は多いと思います。 電ファミのインタビュー記事はいつも内容が濃くて資料価値が高い、意義のあるものだと思っています。だからこそ今回ももう一歩踏み込んでほしかったと思います。 このへんの歴史修正の話
厚生労働省の毎月勤労統計調査についての特別監察委員会の報告書が出され、樋口委員長の記者会見が行われた。疑問も残るが、おおむね事実関係は明らかになった。焦点になっている東京都の大企業の抽出調査については次の通り: 2003年5月22日付の事務連絡に「事業所規模500人以上の抽出単位においては、今回から全国調査でなく、東京都の一部の産業で抽出調査を行うため注意すること」と書かれている。この事務連絡は雇用統計課長の決裁をへて他部局にも公式に伝達されており、隠蔽の事実はない。 当時の担当課長は「抽出調査としたことについて、覚えていないが当時自分が決裁したと思われる決裁文書を見たらそのように残っていたのでそうなのだと思う。ただ、抽出していたとしても労働者数に戻す復元を行っていれば問題ない」と供述しているが、この復元が行われた形跡がない。 システム改修を行った担当係によると「外部業者等に委託することな
NHKスペシャル「“冒険の共有” 栗城史多の見果てぬ夢」を見ました。 内容を一言でいうと、最終的には自身の死という結末を迎えた栗城氏の活動について 「ネットにおけるアンチの声によって栗城氏が追い込まれて引くに引けなくなった。」 と栗城氏の死はネットのせいだととれるものであった。そしてスポンサーやマスメディアが栗城氏の登山スタイルに影響を与えた可能性については触れなかった。 ネット文化を記録しているサイトを運営している私は、ネットのせいだと言われてしまうと色々考えてみたくなる。そこでこの番組の内容について考えてみた。 ---------------------------------------------------- そもそも登山とネット、特にSNSとの関係とその危険性や問題点を初めて"きちんと"指摘したのは、私の知る限りでは、他の誰でもなく3年前の私であった。その私から見て、この番組の
それは2000年前半をピークに徐々に衰退していった存在。 色々定義があるけど、ここでは孫ニュースサイトというのが正しいか。 今も生きているサイトさんを抜かせば、俺ニュースとか、カトゆー家断絶とか、そんなの。 多くのサイトが、オートアンカーってツールを使って ネタサイト(参照元) 1,2行でコメント って感じでリンクを張っていて、一時期は1日数万のPVを叩き出す有名サイトも存在するなど、一時代を築いていた。 上記を見れば、多くの人が思う感想は、はてブでいいんじゃない? と言われれば、その通り。 当時も個人ニュースについては色々言われており、オートアンカーの形式における参照元の多くが 大手個人ニュースサイトだったり、なれ合いといわれるサイト間だったりで アクセスのかすめ取りだの、なんだの言われていた。 それを遠巻きで見る人は、ソーシャルブックマークでよくね?なんて思うのは当然で ピークをやや過
アクシアはシステム開発を事業としている会社であり、社員の多くはプログラマーです。プログラマーは技術職であり、一般論としては常に最新技術を学んでいかなければならないと言われています。 しかしアクシアにはかつて、プライベートでは一切勉強したくないという社員がいました(仮にAさんと呼ぶこととします)。プライベートで勉強することは貴重な人生の時間の無駄遣いであり、絶対に勉強はしたくはないとそのAさんは言っていました。 私自身はそういう人生を否定するつもりは全くありませんし、それも一つの立派な選択だと思います。要は自分にとって充実した人生を送ることができれば良いわけですから。 しかしながらエンジニアを雇用するシステム開発会社の経営者としては、色々と考えさせられることもありました。今日はそのあたりの想いについて書いてみたいと思います。 エンジニアとして「勉強をしない」という選択 アクシアでは基本的に社
https://websitemap.sakura.ne.jp/monograph/monograph06.html いつも見ていたサイトもあり懐かしく感じた。特に「俺ニュース」はかなりグッとくるものがあった。やっぱり毎日見てたものってすごい。 記憶を辿りながら面白いなと思ったのは、そのサイトを見ている時のモニタの画面ごと思い出すということだ。 夜中のテンション高めな時間、朝のぼんやりした時間などにチクチク見ていた。けっこうドキドキしながら見ていたような気がする。 他にもいくつか気づいた事があった。 ・音楽配信メモの中の人がなんかたまに炎上してる津田なんとかさんだった。これは誰でも知ってるのかもしれなけど俺の中ではまったく繋がってなかった。音楽配信メモの熱心な読者ではなかったけどいきなり遥か彼方の点と点が結びついたようでへー!ってなった 。 ・X51の中の人が奇怪遺産の人だった。クレイジー
Twitterで仲良くさせていただいている、「さくらばさん」という方がいます。いつも大変お世話になっています。 そんなさくらばさん。漢字で書くと「佐倉葉」さん、というのだそうです。ずーっと「さくらよう」さんだとばかり思っていましたすみません…。 そんな佐倉葉さんが「個人ニュースサイト史」というものをまとめられたので、ご紹介させていただきます。 個人ニュースサイト史 < 佐倉葉ウェブ文化研究室 https://websitemap.sakura.ne.jp/monograph/monograph06.html オールドヨシミファンの皆様はご存じかも知れませんが、私もこう言う「まとめもの」「年表もの」は非常に大好きでして。でも、なかなか編纂が大変で、難しいのですよね。 そうそう。 「ヨシミ年表」は、2014年まで埋めましたけれども、ここ4年間分の資料を再収集するのが非情に難しく、いろいろ止まっ
・個人ニュースサイト史 < 佐倉葉ウェブ文化研究室 記事の中身はまるで論文のような、個人ニュースサイトの隆盛から没落までを綴った歴史書のような密度の濃い超力作としか言いようのない記事。 後述するけど2007開始組だし俺はそもそも個人ニュースサイトの初期とか知らないし始めた・知ったきっかけもネットランナーのサイト運営者の表彰企画がきっかけだから読むと普通に資料として面白い。 記事中に年表とおもなサイトのリンク、それについての考察とか貼ってあったりして芸が細かい。 中盤の「◆2004年~2008年 SNSの足音」の章で、 2007年は新規個人ニュースサイト最後の豊作年であった。 個人ニュースサイト論によく顔を出していた1月5日開設の『@nikutyせかんど』、3月5日開設の『愚者のニュース』、 3月28日開設でアイマスMAD動画関連の『兎に角やってみよう』、 5月19日開設でエロ系ネタが多めの
▼目次 ■1.序文 ■2.歴史 ◆1994年~1996年 個人ニュースサイトの誕生 ・『秋保窓』と『秋葉原マップ』、Macintosh関連ニュースサイト、個人でニュースサイトを立ち上げるには ◆1997年~2000年 アングラな世界の中で ・”個人的に注目している”ネタの紹介サイト、ムーノーデー、UG系、偽春菜、孫ニュースサイト ◆2001年~2003年 個人ニュースサイト界全盛期 ・VNI、KKG、Flashニュース御三家、『ムーノーローカル』終了、参照サイトランキングサイト、 商業化したサイト、サイト管理人から評論家へ、孫ニュースサイト=大手ゼネコン論、ブログ騒動、『俺ニュース』終了 ◆2004年~2008年 SNSの足音 ・最後の大物、はてなブックマークの登場、2ちゃんねるまとめサイト、サイト管理人達による合同ブログ、新規サイト最後の豊作、Twitterへの移住 ◆2009年~201
2018/6/4 公開していたサービスはAPIのリクエスト数上限を超えたため、停止いたしました ここでは元々作成したサイトも紹介していましたが、F5攻撃を受けたことでAPIのリクエスト数上限を超えてしまいました。 元々勉強の為に作成した物だったのでこのまま対策方法を学ぶのも時間が掛かりそうでしたのでサービスは終了させました。 今後のために対策方法がわかれば、次のサービスを公開する際に一緒に共有しようと思っています。 ここには公開手順のみ残して置きますのでよければ参考にしてください。 本文 自分で作ったwebサービスを公開したことがなかったので、知見を広げる為にもやってみようと思いました。 同じように、知識が浅い人、作ったサービスを公開したいけど何をすればいいかわからないという人の参考になればと思います。 公開手順 GitHubに登録 もしかしたら最初にやるべき事なのかもしれないですけど、ノ
「バーチャルYouTuber文化論」とは? 「バーチャルYouTuber」という言葉を聞いたことがありますか? 生身の人間ではなく(バーチャル)キャラクターとして、(YouTubeなどで)動画や生放送をする人々・ジャンルの総称です。 アニメのキャラクターや、初音ミクのようなキャラクターが、生きている人間のように話すんです! 「バーチャルYouTuber」は、2017年12月からネット上で爆発的に流行りだし、雑誌やテレビと、話題はネットの外側、あるいは日本の外側(世界)にまで広がってきています。 2018年1月時点では100人でしたが4月では2000人と、3か月で20倍も成長し、その勢いは衰えません。 約15年インターネットに浸ってきたネット好きの僕が、2018年の今もっとも楽しみながら注目しているコンテンツです。 この文章は、次のような想定の人に向けて書いています。 ネットに詳しくない人:
とあるSNSサイトでのuedayasujiさんの山行記録は2012年12月から始まっている。プロフィールから大阪在住、登山歴45年以上との記述から60歳前後だっただろう。 年齢に似合わぬ絵文字を多用した陽気で砕けた文章を書くユーザーで、「拍手」の数からも注目を集めていた人物だったと言えるだろう。 ※拍手:記事を読んだ他のユーザーが付けるもので、その数が評価/人気/注目の一つの指標となる。 プロフィール [uedayasujiさんのHP] - ヤマレコ 「佐倉葉ウェブ文化研究室の作業報告書」 (佐倉葉ウェブ文化研究室様) がUedaさんのことを以前から書いている。以下をカテゴリーで抽出すると、他にも登山者に関するアクシデントの情報が多数ある。 blog.livedoor.jp 「佐倉葉ウェブ文化研究室」 (佐倉葉ウェブ文化研究室様) では、アウトドアSNSに関わる情報のアウトプットとして、S
ネットを回遊していたら、ちょっと気になる記事を見かけて手が止まった。 インターネットによって誘発される山岳遭難の事例 No.1 - 遭難.net インターネットによって誘発される山岳遭難の事例 No.2 - 遭難.net 上記リンク先の記事では、還暦前後の登山ファンが、SNSサイトで承認欲求を充たすうちに行動がエスカレートし、危険な登山や迷惑行為、身勝手な標識設定などを行うようになった事例が紹介されている。 SNSで「拍手」を集め、ファンとの交流を経るうちに行動が過激化していくそのさまを、リンク先の筆者は「膨らみ続ける他者承認欲求」「すでにSNS依存症」と書いていて、なかなか手厳しい。内容を実際に読んでみると、くだんの登山ファンを衝き動かしていたモチベーション源は承認欲求で、その暴走に一役買っていたのがSNS上のコミュニケーションだったという類推が、さほど的外れとは思えない。 ネットで承認
テキストサイトとかのよもやま話 ARMSは面白いけど疲れるし、難しいしなかなか勝てないけど面白いよだとか、アライアンス・アライブ買いましただとか、ゼルダのDLCが配信されたから遊びまくるぞだとか、今月のSplatoon2楽しみだよねとか、ドウデモイイ日記を書こうとしていた濁です。いかがお過ごしでしょうか。 今年も既に半分過ぎた事に気付き愕然とした一日でしたが、はてブを眺めていたらこんな記事が目に入りました。 懐かしいよな、あの頃は。 ダークマターの濁の名前なんて、歴史の彼方に消え去ったものかと思いましたけど、まだ覚えている方々がいらっしゃるだけでありがたい事です。 文中でid:hagexさんやid:topisyuさんの名前が出てますけど、中々に恐れ多い。私など、たまたまテキストサイトの揉め事ブームの際にまとめサイトを立ち上げて波に乗っただけの男です。はい。 実際、あの頃はネットウォッチ板が
寒そうなもの大好きな人々に間で注目を浴びていた「ウケるブログセミナー」だが、ネタのために15,000円を投資した人が多数いる模様。 ウケるブログセミナーin箱根 http://www.sife-keio.com/event/ 視基AB - ウケるブログセミナーのレポート http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20050626/p1 視基AB - ウケるブログセミナーのレポート(追加) http://d.hatena.ne.jp/K2Da/20050627/p1 質疑応答が面白い。この質問者が連邦の吉野健太郎氏だそうだ。 探偵ファイル/あぶない探偵 自称ブログ芸人といく「ウケるブログセミナー」 http://www.tanteifile.com/baka/2005/06/27_01/index.html 先っちょピンク!:先っちょピンクでアベバベバー!?-?livedoor
大好きだったニコマス動画が消えた。 少し古い界隈だ。『ニコマス』が何かを知らない人はちょっと無視してくれ。 昔、ニコマスを大好きだったはてなー達、あるいは今でも好きでいてくれた奴、少しばかり付き合ってくれ。 いや、権利的にはグレーどころかブラックだったのは知っている。もう11年も見てんだ。それで何度も辛酸的なものだって舐めてきた。自作が消された事だってある。に、してもだ。今回の大規模消去は、あれだ。腹にグサッときた。うしわかPの『スノハレ』やfriskPの『crazy』が消された時もかなりキタが、今回の質と量は圧倒的だ。蔵人Pの『月下祭』も『リレ』も、えこPの『ロケットガール』も、『エージェント』も、『I want』も『わっほい』も『ここすき』も『乙女大志』も、そして何より桃邪気Pの『隣に…』も。 なんか有名なアンチが関わってるとも、 https://anond.hatelabo.jp/2
アイドルマスターが好きだ••••った。765もシンデレラもミリオンもだ。ゲームも買ったしCDも買ったり借りたりしたしアニメも見たしライブにも行った。ニコニコで動画もいっぱい見た。それもこれもとあるブロガーの影響だ。 はてなで留まってすぐ溶解 http://d.hatena.ne.jp/gouzou/ ただそのために http://i-mas.at.webry.info/ そんなことよりアイマスの話しようぜ http://ch.nicovideo.jp/gouzou いつもいつもずっと「アイマスは素敵だ」「アイマスが好きだ」と言っていた人だった。この人も言っていたことだけど好きだって言い続けている事自体にパワーは宿る。この人の熱気に当てられていつしか自分もアイマスに興味を持ったしいつの間にか好きになっていたし、少なくない金額をつぎ込んでいた。人の「好き」にはそういうパワーがあるらしい。 それ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く