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ブックマーク / booklog.jp (712)

  • 『リクルートのすごい構“創”力: アイデアを事業に仕上げる9メソッド』(杉田浩章)の感想(91レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ シリコンバレーより前からあったリクルート式スタートアップの仕組みを初公開! BCGの人気コンサルタントが、徹底分析する。 「リボンモデル」「不の発見」「価値マネ」「ぐるぐる図」「価値KPI」「型化」…… 次々と新しい事業を生み出す「リクルート式」を、 トップコンサルタントが徹底分析! 数々の新規事業を生み出してきたリクルート。 「結局リクルートだからできるのであって、我が社には役立たない」と思い込んでいる人たちは少なくない。 しかし、それは大きな誤りだと著者は言う。 リクルートには、個人のアイデアを拾い上げてブラッシュアップし、 驚異的なスピードと爆発力で展開するしくみを組織全体で共有しているのだ。 昨今話題の「リーン・スタートアップ」「アジャイル」と似た手法を、 シリコンバレーに先駆けて実践していたのがリクルートである。 書は、第一線の戦略コンサルタントが、その手法

    『リクルートのすごい構“創”力: アイデアを事業に仕上げる9メソッド』(杉田浩章)の感想(91レビュー) - ブクログ
  • 『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理』(バートン・マルキール)の感想(53レビュー) - ブクログ

    書は、来年2023年に50周年を迎える(原著は2023年1月に、50周年記念版=第13版を発売予定とのこと)。つまり、今や古典と呼べるほど売れ続けているベストセラーなので、世間に認められており、内容は確かなものであると言える。 しかし、資産運用の初心者が読む最初の数冊としては少々難解かもしれない。500ページを超すし、文庫並の文字サイズで分量も多い。そして、資産運用の具体的な実践方法よりも、理論的な部分に多くのページが割かれているので、初心者であれば挫折してしまいそうな感じがした。また、アメリカと日とでは事情や制度が違うので、私たち日人がそのまま実践することはできない。 以上の様な理由から、初心者であれば、日資産運用の入門書を10冊くらいは読んだ後の方がわかりやすいと言えるだろう。まともな入門書であれば、書から引用されている記述も多いので、それらのを読んだ後で、書を読めば

    『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理』(バートン・マルキール)の感想(53レビュー) - ブクログ
  • 『敗者のゲーム〈原著第6版〉』(チャールズ・エリス)の感想(116レビュー) - ブクログ

    敗者のゲームに勝つために 運用における最大の責任者は、運用機関ではなく、個人あるいは年金・財団といった投資家自身で ある。投資家は自分の長期投資目的を確認し、その目的を実現するために運用機関の助言を受けなが ら、最適かつ現実的な投資政策を策定しなければならない。 - 投資家は、自分の置かれた投資環境やリスクに対する精神的な許容度、マーケットの歴史を詳しく 把握しておく必要がある。市場の現実と、投資家側の経済的・精神的なニーズの間にずれが生じると、 2008年にも見られたように決してよい結果は生まれない。 逆に、これらをしっかり把握しておけば、どこかに「マーケットに大きく勝つ」ような運用機関が 存在するはずだ、という幻想から逃れることができる。アクティブ運用に勝つ唯一の方法は、他の投資 家のミスに、相手よりも素早く乗じることである。したがって、ほとんどの投資家と運用機関は思う ような結果を出

    『敗者のゲーム〈原著第6版〉』(チャールズ・エリス)の感想(116レビュー) - ブクログ
  • 『職務・役割主義の人事』(長谷川直紀)の感想(2レビュー) - ブクログ

    人事制度改革の基礎が学べた。特に不明瞭だった職能制度が理解できた。報酬についてはまだわからない部分が多い

    『職務・役割主義の人事』(長谷川直紀)の感想(2レビュー) - ブクログ
  • 『思考する営業―BCG流営業戦略』(杉田浩章)の感想(33レビュー) - ブクログ

    経済、産業が成熟化し、技術の進化も相まって価値の陳腐化が進む営業という組織が抱える課題をどう変革していくかを実例と共にメソッドを紹介する一冊。 解決策自体には正直目新しさは無いと感じる。例えば下記。 ・数値的根拠に基づき営業プロセスを分析した後、プロセスを再構築する ・結果ではなく行動を管理する ・顧客価値を再定義し、適切なKPIを設定する これらが実企業のケースとともに紹介されていてリアリティがあって面白い。 またこれらを進めるにあたっては、途中で折れないように経営TOPがメッセージし続けることと、変革途中に潜む様々なつまづきポイントに引っかからないように運用をきちんとやらないとダメよ!という注意事項がたくさん書かれていて実践的。 個人的には、ほとんどの企業において値引きロジックを曖昧にしたがゆえの収益性圧迫だったり、過去の亡霊の縛り(A部長営業時代の謎の値引き、B社長営業時代の謎のイン

    『思考する営業―BCG流営業戦略』(杉田浩章)の感想(33レビュー) - ブクログ
  • 『投資バカの思考法』(藤野英人)の感想(55レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 著者の藤野英人氏は、これまであまり語られてこなかった「ファンドマネージャー」という仕事で 25年以上も実績を出し続けている。 自身が立ち上げたレオス・キャピタルワークスで販売する「ひふみ投信」は R&Iが選定するファンド大賞を4年連続で受賞。他の追随を許さない結果を出している。 そんな、著者が人生を賭して、勝負をかける「投資」とは一体どんなことなのか。 投資で結果を出し続けるためには いかにして情報を集め、リスクをとり、社会を分析しているのかが大切になる。未来は予測できないのだ。 書では、これまでの著者の体験と知見を 【観察力】【決断力】【リスクマネージメント】【損切り】【時間感覚】【お金の増やし方】【未来への投資】 の7つの力にわけて紹介する。 投資で稼ぎたい人から、お金に困るビジネスパーソンまで。 「お金とは?」「投資とは?」「働くとは?」の最終回答。 <項目>

    『投資バカの思考法』(藤野英人)の感想(55レビュー) - ブクログ
  • 『仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない』(野口悠紀雄)の感想(64レビュー) - ブクログ

    通貨革命の影響は、通貨にとどまらない。その中核であるブロックチェーン技術は、より広範な応用範囲を持ち、さまざまな経済取引に拡張可能だからだ。 金融資産の取引が、いまはない分散市場に移行する。 新しい資産が作り出されて、所有権の概念が変わる。 人々が自由意志で参加する世界政府が作られ、地球規模での直接民主制を実現できる???????? p.5 すっごい。ワクワクする内容。仮想通貨は世界を変えてしまうのか? 2018.3.3.再読 このを最初に読んだ時点から、暗号通貨をめぐる環境は目まぐるしく変化している。まさか暗号通貨が投機の対象になってバブルになり、それが弾けて暴落するなんて、初めてこのを読んでる時点では考えてもなかった。 だが、ブロックチェーン技術の有望な未来に変わりは無い。 現在2018.3.3. bitcoinは1,203,594 JPYで、ココ最近では久しぶりに1,200,00

    『仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない』(野口悠紀雄)の感想(64レビュー) - ブクログ
  • 『いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン』(大塚雄介)の感想(108レビュー) - ブクログ

    タイトルの通り、ビットコインおよびブロックチェーンの入門書です。 ニュースやネットでよく聞くビットコイン、、、 「聞いたことはある」で終わっている方は多いのではないでしょうか。 しかし、それは非常に勿体ないです。 【学びとススメ】 ・仮想通過の仕組みを知る事で、投資チャンスも増えます。 実際に「誰でも儲かる時期」がありましたし、情報を知っているか知らないかの差だけだったと書を読んで痛感しました。 ITリテラシーはこれからどんな人でも必要になっていきそうですね。 ・ITサービスの基的な考え方がわかるようになります。 キャッシュレス決済など、私たちを日常的に利用できるサービスの概要や仕組みの理解に役立つような考え方が書かれています。 このご時世、ITオンチの方にとってはどんどん世知辛くなってしまいますので、基的な知識は蓄えておきましょう。

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  • 『はじめての人のための3000円投資生活』(横山光昭)の感想(275レビュー) - ブクログ

    ベストセラーになりましたがある程度金融知識がついている方が見れば得るものは少ないかもしれません。しかし、お金に対する不安が高まる社会で、まず一歩を踏み出す勇気と指針を与えてくれるでしょう。 初心者向けの投資説明。 以下キーワード ・証券会社はSBI、楽天、マネックス、カブドットコムの中から選ぶ ・口座の種類は「源泉徴収なしの特定口座」 ・「バランス型の投資信託」を選ぶ。おすすめは、 ①「世界経済インデックスファンド ②「eMAXISバランス8資産均等型」 ・「手数料をできるだけ安く抑えたい」「もう一歩踏み込んだ投資をしたい」なら、「インデックスファンド」。おすすめは ①国内株式:ニッセイTOPIXインデックスファンド ②外国株式:ニッセイ外国株式インデックスファンド ③たわらノーロード ④eMAXISシリーズ ⑤SMTインデックスシリーズ ・購入時の手数料がかからない「ノーロード」から

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  • 『世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生』(浅井佐知子)の感想(31レビュー) - ブクログ

    不動産投資に関する様々なステップが細かく説明されており、実践的な内容。長い不動産業界での経験をもとにして書かれており、地に足がついている内容という印象を持った。特に、最初は小さく、手間もかからないところからのスタートを推奨されており、区分マンション(ワンルーム)が良いということ。キャッシュフロー年間300万円を目指すのはとても良い目標なので、不動産投資オンリーが良いのかはわからないが、40代で年間キャッシュフロー300万円を一つの目標にしていきたい。

    『世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生』(浅井佐知子)の感想(31レビュー) - ブクログ
  • 『不動産投資 1年目の教科書: これから始める人が必ず知りたい80の疑問と答え』(玉川陽介)の感想(38レビュー) - ブクログ

    2013年に書かれた。東京五輪が決まり、アベノミクスで好景気が期待された時代のだから、全体的にかなり前向き。 世界経済全体の動きと銀行の融資姿勢は不動産の値動きに最も影響する。そして、景気は良くなったり悪くなったりを繰り返す。 不動産投資において重要なことは、何を買うかよりもいつ買うか。 著者は都心の投資をすすめており、地方の高利回り物件はハイリスクハイリターンであると指摘する。 特に高利回りの数字は満室経営ができる前提で出された数字であり、リフォームに思いがけない費用と労働力がかかることもある。投資というよりは、事業に近い。経営力、企画力が必要。 著者の考えでは、地方築古ボロ戸建はまだありだが、地方の区分、特にワンルームは絶対に投資しない。 競合が多く、仲介手数料も安いため客付け業者が一生懸命になってくれない。銀行の評価もゼロのことが多い。修繕積立金の出費が痛い。管理組合が機能してい

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  • 『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法』(藤野英人)の感想(44レビュー) - ブクログ

    澤上篤人さんや鎌田恭幸さんと並んで、とてもまっとうな投資哲学で長年運用されてきたのが、著者の藤野英人さんです。 おもしろかったのが、「ロックな会社に投資しよう」というコンセプト。 ロックな会社とは、 ・強いメッセージ性がある (企業理念や、会社の将来性、社会に対しての想いが明確) ・一体感がある (社員がプレイヤー。株主、お客様、社員がみんな一体と考える) ・旧弊に立ち向かう革新性とエネルギーがある (既存の常識を打ち崩せるパワーを持っている) LOVE & PEACE です。

    『日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法』(藤野英人)の感想(44レビュー) - ブクログ
  • 『知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)』(池上彰)の感想(314レビュー) - ブクログ

    の内容を一言で】 「お金」を中心とした金融関係の教科書 【内容まとめ】 1.お金というのは「欲しいものを得るための交換手段」 2.日銀行は、銀行倒産のリスク回避のため1つの銀行だけでお札の発行し始めたことが誕生の由来 3.医療費が年間10万円を超えた場合、その分の申請で控除=お金が戻ってくる 【感想】 池上彰は分かりやすい! 何でこんなに広いジャンルで博識なんだ!! このは、当に教科書としかいいようがない。良くも悪くも「教科書」である。 そのため「お金」や「金融」について知識が欲しい時は、真っ先に手に取るべき分かりやすい1冊のだろう。 難易度も低く、金融に関して色んなジャンルに浅く広く触れているから、Fリテラシーの勉強のきっかけとしては良いだった。 だから、子どもが読んだらエエのではないかと思う。(読むタイミングによっては、時代が大きく変わっているかもしれないが・・・) また

    『知らないと損する 池上彰のお金の学校 (朝日新書)』(池上彰)の感想(314レビュー) - ブクログ
  • 『運用のプロが教える草食系投資』(渋澤健)の感想(29レビュー) - ブクログ

    題名は「草系」となっていますが、著者の3人は全く草系ではありません。お金を動かして運用することが好きな人たちです。彼らの投信に個人投資家は長期ほったらかしという感覚でお金を預けますが、投信の中ではほったらかしではないのです。 ところで、信託報酬がもっと少なくなればと思ったのですが、計算してみると5億集めて、信託報酬が1%とすれば500万の利益です。これでは従業員ひとりでやっとの生活です。20億集めて1%で2,000万、社長がひとりで営む分にはよさそうです。チョクハンの雄、さわかみさんでしたら2,500億として1%で25億、ここまでくればすごいですね。できれば50億越えたあたりから信託報酬は下げていってほしいです。 また、つみたて投資の威力は思った以上に強力ですので、コストを抑えたチョクハン・ノーロードでつみたてを行うことはアリだと思います。大きく儲けることはできませんが、負けることを抑

    『運用のプロが教える草食系投資』(渋澤健)の感想(29レビュー) - ブクログ
  • 『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』(ユヴァル・ノア・ハラリ)の感想(922レビュー) - ブクログ

    これまた喉から手が出るほど?読みたかった さっと読んではもったいないのだが、先が気になり駆け足してしまった なので再度イチからしっかり読み込んでみた なぜホモサピエンスが生態系の頂点に立って威張っているか(笑)、なぜこのような世界に生きているか…それを解き明かそうとする人類史 我々サピエンスは、架空の物事について語ったり、信じることができる もちろんほとんどの動物は何らかの意思疎通がはかれるのだがホモサピエンスだけの特徴として… ・噂話ができる、存在しないものについても情報を伝える能力 〜誰と誰が仲が悪い…なんて野良の集会では話さない ・さらに大きな集団での協力は「共通の神話」を信じること(宗教、国民、国家、お金、人権、法律、法人など)ができる 〜要は目に見えない実態が曖昧なものだ キリスト教の猿なんていないしお金を持つ馬もいない ・遺伝子や環境の変化なしで行動を変えられる 〜会社の後

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  • 『「決める」マネジメント――人を活かす職場をつくる』(リクルートHCソリューションユニット)の感想(14レビュー) - ブクログ

    「良い商品を作れば売れる」時代から 「相手にとっての価値を訴求しなければ売れない」時代になりました。 効率よく仕事をすることよりも、 「問題解決」をすることが仕事の中心になってきています。 自分の専門分野ができることは当たり前で、 その上で、顧客の問題をいかに考え工夫し 解決できるかということが 生き残るために必要な能力です。 そんな中、仕事の管理も従来の考え方では うまくいかなくなって来ているのが現状です。 日ご紹介するは、 従来の「管理職像」をゼロから見直し、 現代に合った「マネジャー像」を提示した1冊。 ポイントは 「バランス」 そもそもミドルマネジャーは 「トップマの方針」と「現場」をつなぐ役割を担います。 トップの意向と現場の事情のバランスをとることが 重要です。 「部分最適と全体最適」 仕事にどっぷり入ってしまうと、どうしても 自分にとって一番良い方法だけを考えてしまいがち

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  • 『感じるマネジメント』(リクルートHCソリューショングループ)の感想(32レビュー) - ブクログ

    感じるマネジメント 社員をどうまとめていくか、そこに必要なのはビジョンであり、理念だと思っているが、じゃあそれをどうやって社員に浸透させるのか。そんな疑問に対して、正面から取り組んだデンソーの事例を紹介しながら、理念と人、人と人とを繋ぐためのはどうしたらよいか、紐解いている。 欧米では、評価制度に理念の実践度合いを加え、理念の実践具合が雇用に直結する体制を敷いているが、日の企業には合わないのではと判断した。無理やり運用するとやらされ感が生じる。 松下幸之助が引退式典で何千人もの従業員を前に深々と頭を下げて「ありがとうございました」と言ったその姿から、社員は「感謝の心、音を忘れない心」という理念を強く感じ見習いたいと思ったといいます。理念の浸透にはトップ自らの実践とそれをみた人々の行動の伝搬が効果的だ。 添付の写真は、理念・ビジョン共有のポイントをまとめた概念図。以下その補足。 ◯そもそも

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  • 『恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)』(三秋縋)の感想(223レビュー) - ブクログ

    久しぶりのメディアワークス文庫のラノベで、三秋縋さん初読でした。薄っぺらな純愛ものを予想(ごめんなさい)していましたが、いい意味で裏切られる、動揺を招くような斬新な恋物語でした。若さを失くした私へ〝恋心〟のXmasプレゼント? 潔癖症で失業中の青年・高坂賢吾(27歳)と視線恐怖症で不登校の少女・佐薙ひじり(17歳)。この二人が第三者を介して出逢い、少しずつ距離縮めながら時間・悩み・世界を共有していきます。 「動揺を招く」「斬新な」と上述した要因は、<寄生虫>という創作上の主題にあるのは間違いありません。この主題が最後まで貫かれます。 恋の感情は、互いの頭に住み着いた新種の<寄生虫>により作り出されたもので、操り人形の如く、この<寄生虫>が宿主の意思決定に影響を与えたり、行動傾向を変化させたりする、というのです。 突飛な印象ですが、二人が抱える生きづらさと共に、<寄生虫>の習性や耐性、感染等

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  • 『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』(サイモン・シン)の感想(1149レビュー) - ブクログ

    このは、凄い・・・。 書は、世界中でベストセラーとなり「傑作」の名をほしいままにしているが、実はこう言うだったのか・・・。目から鱗が落ちる思いだ。 このをものすごく簡単に説明すると、17世紀のフランスの数学者ピエール・ド・フェルマー(1601年~1665年)が 「俺、こんな問題と答えを思いついちゃったんだけど~♪お前ら解ける?もちろん、やり方は教えな~い。解けるもんなら解いてみ。」 と言って(もちろん、実際はこんな言い方はしていないw)、答えも教えずそのまま死んでしまったのだが、その後の多くの数学者達が血のにじむような努力を重ね、その解法のヒントを少しずつ得ながら、約350年の後、プリンストン大学の数学者アンドリュー・ワイルズが1995年にそれを解いたという物語を非常にドラマチックに描いたドキュメンタリータッチの作品と言えばよいだろうか。 この『フェルマーの最終定理』と呼ばれる定理

    『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』(サイモン・シン)の感想(1149レビュー) - ブクログ
  • 『モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 (PHPビジネス新書 6)』(小笹芳央)の感想(42レビュー) - ブクログ

    リーダーシップの 以下、気になった内容。 ・自らのビジョン(実現したい未来図)を明確に掲げ、人々の共感を得る。 ・ビジョンは内的体験(これまでの人生体験、喜怒哀楽)にヒントがある。自身に湧き上がった感覚=問題意識を材料に人の心を動かす。 ・人が帰属集団を決めるための決め手は 1.組織の活動内容 2.構成する人の魅力、企業風土 3.待遇 4.ビジョン、理念 ・リーダーが直面する5つの葛藤 1.効率Vs感情 効率の為にモチベーションを犠牲にしてよいのか 組織の効率化と個人のモチベーション 2.受容Vs支配 顧客ニーズにどこまでこたえて、一方で市場、顧客をコントロールするか 3.短期Vs長期 目先のことだけでは将来が危うい 4.論理Vs感覚 論理にうらづけられた感性を持つ 5.分化Vs統治 個人の分化専門化と組織全体の意識統合 ・人を動かす5つの力 1.専門性 2.人間性 3.返報性 4.一貫

    『モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 (PHPビジネス新書 6)』(小笹芳央)の感想(42レビュー) - ブクログ