4月1日のブログで棋士の名誉称号をテーマにしたところ、賛否両論のコメントが数多く寄せられて関心の高さに驚きました。コメントの内容をいくつか紹介します。 「タイトル名や段位が付かない名誉称号を作ったらどうでしょう」《高田直江さん》。「引退時に現段位以上の名誉称号を贈位されてはと思います」《千葉霞さん》。「勝負師らしく1000勝を区切りで十段とすればよいと思います。加藤一二三九段、羽生善治名人、谷川浩司九段が現役では該当します。佐藤康光九段も今年3月末日時点で、あと41勝で1000勝に到達します。内藤国雄九段も1000勝が基準なら受けたと思います。ほかに退役では有吉道夫九段が該当します」《saku-sakuさん》。 現行の昇段規定は、タイトル獲得、タイトル挑戦、竜王戦・順位戦での昇級と実績、全棋士参加棋戦で優勝、昇段後の勝利数などによって昇段が決まります。また、フリークラス棋士と引退棋士の昇段