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ブックマーク / cookiescene.jp (6)

  • 郊外のゆくえ~アーケイド・ファイア『The Suburbs』論~ - COOKIE SCENE

    ようやくPrivate Top 10s of 2010も第一弾を掲載完了し、編集部側としてもやれやれひと段落(「遅ぇよ!」って声も聞こえてきそうですが、そこはまぁ...)。 いろんな人たちの年間ベストがずらりと並んでいるのを見ると、当にいろんな観方(聴き方)があって、数多くの作品がリリースされているのだなと思う。もちろん、知らない作品も正直多い。リスナーが横並びになって同じものを聴く時代はとっくの昔に終わったのだなと改めて実感させられた(まあ、20代中盤の僕にとってはそんなのとっくの昔から当たり前の感性ではあるのだが...)。 そんな時代に、各メディアやリスナーから圧倒的な支持を集めたのがアーケイド・ファイアの三枚目のアルバム『The Suburbs』である。あらゆる年間ベストのたぐいに顔を出し、CD不況のこのご時勢にインディとしては破格のセールスを記録。つい先日にはグラミーのなかでも最

  • 「詰められた瓶の音楽は漂流した先に何処に届くのか?」論察の件 - COOKIE SCENE

    例えば、アドルノが抱いた思想の主軸をなしているものは「近代において人間はどのように人間的でありうるのか?」ということに集約される。それを考えると、主体的に「音楽を書くこと」は「漂流する瓶に詰められた願い」を海に流す行為であり、それは聴衆を無視して、ひたすらわけの分からないことを書き続けるのとは違う―つまり、誰かが拾ってくれることを祈って、真摯に書かれる「べき」音楽である筈とも言える。その音楽には、作り手と聴衆との「間」に、偶然と言っても良い出会いによってミメーシスが行われることへの希望が込められている。 だからこそ、今、「音楽を聴く」という行為自体を、再定義しないと、このまま、相変わらずの印象批評が飛び交ったり、「良/悪」の二元論で帰着してしまったり、音質(温室内)問題であれこれ右顧左眄したり、歴史改竄されてしまったり、ファイルの中に、フェスの中に、音楽が埋もれてしまったり不健康なことこの

  • ザ・ドラムス - COOKIE SCENE

    THE DRUMS 美しくシンプルなメロディとリリック この組み合わせに勝るほどパワフルなものはないよ この夏を彩るとびきりなファースト・アルバムのリリース直後という、絶好すぎるタイミングで初来日を果たしたザ・ドラムス(The Drums)。一般的なインディ・バンドにないクールな雰囲気を漂わせながらも、愛するバンドの話題となると目の色が変わる彼ら。大盛況だったライヴの翌日、ヴォーカリストのジョナサンとドラマーのコナーに、レコードでのイメージを覆す「熱い」パフォーマンスから、「ザ・ドラムス以前」の過去、音楽的なバックグラウンドに至るまでの話を聞いた。 ジョナサン・ピアース(以下J):クッキーシーンは前からお気に入りだよ。So cool! (なんか適当なこと言ってない? と思いつつ:笑)で、はじめに昨日のライヴ、素晴らしかったです! コナー・ハンウィック(以下C):ありがとう。とてもうれしいよ

  • モーモールルギャバン『クロなら結構です』(Victor) - COOKIE SCENE

  • COOKIE SCENE

  • エイフェックス・ツインのニュー・マテリアル - cookiescene.jp

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