2011年9月17日のブックマーク (2件)

  • 「ゲイキャラを異性愛者キャラに変えれば契約する」?:米YA小説界の現状と展望 - みやきち日記

    ふたりのヤングアダルト(YA)小説作家が、「パブリッシャーズ・ウィークリー」のサイトで、YAジャンルではエージェントからゲイの登場人物を異性愛者に変えるか、あるいは完全に切り捨てるよう要求されると書いています。これは必ずしもエージェントの偏見によるものとは限らず、マーケティングの問題だというのがこのふたりの意見です。 詳細は以下。 Authors Say Agents Try to “Straighten” Gay Characters in YA « Genreville この記事を書いたのは、Rachel Manija Brownさん*1とSherwood Smith*2さん。終末後の世界を舞台にしたヤングアダルト小説を共同執筆しているそうです。アメリカでは作家が直接出版社と交渉することは少なく、マネージャーのような役割を果たす「リテラリー・エージェント」と契約することが多いのですが、

    「ゲイキャラを異性愛者キャラに変えれば契約する」?:米YA小説界の現状と展望 - みやきち日記
  • 「乙女の港」は中里恒子作 - jun-jun1965の日記

    2009年に実業之日社というもともとの版元から、川端康成の少女小説『乙女の港』の復刻が完全復刻と新装版の二冊組という豪華で出たのが、今度は文庫になるという。 しかし、『乙女の港』は川端の作ではない。芥川賞受賞前の主婦作家だった中里恒子の代作である。このことは、1980年代の35巻全集が出た時に公開された、川端と中里の書簡ではっきりした。その時は中里は存命だったが、誰も取材はしなかったらしく、87年に死去、89年に中里宅から『乙女の港』の原稿の一部(25枚くらい)が発見されて、ようやく論文が出るようになった。いちばん精力的に研究してきたのが、札幌大学名誉教授の大森郁之助(1932-)で、川端の少女小説に関する著作も二冊ある。 さて、『乙女の港』は1937-38年実業之日社の『少女の友』に連載されたもので、川端はそれ以前もそれ以後も、少女向け雑誌に書くことが多かった。『少女倶楽部』

    「乙女の港」は中里恒子作 - jun-jun1965の日記