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ブックマーク / bookplus.nikkei.com (5)

  • 小川哲「今のSNSは主張なき人々の極論がインフレする魔境状態」

    日経BOOKプラスに掲載されている記事、、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。

    小川哲「今のSNSは主張なき人々の極論がインフレする魔境状態」
  • 河野龍太郎 社会保障改革が非正規雇用を増やした

    「河野龍太郎の『成長の臨界』を考える」第1回は、社会保障政策をテーマに『福祉国家』(デイヴィッド・ガーランド著)を取り上げます。2000年代、少子高齢化が進む日では、社会保障費が膨張。政府は消費税の増税を見送る代わりに、財源確保のため被用者の厚生年金保険料を大幅に引き上げました。しかし、その余波で企業は非正規雇用を増やし、完全雇用でも消費が低迷する原因となりました。我が国の社会保障政策の問題点を知る上で書は大いに参考になります。 経済学だけでは対処できない なぜ、日は長期停滞に陥っているのか。どうすれば脱却できるのか。それが拙著 『成長の臨界 「飽和資主義」はどこへ向かうのか』 (慶応義塾大学出版会)の最大のテーマです。 考えられる要因は多々あります。グローバル経済による貿易の影響。日人の働き方が変わったことによる所得分配のゆがみの影響。社会保障制度が時代の変化に対応できていない

    河野龍太郎 社会保障改革が非正規雇用を増やした
  • 「目からうろこ」だった、家父長制への異議申し立ての書

    世界中から依頼が絶えない超人気建築家、隈研吾氏の人生の血肉となった、2冊目は、上野千鶴子の『家父長制と資制』。家父長と専業主婦の共犯関係で資制が成立しているという主張に、大いにうなずく。建築もその資制の罠に組み入れられている、と自覚する契機となった。 梅棹さん、上野さんとシンポジウム登壇 前回、僕の3冊の1冊目として、梅棹忠夫さんの『サバンナの記録』を挙げました。実は生前の梅棹さんと、お目にかかったことがあります。1993年に、梅棹さんが館長を務めておられた国立民族学博物館のシンポジウムに、社会学者の上野千鶴子さんと一緒に登壇させていただいたのです。 その8年前の85年、ニューヨークのコロンビア大学留学中に、単行デビュー作となる『10宅論』(ちくま文庫)を書きました。バブル前夜に日で流行していた住宅様式について、「清里ペンション派」「カフェバー派」というように、勝手な呼び名を与

    「目からうろこ」だった、家父長制への異議申し立ての書
    sarutoru
    sarutoru 2022/06/06
    >アンチ20世紀とはつまり、資本制と近代家族の共犯関係への反感です
  • 小泉悠 ウクライナの穀物が標的? 核と生物兵器の危機再び

    「冷戦期に旧ソ連でどんな議論が交わされていたかを知る意味が増しています」。東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠さんは、ロシア専門家であるとともに、「軍事オタク」を自称する戦争研究者でもあります。その小泉さんに現代の戦争を理解するためのを挙げてもらいました。第1回は『死神の報復 レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(上)(下)』です。このシリーズは4回連続で公開します。 第2回は5月16日 、 第3回は5月17日 、 第4回は5月18日 です。 綿密取材に基づく大著 ロシアウクライナ侵攻で、「ロシアが核兵器を限定使用するのでは」「生物兵器を使うかもしれない」「プーチンが死んだら自動報復システムが作動する」といった説が出ていますね。それが現実のものとなるのかどうか、今回紹介する 『死神の報復 レーガンとゴルバチョフの軍拡競争(上)(下)』 (デイヴィッド・E・ホフマン著/平賀秀明訳

    小泉悠 ウクライナの穀物が標的? 核と生物兵器の危機再び
    sarutoru
    sarutoru 2022/05/17
  • 小泉悠 戦争のできない21世紀にロシアが始めた「古い」戦争

    「21世紀にはもう格的な戦争は起きないと思われていたのに、ロシア戦争を始めてしまいました」。東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠さんは、ロシア専門家であり、「軍事オタク」を自称する戦争研究者でもあります。その小泉さんに現代の戦争を理解するためのを挙げてもらいました。2冊目は『戦争の変遷』(マーチン・ファン・クレフェルト著)です。 <第1回「小泉悠 ウクライナの穀物が標的? 核と生物兵器の危機再び」から読む> そもそも戦争とは何か ロシアウクライナ侵攻を目の当たりにして、「この21世紀にこんな戦争ができるのか」と驚いた人も多いでしょう。米ソの冷戦時代以降、「核兵器が存在している以上、国家と国家が全力でぶつかり合う戦争はできないのでは」と思われていました。 ところが、今まさに我々が見ているのは、ロシアが核保有の超大国としての脅威を示しながら西側諸国を抑止し、戦争を行っている

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    sarutoru
    sarutoru 2022/05/17
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