十六世紀後半、日本を訪れたイエズス会の宣教師ルイス・フロイスが当時の日本の風俗を欧州と比較して天正十三年(1585)六月十四日付でまとめられた小冊子”Europa e esta provincial de Japão”の邦訳。様々な歴史書でも一次史料として引用されることが多いが、当時の日本の文化、風俗がよく伝わってきてとても面白い。 わざわざ書く事でもないかもしれないが、ここでいう「ヨーロッパ」「日本」というくくりは現代人が想定するそれとは違うことは前提として理解しておく必要がある。 フロイスは1532年、ポルトガルのリスボンに生まれ、1548年、十六歳でイエズス会入会、そのままインドのゴアにある当時の東アジアにおけるキリスト教教育の最高学府聖パウロ学院に入学し、二度と欧州に戻ることなく1561年に司祭に叙任、1563年に日本へ宣教師として訪れ、1597年に亡くなるまで三十五年間滞在した。
9月27日の赤旗が従軍慰安婦問題についてまとめ、日本に向けられている批判をかわすことはできないことを指摘していた。 歴史を偽造するものは誰か/――「河野談話」否定論と日本軍「慰安婦」問題の核心 この「吉田証言」については、秦郁彦氏(歴史研究家)が92年に現地を調査し、これを否定する証言しかでてこなかったことを明らかにしました(「産経」92年4月30日付)。また、「慰安婦」問題に取り組んできた吉見義明中央大教授は、93年5月に吉田氏と面談し、反論や資料の公開を求めましたが、吉田氏が応じず、「回想には日時や場所を変えた場合もある」とのべたことなどから、「吉田さんのこの回想は証言としては使えないと確認する」(『「従軍慰安婦」をめぐる30のウソと真実』97年6月出版)としました。 「吉田証言」の信ぴょう性に疑義があるとの見方が専門家の間で強まり、一方で元「慰安婦」の実名での告発や政府関係資料の公開
被告人に死刑判決を言い渡した裁判員裁判の裁判員を務め、殺人現場の写真を見せられるなどして、急性ストレス障害になったとして、国に慰謝料を求め、9月30日に福島地裁で請求を棄却された福島県郡山市の青木日富美さんの訴訟に関連して、今年1月17日付け四国新聞が、あるコラムを掲載しました。タイトルは「矛盾」。 2011年に裁判員候補者名簿登載の通知を受けた青木さんは、裁判員になることには不本意でした。ただ、彼女が出頭したのは、翌2012年12月に届いた呼び出し状に、下線まで引かれた次の一文があったからでした。 「正当な理由なくこの呼び出し状に応じないときは、10万円の過料に処せられることがあります」 彼女は、この処罰を回避したい思いから出頭し、抽選で裁判員に選任されてしまいます。コラムは、その彼女の二つの後悔について書いていました。 「青木さんは10万円を払ってでも裁判員を拒否すればよかったと後悔し
御嶽山の噴火に関する報道を受けて、「日本のマスコミが自衛隊の活躍する写真を報じない」「海外の方が写真をちゃんと報じている」といった主張がtwitterの一部でみられた。まとめサイト「保守速報」が、「【御嶽山】日本のマスコミが極力報道しない、自衛隊やレスキュー隊の活躍を海外メディアが報道(魚拓)」というタイトルのエントリをアップしたことも大きく影響している。 この主張については、既に多くのTwitterユーザらが反論・批判している。例えば、「同様の写真は日本メディアが掲載している」「海外メディアが掲載している写真も、通信社などが提供したもの」といった指摘がなされている。 というわけで、この主張はすでに落ち着いているように思えるが、以下備忘録的に。とりあえず、2014年9月27日から30日までの各紙を並べてみる。(さくさく撮影したので、ところどころブレているのはご容赦を) 読売新聞:一面トップ
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」幹部と写真に収まっていたことが、本誌報道で発覚した山谷えり子国家公安委員長。取材に山谷氏が「ザイトクカイって何ですか?」と答えたことで、担当大臣としての適格性を疑問視する声があがっているが、山谷氏は9月25日、日本外国特派員協会で、次のように本誌報道を否定した。 「週刊誌のやりとりに関しましては、事実ではございません」 「(在特会を)知らなかったとは言っておりません」 しかし、山谷氏と本誌記者とのやりとりは次のようなものだった。 ――取材をしたいことがありまして。在特会の増木(重夫)さんのことで取材をしているもんですから。 「何ですか? ザイトクカイって」 ――ヘイトスピーチで、警察庁も報告書を出しているような問題団体とされているんです。そのかた、増木さんと大臣が一緒に写った写真というのがホームページに載っていまして、その確認を……。 「はあ……。私
(CNN) かつて世界で4番目に大きな湖だった「アラル海」が過去14年で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化している。米航空宇宙局(NASA)はこのほど、湖の縮小規模を示す画像を公開した。 アラル海は中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境をまたぐ地域にあり、現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれている。縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がった。 NASAによると、アラル海には1960年代までアムダリヤ川とシルダリヤ川の2つの川が注ぎ込み、雪解け水や雨水が流れ込んでいた。しかし旧ソ連が60年代、農業用水を確保するため、この2つの川の流れを変え、水を運河に流入させた。 この影響でアラル海は縮小を始め、塩分濃度が上昇。肥料や化学物質で汚染された湖底が露呈した。この土壌が風に吹かれて周辺の耕作地に広がったため、耕作用にさらに多くの水が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く