旧約聖書にも登場し、平和の象徴でもある「ハト」。 大都市には必ずと言っていいほど、生息しているが、 車に、ひかれてしまうことも少なくない。 とはいえ、それは時に、ひいた側が逮捕される事態に発展する。 警視庁によると、 「動物であっても傷つける行為については、厳正に取り締まる方針」 としている。 先日、ハトをひき逃げしたとして、タクシー運転手の男が送検された。 東京都庁近くのオフィス街の道路で、ハトの群れに突っ込み、 カワラバト1羽をタクシーでひき殺した鳥獣保護法違反の疑い。 近くにいた通行人がアクセル音を聞き振り返ると、タクシーがハトをはねていたので、通報。 当時、車の速度は時速60kmほど。 その後、警視庁が防犯カメラなどを操作する中で、男の逮捕へとなった。 警視庁からの依頼を受け、死んだハトは獣医による解剖が行われ、 死因は「外傷性ショック死」と特定された。 警察は逮捕理由のひとつとし
