12月15日、チリで大統領選の決選投票が行われ、バチェレ前大統領が大勝した。写真はサンティアゴで撮影(2013年 ロイター/Ivan Alvarado) [サンティアゴ 15日 ロイター] - チリで15日、大統領選の決選投票が行われ、バチェレ前大統領が大勝した。バチェレ氏の得票率は約62%と、1989年にチリが民主的な選挙制度に復帰して以来最高水準。与党・右派連合の対立候補、マテイ氏は、得票率が38%にとどまり、敗北を認めた。 2006─10年に同国初の女性大統領を務めたバチェレ氏は、3月の就任から100日以内に50の改革を実施すると公約している。主な政策は、法人税を20%から25%に引き上げ、それを社会保障改革に振り向けること。同国では、高等教育が支払い能力のある家庭しか受けられないことが問題となっており、バチェレ氏は、社会保障改革に高等教育を将来無料化することをに盛り込んでいる。
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