約1年前の東京都知事選で434万票近い選挙史上空前の得票を記録し、9月に2020年東京五輪招致を成功させて満面に笑みを浮かべた東京都知事・猪瀬直樹が窮地に陥っている。 医療法人「徳洲会」グループからの資金提供に関する説明が疑問を増すばかりなのに加え、普段の言動が敵を作り「四面楚歌」(都選出自民党議員)の状態だ。年内にも退陣に追い込まれ「1月に東京都知事選」という観測すら浮上している。 説明のたびに疑問増すアリ地獄 徳洲会の猪瀬に対する資金提供問題は11月22日、朝日新聞朝刊で「徳洲会、猪瀬氏側に5000万円 都知事選前 強制捜査後に返却」と報じられたことに始まった。この記事によると、猪瀬は取材に「わたしはまったく関知しない」「知らないと言ったら知らない」と全面否定した。 しかし、同日午後1時すぎ、報道陣とのぶら下がりインタビューで受領を認め、「資金提供の形で応援してもらうことになった」と釈
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