英政府は7月31日、ロシアの反政権活動家で英国籍も持つジャーナリストがロシアの国家反逆罪などで懲役25年の実刑判決を受けたことに絡み、関与した裁判官や検察官ら6人を資産凍結などの制裁対象にしたと発表した。モスクワの裁判所が同日の上訴を棄却したことを受けた措置。 活動家はウラジーミル・カラムルザ氏。英政府はロシアに即時釈放を要求している。クレバリー英外相は「ロシアで人権や表現の自由が完全に軽視されていることが浮き彫りになった」と指摘した。 カラムルザ氏はロシアのウクライナ侵攻を公然と批判し、軍に関する虚偽の情報を拡散したなどとして逮捕、起訴され、今年4月に実刑判決を受けた。(共同)
![英、ロシア裁判官らに制裁 反政権活動家の上訴棄却で](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e73c71ddb4c8816574776ada0fac231a2b9afa3f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2F_nl6B7O3Eodh0S7I8QmLMxF7Kz0%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%28560x292%3A570x302%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2F6UADDGK6GZIFDGGFVLC4PEP5FE.jpg)