マイクロソフトは先週、AIボット「Tay(テイ)」をツイッターで公開した。本来は若者風の会話ができることが売りだったが、「クソフェミニストは地獄で焼かれろ」「ヒトラーは正しかった」といった問題発言を連発したために、マイクロソフトはTayを緊急停止して謝罪した。 この出来事の直後、マイクロソフトCEOのサティヤ・ナデラは開発者向けカンファレンス「Build 2016」でがチャットボットへの取組みを全面的にアピールした。ナデラは、チャットボットにデジタルアシスタントの「コルタナ」や人工知能を組み合わせた”conversations as a platform(会話プラットフォーム)”の開発に全社を挙げて注力していくとした。これが実現すれば、人とコンピュータやスマートフォンとの関わり方が変わり、ボットに話しかけるだけでピザを注文したり、ウーバーの配車を依頼したり、ホテルを予約することができるよう