[映画.com ニュース] アメリカの有名映画評論家が、映画を鑑賞せずに批評を執筆したとの疑惑が持ち上がっている。 Deadlineによれば、疑惑の渦中にあるのは1999~2004年、ニューヨーク・タイムズ紙の映画評論を担当したエルビス・ミッチェル。テレビ出演も多く、アメリカで最も有名な映画評論家のひとりとして知られている。 ミッチェルは、今年1月に米映画情報サイトMovielineの主任評論家に任命されたものの、わずか3カ月で解雇されることになった。事件の発端は、3月31日に同サイトにアップされた「Source Code」の映画批評。ミッチェルは2月24日にニューヨークで試写を鑑賞し、同作の批評を執筆したと主張しているものの、本文には本編に登場しない箇所について触れられている。 問題の場面は、ジェフリー・ライト演じる登場人物がタバコを吸う場面で、ダンカン・ジョーンズ監督(「月に囚われた男
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