元卓球女子日本代表で五輪メダリストの福原愛さんの長男連れ去り問題が話題になったばかりだが、同じような問題はほかにも起きている。10日、東京地裁で食品大手「ミツカン」を相手に創業家次女と結婚していた元娘婿が損害賠償請求をした訴訟の判決が出た。元娘婿は長男と引き離されたと主張。一体どうしたというのか。 元娘婿の中埜(なかの)大輔氏はミツカンに対して異動命令や解雇が無効だとして損害賠償請求をしていたが、東京地裁は請求を棄却した。判決後の会見で大輔氏はぼう然とした表情で、「判決の内容は極めて不当。徹底的に戦う」と控訴すると話した。 そもそも元娘婿とミツカンの間に何があったのか。ミツカンは「味ぽん」で有名な食品メーカーで1804年創業。愛知県半田市に本社があり、創業家の中埜家が同族経営してきた。 大輔氏が中埜家に婿入りしたのは2013年のこと。中埜家次女とのお見合い結婚がきっかけだった。大輔氏は「私