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ブックマーク / ameblo.jp/993c4s (2)

  • 『「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」を読了』

    「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」、池尾和人、池田信夫共著を読了。 ちなみに私は池尾先生には大学時代金融論を教えていただき、先生の授業によって金融業への興味をかき立てられてこの業界に入ったので、大変お世話になった恩人と言っても過言ではない。 このは基的に良著なのだが、実際に実務に関わっている人間から言わせていただくと、今回の金融危機を引き起こしたいくつかの重要な点が抜け落ちている、ように思われる。 揚げ足をとるのが目的ではないが、「マスコミや政策担当者はちゃんと経済学を理解してもらわないと困ります(池田氏)」と書中ではっきりとおっしゃっているので、政策提言される学者の方にもしっかり金融実務を理解して頂くために質的でないことも含めて指摘しようと考えます。 違う言い方をすると、このお二方に対する私個人の期待値が極めて高いので、若干揚げ足取りになるようなことも言わ

    『「なぜ世界は不況に陥ったのか 集中講義・金融危機と経済学」を読了』
  • 『「ルポ 貧困大国アメリカ」における情報操作』

    「ルポ 貧困大国アメリカ」、堤未果著 、をしばらく前に読了したのだが。 黙っていようか、とも思ったのだが。 やっぱり、黙っていられなくて。 指摘することにします。 かなりひどい情報操作。 「新自由主義が貧困の拡大をもたらす、その典型例がアメリカで、その現実を直視して日もその轍を踏まないようにしよう」というのが書の主張。 プロローグで、「サブプライムローンが払えず家を追い出され莫大な借金だけが残った」と感情的に書かれていて。 この著者は、アメリカのモーゲージのノンリコース性を全く理解していない、困った人だな、と最初に感じて。 (ご存じだと思いますが、ノンリコース性の説明についてはこちら みてください) ちょっと慎重になって、データ出典等を注意して読み進んでいくうちに。 あまりに露骨に、統計データを自分の都合よく解釈しようとしていることを、発見してしまった。 これは、確信犯でしょ…。 一番

    『「ルポ 貧困大国アメリカ」における情報操作』
    sarutoru
    sarutoru 2008/06/02
    11%増加の記述は英語元記事があるかも、1刷P128に疑問があり(後に誤植と判明)気になり元記事を調べると http://www.businessweek.com/magazine/content/01_21/b3733064.htm ←この記事同様、英語では例示した数字を基点に変化を表すこと多し
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