【橋下維新】橋下徹次期大阪市長は12日、庁内外を対象に実施する区長公募について、24区一括ではなく、各区単位で募集を行う考えを明らかにした。庁外からの応募は組織のマネジメント経験などを条件にする一方、庁内からの応募は、課長級以上を対象にするとした。応募がないなど、特定の区で合格者が出ない場合は従来通り一般行政職員を配置。その場合は予算裁量権などは強化しない方針だという。 橋下氏はこの日、総務局などとの協議を実施した後、報道陣の取材に応じた。区長公募は区の課題と対処法についての小論文の提出を求める。1次選考の段階から橋下氏と外部委員が選考に加わるとしている。 区単位で募集を行うため、応募者が集まらないケースも想定されるが、合格者がいない場合は従来通り市職員を任用。公募区長との混在については「住民にどちらがいいのか考えてもらい、公募区長に応募してくれたらいい」と述べた。 現在の区長は局長